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仕事の完成

一旦完成させるという勇気 – ポートフォリオ作りについて。

「Webポートフォリオはこだわって作りたい」と思いながらも、なかなか着手できていない状態ではありませんか?多くの人が「完璧を追求するあまり行動に移せない」というジレンマに直面しています。

僕の友人にもそんな人がいます。出来上がった瞬間からある意味で資産になるものを、一向に作らないのはとても勿体ないと感じます。では、どうすればいいのでしょうか?

 

完璧を追求するあまり

未完成

僕の友人は常々、自分のデザインポートフォリオ(Webサイト)を作りたいと言っていました。その一方で「完璧にしたい」という強い思いが、行動から遠ざけているようです。

いつまでたっても完璧な状態を追い求めていると、その間の何もしなかった時間は永遠に取り戻せません。「完璧」を追い求めることは素晴らしいことです。でも、それが行動を妨げ、何も生み出さない原因になってしまっては本末転倒ですよね。

 

完成させる大切さ

見える課題

完成させることはとても大切です。未完成のままでは見えなかった可能性や改善点が見えてきます。構成が欠けている、全体の流れがつながらない…等々。一旦完成させることで初めて見えてくるものがあります。

完璧にこだわることも大切ですが、同時に「形にする」こともまた重要です。一つの目のステップを踏み出すことで、次のステップが見えてくるからです。

 

行動への迷い

行動への迷い

僕が「壮大な作戦があるのか?」と友人に尋ねると、彼は苦笑いしました。彼の心の中には「一歩踏み出す」ことへの不安があり、行動へのブレーキになっているのかもしれません。彼の中には作戦はなく、ただ行動に移すことへの迷いがあるだけでした。

そこで、僕は彼にこう伝えました。

「まずは、とにかく一旦形にして、それをブラッシュアップしていこう。」

 

行動に移す勇気

行動に移す

大切なのは、行動に移す勇気・やる気です。勇気をもって一歩踏み出すことで、新たな視野が開け、見えなかった可能性が見えてきます。

行動を起こすことでしか得られない経験や学びはたくさんあるはずです。だからこそ、今すぐにでも行動に移すことをおすすめします。

 

「デザインのポートフォリオはこだわって作りたい」と言いながら、一年も着手しない友人。出来た瞬間から資産になるものを一向に作らないのはとても勿体ないと思います。一旦完成させないと見えてこないものも沢山あります。それとも、壮大な作戦があるの?ないでしょ?

Twitter – Aug 2, 2018



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。

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グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。