デザイナーの「専門性」は終わるのか?生成AIを触って見えてきたこと。
「AIの進化がすごい」最近、SNSでも仕事の雑談でも、この言葉を耳にしない日はないかもしれません。新しいツールが次々と生まれ、昨日まで不可能だったことが、いとも簡単に実現されていく。そのスピード感に、多くの人が漠然とした期待や、あるいは少しの不安を感じているのではないでしょうか。僕も
「手間ひま」という言葉の裏側で、僕たちが本当に感じる価値とは何か?
ネットでも街中でも、「手間ひま」を強調する広告を見かける機会は少なくありません。手作りのアクセサリー、じっくり煮込んだカレー、職人技が光る革製品。その言葉には、作り手の誠実さや愛情が込められているようで、なんだか温かい気持ちになりますよね。僕たちもデザイナーとしてものづくりに関わる端くれとし
なぜ僕は、嫌いな人の不幸を喜べなくなったのか?
最近、ふと思うことがあります。誰かの失敗や不運な話を見聞きしたときに、かつて心の中に芽生えていたはずの、あの黒い感情が湧いてこなくなった...と。もちろん、良くない行いに対して「それは良くないね」という冷静な判断はあります。でも、心のどこかで相手の不幸を喜ぶような、「ざまぁ見ろ」という気持ち
「デザインだけに集中したい」が叶わない?フリーランスデザイナーが直面する、もう一つの仕事
フリーランスのデザイナー。なんだか自由で、好きな場所で好きな時間に、クリエイティブな仕事だけに没頭している…そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。僕もかつては、そんな働き方に淡い憧れを抱いていました。でも、実際に独立という道を歩んでみて気づいたのは、なんか想像していた以上に「デザ
滑らかな曲線で表現するお手軽イラスト作成ツール「かがやきメーカー」を公開しました
この度、誰でも簡単に美しい曲線イラストを作成できるWebツール「かがやきメーカー」をリリースいたしました。▶︎ 「かがやきメーカー」で遊んでみる かがやきメーカーとは「かがやきメーカー」は、マウスやタッチ操作で直感的に滑らかな曲線を描けるイラ
その表現は覚悟の上ですか? 風刺とシンボルがもたらすパワーとリスク
街を歩いていたり、SNSを眺めていたりすると、思わず「おっ」と目を引く広告やデザインに出会うことがあります。有名な絵画をパロディにしていたり、どこかで見たことのあるキャラクターに似ていたり。そうした表現は、元ネタを知っている人ならニヤリとできる面白さがありますよね。一方で、時々「これは、大丈
部下の「小さな火花」を「燃え盛る炎」へ。チームを育てるリーダーの役割とは?
チームで何かを作り上げるとき、メンバーのやる気や能力を最大限に引き出すことって、本当に大切ですよね。特にリーダーや上司の立場にいる人は、その責任が大きいなと日々感じています。部下の頑張りやアイデアに対して、どんな言葉をかけるか。その一言が、彼らの心に火を灯すこともあれば、逆に水を差してしまう
その「ビニール袋」は本当にビニール製?日常に潜む素材の勘違い
普段、何気なく使っている言葉やモノに対して、「あれ、これって本当にそうなのかな?」と、ふと疑問に思うことってありませんか。そんなことをぼんやり考える時間が好きだったりします。今回は、そんな日常の中で僕が「おや?」と思った、身近なアイテムの「素材」に関するお話です。特に、私たちの生活に欠かせな
シミュレーションゲームが教えてくれた、計画と継続の大切さ ~「A列車で行こう」と僕の仕事論
皆さんは、子供の頃に夢中になったゲームはありますか? 僕にとって、それは「A列車で行こう」というシミュレーションゲームでした。当時はただただ楽しくて時間を忘れて遊んでいたのですが、大人になってデザインの仕事をするようになった今、あのゲームから学んだことが、実は今の自分の仕事観や物事の進め方に大きな影
GW明けに改めて思う、休日の価値と「平日をどう楽しむか」問題
ゴールデンウィークが終わりましたね。皆さん、どんな休日を過ごされましたか? 旅行に出かけたり、趣味に没頭したり、あるいはゆっくりと体を休めたりと、思い思いの時間を楽しまれたことと思います。僕も普段なかなかできないことに時間を使えて、とてもリフレッシュできました。大型連休って、なんだか特別な響