visual creation

写真・画像加工・ビジュアル制作 by TOMMY GRAPHICS

写真加工・ビジュアル制作のポートフォリオ

主に非商用のプロジェクト・写真やCG素材を使った遊びを中心に、写真加工・ビジュアル制作に纏わる作例を掲載しています。息抜き程度のものも含め、雑多に掲載しています。制作にはAdobe Photoshopを使用しています。

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非商用プロジェクトから広告利用まで広がる創作の魅力

現代のクリエイティブシーンにおいて、写真加工やビジュアル制作は欠かせない要素となっています。SNSやWebメディア、広告物、さらにアート作品など、あらゆる場面で高品質のビジュアル表現が求められるようになりました。とりわけ、Adobe Photoshopをはじめとする画像編集ソフトが格段に進化し、個人レベルでも独創的な作品を生み出しやすい環境が整いつつあります。

 


 

写真加工・ビジュアル制作とは?

— 基本概念と背景

写真加工・ビジュアル制作は、その名のとおり「写真やCGなどの素材をもとに、様々なエフェクト・合成・装飾を施し、新たなビジュアルを作り出す技法」を指しています。写真におけるレタッチや合成、グラフィックデザインの一環としての制作など、用途や規模は多岐にわたります。

  • 写真加工:主に実写写真に色調補正や切り抜き、合成などの調整を行い、別のシチュエーションやイメージを作り出すプロセス。
  • ビジュアル制作:写真に限らず、イラストやCGなどの様々な素材を取り入れ、ロゴ・テキスト・アイコンなどの要素を組み合わせながら作品全体の世界観を構築する活動。

かつては高度な専門技術や高価なソフトウェアが必要とされましたが、現在ではAdobe Photoshop のように多機能でありながら直感的にも操作できるツールが普及し、個人のクリエイターでも高品質な作品を作ることが可能になっています。

— 非商用プロジェクトと遊び心

私が公開しているポートフォリオでは、非商用のプロジェクトや写真・CG素材を使った「遊び」の作例も紹介しています。純粋な発想や好奇心から生まれた実験的なビジュアルもあり、自由な発想で制作したものが多いのが特徴です。

  • たとえば、「息抜き」として行った簡易的なコラージュが意外に面白い仕上がりになったり、写真素材とCG素材を組み合わせることで未来的な風景を生み出したりと、雑多で多彩な作品が含まれている のがこのポートフォリオの魅力です。
  • 非商用であっても、スキルアップや新たな表現方法のテストベッドとして機能することが多く、結果として思わぬヒントやアイデアが得られる ことも少なくありません。

こうした自由度の高い制作は、クリエイター自身の個性を磨く上でも大きな意味を持っています。商用案件では難しい試みや遊び心を活かし、試行錯誤を繰り返すことで、作品のクオリティを高める経験値にもつながります。

 


 

制作プロセス – アイデアから完成まで

— テーマの設定とリファレンス収集

  • テーマの発案
    「なんとなく○○な雰囲気の写真を作りたい」「CG素材を活かして近未来的な風景を表現したい」といった、ざっくりとした構想からスタートすることが多いです。明確なコンセプトがない場合でも、直感的に「面白そう」「美しそう」と思ったモチーフをメモしておきます。
  • リファレンス画像・素材集め
    具体的なイメージが湧いた段階で、参考になりそうな写真やイラスト、CG素材を探します。ストックフォトサイトや自分で撮影した写真、描きためたスケッチなど、幅広く素材を集めると、後々の合成時に「予想外の組み合わせ」が生まれることも。

— ラフデザインとレイアウト検討

  • 簡単なラフスケッチ
    紙に描いてもよし、Photoshopの中で仮配置してもよし。重要なのは、最初から完璧を目指さずに大まかなレイアウトや構図を試す ことです。
  • 要素の優先順位付け
    どのモチーフをメインに見せたいか、どの要素はサブ的なアクセントとして配置するか、視線の誘導を意識して整理します。多くの素材を詰め込みすぎると統一感が失われるので、必要に応じて「引き算」を行うのも大切です。

— 写真加工・合成

  • 切り抜きとマスキング
    Photoshopのペンツールやクイック選択ツール、レイヤーマスク等を使って合成する素材を切り抜きます。綺麗に輪郭を取るか、あえて荒々しい切り貼り感を残すかなど、作品のテイストによって使い分けます。
  • 色調・光の調整
    合成後、素材同士の色味がバラバラだと浮いて見えるため、トーンカーブやレイヤースタイル(オーバーレイ、スクリーン等)を駆使して雰囲気を合わせます。光源や影を意識する ことで、リアルさや統一感が増します。

— テクスチャやエフェクトの追加

  • ノイズ・グリッチの活用
    レトロ感やサイバーパンク感を演出する際には、ノイズやグリッチエフェクトが効果的。部分的にかけることで視線を誘導しつつ、作品の世界観を深められます。
  • レトロフィルム風の味付け
    ぼかしや色ずれ、粒子感などを組み合わせると、あたかも古いフィルム写真のような“アナログ感”を再現できます。テーマに合わせて強弱を調整しましょう。

 


 

