仕事が絶えない「フィーバータイム」の熱狂と、その先に待つ落とし穴
フリーランスとして活動していると、ありがたいことに、まるで何かのスイッチが入ったかのように、次から次へと仕事の依頼が舞い込んでくる時期があります。まるで「フィーバータイム」に突入したかのような、あの高揚感。アドレナリンがドバドバ出て、まさに無敵状態!なんて錯覚してしまうことも。ただ、この「フ
「この値段じゃ割に合わない!」を防ぐ。クリエイティブの価格設定と賢い提案方法
フリーランスのデザイナーやイラストレーターとして活動していると、多くの方が一度は悩むのが「価格設定」ではないでしょうか。特に、イラスト・デザイン制作のようなクリエイティブな作業は、かけた時間や労力、そして自身のスキルや経験といった目に見えにくい価値を、どう価格に反映させるかが難しいところです。
「海外のデザインはお洒落」は本当? 現地で感じたリアルと、日本のデザインへの新たな視点
「海外のデザインって、なんだかお洒落だよね」カフェでの会話やSNSのタイムラインで、そんな言葉を耳にすることがあります。確かに、ネットや雑誌で見かける海外のポスター、パッケージ、Webサイトなどは、洗練されていて、色使いやタイポグラフィが大胆で、なんだか「カッコいい」と感じるものが多いかもし
「あの仕事は上で、こっちは下?」そんな価値観、もう捨てませんか? – 多様な働き方とそれぞれの尊さ
普段、色々なデザインの仕事に関わっていると、ふとした瞬間に「これって、どっちが良い仕事なんだろう?」なんて考えてしまうことがあります。特に、同じ業界の中でも、働き方や仕事の内容が大きく違う人たちを見ると、無意識に比べてしまう自分がいることに気づきます。でも最近、それってあまり意味がないことか
「デザイナーになりたいのに、ポートフォリオがない」はなぜ問題か?採用担当者が本当に知りたいこと
日頃デザインについて考えたり、情報収集したりする中で、特にキャリアに関する話題は多くの人の関心を集めているなと感じます。「デザイナーになりたい!」という熱い想いを持つ人は、本当にたくさんいますよね。その情熱は、何かを生み出す原動力として、とても尊いものです。ただ、もし僕が採用する側の立場だっ
「デザインが好き」だけじゃ続かない? デザイナーの働き方と、僕たちが失っているもの
デザインの世界って、キラキラして見えますよね。「好きなことを仕事に!」という夢を抱いて、この業界に飛び込んできた人も多いと思います。僕自身、モノづくりが好きで、自分のアイデアが形になる瞬間に大きな喜びを感じています。クライアントに喜んでもらえたり、世の中の役に立っている実感を得られたりするのは、デザ
強いから独立したんじゃない。「弱さ」を受け入れて見つけた、自分らしい働き方
キャリアについて考えるとき、多くの人は自分の「強み」をどう活かすか、どう伸ばしていくかに焦点を当てるかもしれません。「〇〇が得意だから、この道に進もう」「このスキルを磨いて、専門家になろう」といった具合に。もちろん、それはとても大切なことです。でも、僕の場合は少し違いました。独立して自分の力
「忙しいけど儲からない」を防ぐフリーランスの価格設定の考え方
フリーランスとして、あるいは自分の事業としてデザインの仕事をしていると、多くの人が一度は「価格設定」の壁にぶつかるのではないでしょうか。僕も独立したての頃は、自分のスキルや提供する価値に対して、いくらが適正なのか、本当に悩みました。特に、会社員から独立した場合、時間の感覚が大きく変わりますよ
「フリーランス vs 会社員」論争に物申す!働き方より大切な、”たった一つのこと”
SNSなどを見ていると、定期的に盛り上がるテーマがありますよね。そう、「フリーランスと会社員、どっちがいいの?」問題です。「フリーランスは自由だけど不安定」「会社員は安定してるけど不自由」といったステレオタイプな比較から、「こんなはずじゃなかった…」というリアルな悩みまで、いろんな意見が飛び
「自分の物差し」で他人を測らない ~戦士と村人に学ぶ価値観の多様性~
世の中には、様々な働き方や生き方がありますよね。リスクを恐れず新しい道を切り拓こうとする人がいる一方で、安定した環境で着実に自分の役割を果たしたいと考える人もいます。僕は時々、前者を「荒野を行く戦士」、後者を「村で暮らす人々」に喩えて考えることがあります。どちらが良い・悪いという話ではありま