「デザインが好き」だけじゃ続かない? デザイナーの働き方と、僕たちが失っているもの
デザインの世界って、キラキラして見えますよね。「好きなことを仕事に!」という夢を抱いて、この業界に飛び込んできた人も多いと思います。僕自身、モノづくりが好きで、自分のアイデアが形になる瞬間に大きな喜びを感じています。クライアントに喜んでもらえたり、世の中の役に立っている実感を得られたりするのは、デザ
強いから独立したんじゃない。「弱さ」を受け入れて見つけた、自分らしい働き方
キャリアについて考えるとき、多くの人は自分の「強み」をどう活かすか、どう伸ばしていくかに焦点を当てるかもしれません。「〇〇が得意だから、この道に進もう」「このスキルを磨いて、専門家になろう」といった具合に。もちろん、それはとても大切なことです。でも、僕の場合は少し違いました。独立して自分の力
「ズボラ」を楽しもう──『#ズボラPhotoshop』が生まれた理由
僕はこれまでさまざまなクリエイティブ関連の書籍を読んできましたが、ひとつ大きな気づきがありました。それは、「丁寧に学べる良書はたくさんあっても、ズボラでも気軽に始められる本って案外少ない」ということです。そこで、自分の経験を活かして「短時間で試せて、楽しさが先に立つようなPhotoshopレシピ集」
未来は「積み重ね」でできている。今日、ちょっとだけ頑張ってみませんか?
ふとした瞬間に、「将来どうなっているかな」なんて考えること、ありますよね。数年後の自分はどんな仕事をして、どんな生活を送っているんだろう…みたいに。なんとなく、良い未来が待っていると期待したり、逆に漠然とした不安を感じたり。でも、その「将来」って、どこか遠い未来の話のように感じませんか? ま
地味だけど、すごいこと。「誰でもできること」の価値をデザイナー目線で考えてみた
「誰も思いつかないような、すごいアイデアを出したい!」「歴史に残るような、画期的なデザインを生み出したい!」クリエイティブな仕事をしていると、そんな風に「誰にもできない特別なこと」に憧れる瞬間って、ありますよね。もちろん、デザイナーに限らず、どんな分野でも、オンリーワンの存在や突き抜
「順調?」だけじゃ見えないこと – チームの空気を変える、ちょっとした声かけの工夫
日々の仕事の中で、チームメンバーや後輩、あるいはクライアントに対して「最近どうですか?」「順調ですか?」と声をかける場面は多いですよね。相手の状況を知り、円滑なコミュニケーションを図るための大切な一歩だと思います。でも、この「順調ですか?」という問いかけ、実は少しもったいない使い方をしている
「忙しいけど儲からない」を防ぐ価格設定の考え方
フリーランスとして、あるいは自分の事業としてデザインの仕事をしていると、多くの人が一度は「価格設定」の壁にぶつかるのではないでしょうか。僕も独立したての頃は、自分のスキルや提供する価値に対して、いくらが適正なのか、本当に悩みました。特に、会社員から独立した場合、時間の感覚が大きく変わりますよ
「フリーランス vs 会社員」論争に物申す!働き方より大切な、”たった一つのこと”
SNSなどを見ていると、定期的に盛り上がるテーマがありますよね。そう、「フリーランスと会社員、どっちがいいの?」問題です。「フリーランスは自由だけど不安定」「会社員は安定してるけど不自由」といったステレオタイプな比較から、「こんなはずじゃなかった…」というリアルな悩みまで、いろんな意見が飛び
「自分の物差し」で他人を測らない ~戦士と村人に学ぶ価値観の多様性~
世の中には、様々な働き方や生き方がありますよね。リスクを恐れず新しい道を切り拓こうとする人がいる一方で、安定した環境で着実に自分の役割を果たしたいと考える人もいます。僕は時々、前者を「荒野を行く戦士」、後者を「村で暮らす人々」に喩えて考えることがあります。どちらが良い・悪いという話ではありま
「上手い」だけが正義じゃない。僕がデザイナーより「事業者」として評価されたい理由
突然ですが、僕は自分のことを「デザイナーとして普通だな」と思っています。もちろん、プロとしてお仕事をさせていただいている以上、一定レベルのスキルや知識は持っているつもりです。でも、世の中には息をのむほど美しいデザインを生み出す人や、革新的なアイデアを次々と形にする人がたくさんいます。正直、そういう方