フード＆ドリンク展示商談会の二つ折りパンフレットデザインを作成しました。

北海道の食をテーマにした展示商談会への参加を案内する二つ折りパンフレット制作例です。

木目のテーブルに並べられた色とりどりの食材や木製のカトラリー。テーブルの中心には大きく北海道のイラストが入り、ナイフとフォークのイラストと共に展示商談会のタイトルを入れています。「食」がテーマの商談会らしく、北海道の台所を表現したパンフレットの表紙は、色どりの美しさと食材のフレッシュなイメージ、そして北海道のシルエットを重ねることで、ダイレクトに商談会のイメージを伝えています。

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イベント詳細の三分割レイアウト

中面では、スペースを横に3分割し、イベントの概要や、バイヤーや出展者を対象としたサイトやBtoCブースの紹介、イベントの目的やベネフィットについて写真を交えながらわかりやすく紹介しています。

出展参加へのステップ・バイ・ステップガイド

最後にパンフレット裏表紙で、出展料や申し込みの流れを説明し、このパンフレット1冊で展示会の意義から参加までのすべてを網羅できるように構成しています。

顧客の購買意欲をそそるパンフレットデザインのポイント

パンフレットは、主に商品を買ってもらうための販売促進ツールとして利用されています。その際、絶対条件となるのが掲載された商品を「購入したい」と思わせられるパンフレットであるかどうかです。

作例の二つ折りパンフレットデザインは、食品がより魅力的にみえる工夫をしながら制作をしました。食品メインの二つ折りパンフレットデザインの制作において、当サービスが意識していることは次の2つです。

• テーマの象徴となる商品の写真を表紙に使用する
• メインカラーにブルー系を使用しない

お客さまの購買意欲をそそるパンフレットデザインのポイントについてお話しをしていきたいと思います。

テーマの象徴となる商品の写真を表紙に使用する

パンフレットデザインを制作する際は、メインジャンルが一発で連想できるものや、とくにオススメしている商品についての写真を掲載します。顧客のニーズと取り扱う商品のジャンルがよりマッチしやすくなります。

パンフレットは数種類がマガジンラックにおさまっている状態であることが多いです。その中で顧客が手に取るパンフレットは「マガジンラックの中でも目立つもの」や「自分の興味に近いジャンル」のものになります。購買行動につながるパンフレットのポイントとしては次の2つが挙げられます。

• 表紙を見てすぐに商品やサービスを連想できる。
• 数種類のパンフレットの中で目立つ

シンプルかつ目立つものは詳細を読んでもらいやすくなり、「欲しいな」という購買意欲にもつながります。

作例の表紙は、産地が一目でわかる北海道のシルエットの周りに、生鮮食品が並べられた写真を配置しました。テーブルやカラトリーをアースカラーにすることで、食品のカラフルさを引き立たせるようにしました。木目の背景は、食品を目立たせながらも配置した文字を邪魔せず、北海道の大地を連想させるデザインになるよう意識をしています。

メインカラーに特に意図が無いのにブルー系を使用しない

パンフレットデザインを制作する際、写真の次に重要となるのは全体のカラーリングです。五感の中で約8割の情報を伝えているのは視覚だとも言われています。「買いたい」とより思わせるためには視覚情報に訴えることが必要です。

作例では北海道の雄大な自然から生まれた食材であることをイメージさせたいと考えました。自然界の食材に無いカラーは「青」と言われています。また、「青」は食欲を減退させる色覚心理効果があると言われています。そのため、作例ではブルー系を省いて温かみのあるベージュカラーを採用しました。

また目立たせたい部分には生鮮食品をイメージさせる暖色系を使用しました。パンフレットの中面は肉をイメージさせるようなサーモンピンク、表紙は焼きあがるようなオレンジから赤のグラデーションのフォントにしました。”「食」と言えば北海道” という商品コンセプトが伝わるようにデザインにも活かしています。

制作パンフレットデザインに対する感想　

二つ折りパンフレット作成