挑戦者を悩ます「どうせ失敗する」の声 〜 その正体と付き合い方
何か新しいことに挑戦するとき、ワクワクする気持ちと同じくらい、もしかしたらそれ以上に「うまくいかなかったらどうしよう」という不安が頭をよぎること、ありますよね。僕もデザインの仕事をしていると、新しい表現や技術に挑戦する場面がありますが、いつも上手くいくわけではありません。むしろ、試行錯誤の末に「これ
「初志貫徹」よりも大切なこと。学び続ける人が持つ柔軟性。
皆さんは、過去の自分の発言や考え方に対して、「あれ、今と言ってることが全然違うな…」と感じた経験はありませんか? 特に、自分で事業を立ち上げたり、何か新しいことに挑戦していると、周りから「前はこう言ってたのに」と指摘される場面もあるかもしれません。日本では特に「一度言ったことは貫くべき」「初
地味だけど、すごいこと。「誰でもできること」の価値をデザイナー目線で考えてみた
「誰も思いつかないような、すごいアイデアを出したい!」「歴史に残るような、画期的なデザインを生み出したい!」クリエイティブな仕事をしていると、そんな風に「誰にもできない特別なこと」に憧れる瞬間って、ありますよね。もちろん、デザイナーに限らず、どんな分野でも、オンリーワンの存在や突き抜
「順調?」だけじゃ見えないこと – チームの空気を変える、ちょっとした声かけの工夫
日々の仕事の中で、チームメンバーや後輩、あるいはクライアントに対して「最近どうですか?」「順調ですか?」と声をかける場面は多いですよね。相手の状況を知り、円滑なコミュニケーションを図るための大切な一歩だと思います。でも、この「順調ですか?」という問いかけ、実は少しもったいない使い方をしている
「上手い」だけが正義じゃない。僕がデザイナーより「事業者」として評価されたい理由
突然ですが、僕は自分のことを「デザイナーとして普通だな」と思っています。もちろん、プロとしてお仕事をさせていただいている以上、一定レベルのスキルや知識は持っているつもりです。でも、世の中には息をのむほど美しいデザインを生み出す人や、革新的なアイデアを次々と形にする人がたくさんいます。正直、そういう方
「正論」という名のパンチ? コミュニケーションを壊さないために考えたいこと
「正論」って、言葉だけ聞くと「正しい意見」のはずなのに、なぜかモヤモヤしたり、時には深く傷ついたりすることがありますよね。今日はこの「正論」との付き合い方について、僕なりに考えていることをお話ししたいと思います。「正論パンチ」って、どんな状況?皆さんの周りにもいま
失敗を共有する為に毒キノコを試食する必要はない
僕たちは誰しも、一度や二度は「やってしまった」と頭を抱えるような失敗を経験していると思います。もちろん、失敗から学ぶことは大きいですし、実際に痛い目を見なければわからないことも多いでしょう。ただ、だからといって部下や後輩に同じ“毒キノコ”を食べさせてまで失敗を体験させる必要があるのかと言われ
誰よりもトロくて要領が悪い僕が、煉瓦を積むように積み上げてきたもの
僕は学生時代、本当にトロくて要領が悪かったです。クラスの中でも一番遅いし、みんなが当たり前にこなしていることでもドジを踏んでしまう。今でもそうかもしれません。何をやるにしてもスマートにやり遂げるなんて難しくて、失敗だらけ。だからこそ、僕はコツコツと“煉瓦を積む”ように毎日の小さな行動を重ねてきました
何年後も続けられるサービスって、なんだか素敵だ。
サービスの“良さ”ってどこにある?僕は仕事柄、いろいろなサービスに触れる機会があります。たとえば飲食店だったり、オンラインで提供されるコンテンツだったり。そんなときによく「良いサービスって何だろう?」と考えることがあります。接客が気持ちよかったり、商品が魅力的だったり、もちろんそれらも「良い」と
新人だからこそ「ここにいてほしい」と思わせる工夫
新人時代は誰だって不安だらけ。現在はフリーランスのデザイナーとして活動していますが、以前は会社員のデザイナーとして新人だった時期がありました。あのころは何もわからず、スキルも経験もない状態で、「このまま埋もれてしまうんじゃないか」と不安ばかり感じていました。世の中、いきなり新人が大活躍す