新型コロナ騒動3年目突入で、デザインの仕事はどう変わっていったか。
これまでの2年間は緊急事態宣言や自粛を耐えつつも、有り難い事に色々なお客様からデザインの仕事をいただき、従業員と共に繋いできた2年だったと思います。
このコロナ禍の中で感じたことは、人々はとても敏感に周囲の空気を察知しているということです。お客様からの問い合わせ数はコロナに関するニュースや感染者数と相関性があります。
こういう空気を読み取る日本人の気質が感染対策として良い方向に働いているのかな?と思う反面、現在の東京の感染状況がセンセーショナルに報じられると僕たちはこう思うわけです。
ああ、またデザインの仕事が減るな…(折角増えてきたのに…)
と。
ある意味で、僕たちの仕事はこの「空気」に翻弄されているのかもしれません。この2年でお客様の業種や取引内容も変化しました。一番大きな変化はやはりエンターテイメント関連の広告物の減少です。特に個人のお客様からのデザイン依頼については、まだまだ回復していないと感じます。
取引先も企業の割合が増えていますが、これは個人のお客様が減っていることに起因しているので、諸手を挙げて喜ぶわけにはいきません。
働き方やデザインの仕事内容をグニャんと変えてしまった2年。この1年で何もかも元どおりになればと淡い期待を抱いていましたが、まだしばらくは続きそうですね〜(慣れてきた)
デザイン会社や印刷会社の倒産の知らせが耳に入るような状況で、こうして事業を続けていくことができる事に感謝をしつつ、色々な策を講ずる日々です。