写真加工・ビジュアル制作の活用分野

— 広告・マーケティング

ビジュアルの印象度が高まるほど、広告の訴求力 は格段に向上します。

  • 商品写真をドラマチックに演出したり、ブランドイメージに合わせたファンタジックな背景を合成したりと、クリエイティブな広告表現 に適した手法として写真加工が活用されます。
  • バナー広告やSNS広告、紙媒体のチラシ・ポスターなど、多様なフォーマットで応用可能。

— SNSコンテンツ・Webサイト

SNS投稿やブログ記事など、日々の情報発信でもビジュアルは重要です。

  • 一目でインパクトを与える画像を用意するだけでも、エンゲージメント(いいねやシェア) が高まる傾向があります。
  • Webサイトのキービジュアルやヘッダー画像として、ブランドやサービスの世界観を表現することも可能です。

— アパレル・ファッション関連

ファッションブランドのルックブックや商品写真に、ユニークな加工を施してブランド独自の世界観を打ち出す手法はよく見られます。

  • モデル写真をコラージュ風に仕立てたり、背景に抽象的なCGを合成したりと、多彩なバリエーションが考えられます。
  • Tシャツやバッグへのプリントデザインとして直接活かす例もあり、アパレルグッズの付加価値を高められます。

— 書籍・エディトリアルデザイン

書籍の表紙や雑誌の特集ページなどでも、魅力的なビジュアルが読者を引きつけるカギとなります。

  • 小説やエッセイのテーマに合わせて幻想的なイメージを合成したり、表紙全体をコラージュ風にデザインしたりと、物語性を感じさせる工夫 が行いやすいのも写真加工の強みです。

— アート作品・ギャラリー展示

純粋なアート作品として写真加工・ビジュアル制作を行うケースも多数あります。

  • 個展やグループ展での展示、アートイベントへの出展など、鑑賞用の作品としての価値を高める手段として注目。
  • デジタルアートとしてNFT(非代替性トークン)マーケットで販売する流れもあり、今後さらに領域が広がることが予想されます。

 


 

制作依頼への対応 – 広告物などの商用利用も歓迎

TOMMY GRAPHICSのポートフォリオは、非商用のプロジェクトや個人的な遊び心から生まれた作品が中心です。しかし、実際には商用利用に対応した制作も有償にてお引き受けしています。以下のような用途でのご依頼が可能です。

  • 広告ビジュアル・マーケティング素材
    Web広告、SNS広告、紙媒体のチラシやポスター、看板など、ブランドイメージの強化や商品販促に役立つビジュアルを制作します。
  • Webサイト・SNSコンテンツ用画像
    企業サイトのトップ画像やブログ用のアイキャッチ、SNS投稿用のオリジナル画像など、オンライン上の訴求力を高めるビジュアルを提供可能です。
  • 書籍・雑誌・表紙デザイン
    小説やビジネス書のカバー、雑誌の特集ページなど、インパクトのある見た目と読者の心を掴むデザインをお手伝いします。
  • その他、オリジナルグッズ・アパレル等
    Tシャツやステッカーへのプリント、イベント用のパネル制作など、多彩な形での利用に対応いたします。

もし広告物などへの利用に向けた制作依頼をご希望の場合は、ぜひお問い合わせください。

企画段階から具体的なデザイン案の構築、最終仕上げまで、一貫してサポートさせていただきます。

 


 

写真加工・ビジュアル制作のトレンドと展望

デジタル技術の進歩とともに、写真加工・ビジュアル制作の分野は日々新しいトレンドが生まれています。たとえば、昨今ではAIを活用した画像生成 の分野が急速に注目を集めており、Photoshopとの連携や新たなプラグインの登場が期待されています。

また、メタバースやAR(拡張現実)・VR(仮想現実)といった領域にも、ビジュアルデザインの需要が高まると予想されています。単純な2Dの写真合成だけでなく、3Dモデルや空間演出 の技術を組み合わせることで、より没入感のある体験をユーザーに提供できる時代がすぐそこまで来ています。

こうした新技術の波はありますが、最終的に大切なのは「デザインに込められたストーリー性や表現力」です。どんなに先進的なツールを使ったとしても、制作者の感性や発想が作品に反映されなければ、印象に残るビジュアルを生み出すことは難しいでしょう。従来から培ってきた写真加工・ビジュアル制作の基礎 を大切にしながら、新技術も柔軟に取り入れることで、さらに面白い作品やプロジェクトが誕生すると考えられます。

 


 

広告・プロモーションのビジュアルを検討中の方へ

  • 既存の素材や商品写真を最大限活かした合成・色調整
  • ブランドイメージに合った世界観の演出
  • 企画段階からのデザインアイデア提案

など、様々なニーズに対応しております。
「こんなイメージを作ってほしい」「商品の魅力をより印象的に見せたい」 などのご要望があれば、ぜひ気軽にご相談ください。

有償でのデザイン依頼にも対応しておりますので、広告物などへの利用に向けた制作依頼をご希望の場合は、お問い合わせください。

遊び心と技術力が融合することで、写真加工やビジュアル制作は無限の可能性を秘めています。「自分がワクワクするものを、相手にもワクワクしてもらいたい」 という想いが、作品の魅力を何倍にも引き上げてくれるはずです。自由な発想のもとで遊び心を大切にしながら、魅力的なビジュアルを生み出せるよう、私自身もこれからますます探究を続けていきたいと思います。

 

Software:

Adobe Photoshop