心の平穏を保ちながらデザイン業界で働く為に意識していること。
デザイン業界と聞くと何となく華やかに感じるかもしれませんが、その裏には厳しい現実が潜んでいることがあります。限られた時間とリソースでクリエイティブな仕事を行い、納期ぎりぎりのプロジェクトが続き、休みなく仕事が来る…。
そんな環境下で、真面目な人ほど仕事に没頭し、仕事と生活のバランスを見失ってしまうこともしばしばです。特にデザイナーは自分の仕事に自己表現を求めることもあるため、その傾向が強いです。
「たかが仕事」の考え方
僕もその一人で、締め切りに追われ深夜まで働いた日々がありました。何度か心身のバランスを崩したこともあります。しかし、その経験から学んだことがあります。
それは、どこかで「たかが仕事」と考えておくようにすること。
自分の健康や生活を守るために必要な考え方だと思っています。もちろん、プロとして仕事に全力を尽くすことは大切です。でも、仕事は生活の一部であり、それが全てではありません。
超人たちとの違い
デザイン業界に限らず、どこの世界にも一部の超人たちがいます。24時間365日休むことなく仕事をこなし、とんでもない成果を上げています。その姿を見ると、僕もそうならなければいけないのかな…と思ってしまうこともあります。
でも、それは彼ら”超人”の特異な能力であり、その基準に自分を照らし合わせる必要はありません。だって、僕とその人達は違います。キャパはそれぞれですが、体も心も限界があります。
それでいいじゃん
「別にいいじゃん、それで。」と思うことにしました。自分のできる範囲で頑張って、自分なりの成果を出しています。今全力でやり遂げたその結果が全てで、今はそれで十分なんです。
過度に自分を追い込んで仕事をすることは、長期的に見て健康にも良くないですし、生活の質を低下させてしまいます。そうなれば仕事の質も低下してしまい、本末転倒です。
心の平穏の保ち方
仕事熱心な人が自分自身を保つためには、どこかで「たかが仕事」と考えることが大切ではないでしょうか。そう考えることで、自分自身を過度に追い込むことなく、心の平穏を保つことができます。
また、息抜きの時間を設けて、趣味や運動など、自分をリフレッシュする方法を見つけることも重要です。僕たちに必要なのは、仕事のスキルを高めることだけでなく、自己肯定感を持つこと。ストレスを減らし、心の健康を保つことが、結果的に仕事の質にも繋がると思うのです。
デザイン業界は仕事に潰される人も多い。真面目な人ほど、どこかで「たかが仕事」と考えておいた方が心を保てる気がします。一部の超人と僕たちは違います。別にいいじゃん、それで。
Twitter – Oct 24, 2018