ジャズコンサートの上質感のある大人の香りのするフライヤーデザインです。
ジャズコンサートのグッと上品な香りが漂うイメージを琥珀色のデザインで表現しています。女性も含め、幅広い年齢層にアピールできるように、装飾はオシャレに仕上げました。内容を読む前から、琥珀色の上質な雰囲気のチラシデザインはイベントのクオリティーを伝えてくれるようです。チラシの情報量は多めですが、背面の繊細な装飾としっとりした色彩が、ごちゃごちゃとした印象を感じさせません。
ジャズを反映したエレガントな調和
このフライヤーは、ジャズピアニストのコンサートを象徴する洗練されたデザインで構成されています。背景には、深みのある色調と質感が用いられ、ジャズの音楽が持つ豊かな歴史と文化を感じさせます。特に、曲線的な装飾文字とクラシックなタイポグラフィの使用は、イベントの上品で独特な雰囲気を醸し出しています。
パフォーマーの魅力を引き立てるビジュアル
ピアニストとその共演者たちの写真は、彼らの表情や姿勢から漂うオーラを捉えており、見る者を音楽の世界へと誘います。写真は各アーティストの個性を際立たせつつ、フライヤー全体のトーンと調和していることで、統一感を保ちながらも各セクションの独自性を損なっていません。
デザイナーの振り返り
■ シックに仕上げつつも、簡素な感じや安っぽさがある仕上がりにはしたくなかったので、背面は間接照明で照らされているようなオシャレで落ち着いたデザインにしています。
■ 文字の要素が多いため、可読性に注意しました。大きすぎても紙面全体が過密になって見づらいため、バランスに気をつけています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
伝統的で、プロフェッショナルな雰囲気がするチラシデザインだと思いました。
背景にうっすらと見えているゴールドの飾りは、曲線的な滑らかな動きをしていて、どことなく自由な感じがします。けれども堂々としていて、そこには長い歴史の中で積み上げられた伝統的なリズムもあるように思えました。そのリズムを大切な土台にしながら、現代風なアレンジを加えて、自由で新しいリズムを創り出し、奏でている、という感じがします。
ゴールドの流線が、指揮者の降る指揮棒の軌跡のような、抑揚のある音楽そのもののように見えるのです。ゴールドとブラウンの組み合わせは、高級感も感じさせてくれますよね。それから、チラシの上部、中央からほんのりと温かな光がチラシを照らしてくれています。まるで、ステージの真上から、ステージ上の演奏者を柔らかく照らす温かな照明のようです。この公演を観に行けば、そういう質の高い、温かな音楽を楽しむことができる、という感じが伝わてくるように思いました。縦に四つ並んだ、出演者の写真もひとつひとつがアーティスティックで、どこか余裕を感じる色っぽいものですよね。きれいに並べることで、この色気がぐっと引き立てられているように思いました。
VOICE ※第三者による感想です
上品にコンサートの魅力を伝えるフライヤー
日本全国でいろいろな音楽のコンサートが行われているのですが、音楽のイベントとは言っても、さまざまなジャンルが存在しています。このチラシデザインで宣伝されているのはジャズになっているのですが、ジャズと言えば明るいだけではなく、上品な感じもある音楽だと言えるでしょう。そのため、背景は暗くしてありますし、光が当たる感じもかなり抑えられていますが、このようにすることで、より上品で渋い感じに仕上がっています。開園時間や料金などもきちんと明記されていますし、誰が出演するのかも写真とプロフィール紹介があるのですぐにわかります。
少々文字が小さくなっていますが、ジャズが好きな人の年代は幅広いので、できればもう少し文字を大きく明記するともっとよくなるでしょう。開催日や時間、料金など重要なところは比較的文字を大きくしているので読みやすくなっています。チラシ真ん中に書かれている装飾品のような背景が統一感を出し、さらに豪華な感じを出しているのは高評価です。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。