英文字で作るロゴデザインについて:ロゴタイプと欧文書体の浅堀り
普段の生活空間を見まわしてみると、アルファベットがあふれていることにあらためて気づかされます。その中にかなりの割合で含まれているのは、企業や店舗、プロダクト、サービスのブランド名やロゴです。 この記事を読んでいるデジタル…
普段の生活空間を見まわしてみると、アルファベットがあふれていることにあらためて気づかされます。その中にかなりの割合で含まれているのは、企業や店舗、プロダクト、サービスのブランド名やロゴです。 この記事を読んでいるデジタル…
お気に入りのフォントはありますか。大好きというほどではないけれども、つい選んでしまうフォントがあるかもしれませんね。プロのデザイナーでなくても、プレゼンにはこのフォントがピッタリだとか、この書類にこのフォントはもうひとつ…
空港や駅で、行き先案内の表示が読みにくかったら大変なことになります。3番ゲートと8番ゲートを読み間違えると乗り遅れてしまうかもしれません。福島行きと思ったら徳島行きだったなんて大ショックです。サインシステムの書体は、視認…
本当はどう読むのかわからない、モヤモヤ書体名リストの筆頭かもしれません。「エイリアル(Arial)」と聞いて、「あぁ、ヘルベチカのアレね」と書体ヘルベチカを思い浮かべるのは、業界に身を置いているか、書体マニアでしょう。 …
書体ギル・サンズは「イギリスのヘルベチカ(Helvetica of England)」と言われることもあります。英国を代表する彫刻家で書体デザイナーのエリック・ギル(Eric Gill)が生み出しました。サンセリフ体のな…
セリフが細く直線的で、ストロークの太さのコントラストが強い書体ディド(Didot)は、優雅さと繊細さを兼ね備えています。ファッション、美容、音楽関連のメディアやブランドと相性が良い書体です。 産業革命によってもたらされた…
極太で読みやすいだけでなく、文字幅が狭いため、限られたスペースに多くの文字を入れられる書体。それがインパクト(Impact)です。主にポスターや広告の見出し用途のために開発されました。ボールド・コンデンスのサンセリフ書体…
・Specimen of the typeface DIN 1451.(CC BY 3.0) 日本の「JIS」に相当する、ドイツの工業規格「DIN」を名前に持つ書体DINは、無駄のないシンプルなサンセリフ体です。基本的に…
約2千年前のローマ帝国時代に建てられた石柱に美しい文字が刻まれていました。それをデジタルフォントで再現した書体がトレイジャン(Trajan)です。米アドビ(Adobe)社のデジタル書体シリーズ「Adobe Origina…
数年後に生誕100周年を迎えるサンセリフ書体「Futura(フーツラ)」は、いまでも多くのひとを引きつけます。「Futura」という名前は「未来」を意味するラテン語です。生まれてから1世紀たった現在も、そのモダンなデザイ…