ハーモニカデュオによるコンサートイベントのチラシデザインです。
ボサノヴァやクラシックなどのイベントとなると、落ち着きや高級感が好まれやすい傾向にあります。同時にそういったデザインがやや敷居を高くしている面もあります。今回のイベントは気軽に音楽と親しんでいただく意味も込め、柔らかでどこか可愛いイメージに仕上げています。
アーティストたちの魅力を伝える親密さのある写真
このチラシは、ハーモニカデュオの音楽性と人柄を伝える写真で構成されており、イベントに対する期待感を掻き立てます。それぞれの表情と姿勢からは、彼らの芸術への献身と、観客との繋がりを大切にする姿勢が読み取れます。柔らかい照明とバーの背景は、ライブ音楽の雰囲気を呼び起こし、観客が直接その場にいるかのような親密感を与えます。
迫力を感じさせるビジュアルと色彩のコントラスト
チラシの背景デザインは、光と影を用いたダイナミックな視覚効果で、音楽のリズムとエネルギーを表しています。光沢のある素材感と深みのある色使いは、夜のコンサートの華やかさを際立たせ、イベントの盛り上がりを予期させる効果を持っています。この明るいデザインは、ハーモニカの音色が生み出す豊かなライブ空間を象徴しており、読み手の興味を引きつけます。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
全体的に温かで、優しい神聖な雰囲気を感じるチラシデザイン
黒と白、二色のリボンのような、羽のようなものが柔らかく重なって、新しい色と雰囲気を作り出しているのが、とてもドラマティックだと思いました。重なった部分が温かく光り輝き、そこから何か、神秘的で、幻想的な結晶の原石が生まれていますよね。口笛とハーモニーのコラボによって、誰もが知っているクラッシクのナンバーやボサノバが、このチラシデザインのように新しく生まれ変わってくれるに違いない、という予感を感じさせてもらえます。全体的に温かで、優しい神聖な雰囲気もありますよね。配色や、ギミックだけではなく、ポラロイド風に写真が置かれているというのも、とても温かみがあるように見える理由のひとつではないかなと思いました。
裏面も、奥行きのあるメロディラインがイラストで再現されていて、モノクロの紙面の中に華やかさが感じられます。紙面の中から、音色が聴こえてきそうな雰囲気があります。アーティストのみなさんの写真、情報も綺麗にまとめられているのが良いなと思いました。当日、ハーモニカ、ピアノ、ベース、口笛が、どんな風に折り重なるのかを想像して、楽しみになってきます。アーティストの皆さんに親しみを感じられると、どんな音楽を聴かせてもらえるのかがより楽しみになりますよね。そういう親近感も感じられるチラシデザインだと思います。
VOICE ※第三者による感想です
演奏者や日程などの必要情報がそつなくまとまっていますね。
コンサートを行う場合には、できる限り多くの人に宣伝しなければいけませんので、いろいろな宣伝ツールを使用します。宣伝ツールの中にはインターネットや雑誌などもよく用いられていますが、ポスターも配布されることが多いでしょう。街中にチラシを配布することも多いのですが、このような場合に重要視されるのが、どのようなデザインになっているのかという点です。ただ文字が書かれているだけではインパクトにかけますし、写真やイラストばかりでも宣伝効果が薄くなります。
このチラシデザインを見ると、表面の上部には写真が載せられていますが、どのような人が出演するのかが分かることはとても重要です。しかも真っ先に人が目を通す部分なので、ここに写真を載せるというのは効果的でしょう。下部には日時と料金が書かれているのですが、この時点で興味が無くならないように、場所の説明や問い合わせ先は裏面に明記されています。内容をきちんと読んでもらうための工夫が随所に見られます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。