プロとしての価値を守るためにやめたい「原価を割る仕事」
デザインという仕事を通じて遭遇する様々な問題の中でも、特に気をつけたいのが「原価を割る仕事のリスク」です。この問題は一見美談に思えるかもしれませんが、実際にはプロとして仕事を進めていく上で大きな問題となります。原価を割る仕事の本質原価を割る仕事について考える時、「
マルチタスクは苦手だけど、それを自分の強みに。
僕はあることを白状しないといけません。それは、マルチタスクが本当に苦手だということです。ハッキリ言ってしまうと、複数のことを同時に考えて、それを同時に遂行する能力は僕にはまるでありません。よく言われるような「器用な人」の定義からは程遠い存在です。大混乱のアルバイト時代
「自分で選んだ道なんだから、弱音は禁止」という謎理論。
「自分で選んだ道なんだから、弱音は禁止」というニュアンスの言葉を見聞きすることがあります。もちろん、自分が選んだことには責任を持つべきだという考え方は分かります。ただ、弱音を吐くことすら許されないというのは、ちょっと疑問が残るところです。挑戦を躊躇させる言葉
新型コロナ騒動3年目突入で、デザインの仕事はどう変わっていったか。
これまでの2年間は緊急事態宣言や自粛を耐えつつも、有り難い事に色々なお客様からデザインの仕事をいただき、従業員と共に繋いできた2年だったと思います。このコロナ禍の中で感じたことは、人々はとても敏感に周囲の空気を察知しているということです。お客様からの問い合わせ数はコロナに関するニュースや感染
Unsplashのライセンスでモヤる部分があったので直接聞いてみました。
事務所で行う普段の仕事では、有料のストックフォトサービス(Adobe Stock / Shutterstock / PIXTAなど)を利用していますが、サービスの一部で無料素材の配布を行っていまして、そこにUnsplashの素材を活用しています。多くのデザイナーさんはご存知かと思いますが、U
ずっと同じデザインの仕事で安泰は難しいと思う話。
不思議と色々な仕事が舞い込むタイミングというものがあります。僕はクラブミュージックが好き(ElectroやHouse等)で大学の頃からクラブに遊びに行っていました。デザイナーになってからも、タイミングが合えば朝まで音楽に身を委ねることもありました。意識
創造力だけじゃなく、想像力も大切にしたい。
みなさま、あけましておめでとうございます!仕事始めはAdobeさんの年賀アートワークでした。Adobeさんとは最近縁が多く、色々と制作に関わらせていただいています。僕はデザイナーとして特別優秀ではないのですが、そんな自分でも割と大きな規模の仕事を任せていただくこと
「安い=悪い」という方便はもう使えない。
WEBサイトやクラウドソーシングを介して、安価にデザインや写真撮影などのクリエイティブな業務を依頼できるようになり、もう何年くらいになったでしょうか。ランサーズの創業が2008年ですので、もう10年くらいになりますね。すっかりビジネスとして定着していると思います。
会社員デザイナー時代はどんな感じだったのか。
フリーランスのデザイナーとして働く前は、会社員デザイナーとして働いていました。2回転職をしているので、3社経験している事になります。僕は現在、デザイン事務所を運営していますが、いきなりフリーランスになっていたら全く上手くいかなかったと思います。過去の会社にコネがあるとか、そういうことではあり
デザイナーとしての優秀さは、フリーランスの成功とは直結しないと思う。
フリーランスとして独立した経緯は人によって様々だと思います。上手くいっている方、苦戦している方、様々ではないでしょうか。デザイナーは独立開業に伴う準備資金が他の業種に比べて安いため、簡単に独立することが出来ます。悪く言えば"安易"に独立できてしまいます。独立するということ