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通販ギフトボックスデザイン4

グルメ通販サイトの素材を活かしたギフトボックスのデザインを制作しました(サンプル作例)


通販ギフトボックスデザイン4

温もりが伝わるクラフト感を大切にした通販サイトのギフトボックスデザイン。

素材感のあるクラフト紙を使い、ほっこりとした手作り感のあるデザインでギフトボックスを制作しました。

独特の模様と配置のディテール

花火のようなドットの輪や花のような柄、ストライプやボーダーなど、手書きタッチで描いた同じ大きさの円模様をずらりと並べ、側面と天面を埋め尽くしました。天面の真ん中にはサークル状のスペースを設け、素朴なデザインのロゴマークとキャッチコピーを配置しています。

ブランドアピールの工夫

さらに、蓋を開けた時に目に入るよう蓋の内側にも同様のロゴマークとキャッチコピーを配置。改めてブランドをしっかりアピールできるよう、その他の要素を廃しシンプルに記憶に残るデザインで仕上げました。

パッケージデザインの依頼はこちら

オンラインショッピングでの梱包の重要性

通販サイトなどのオンラインショッピングは、実店舗での買い物と比べショップのイメージが伝わりにくい部分がありますが、梱包のデザインにショップらしさを取り入れることで販売側の意図するイメージや思いを実物を通して伝えることができます。

※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。

通販ギフトボックスデザイン2

通販ギフトボックスデザイン1

通販ギフトボックスデザイン3

ナチュラルテイストのパッケージデザインで注意したいポイント

ナチュラルテイストのパッケージデザインは自然素材を使った商品によく使われています。とくに多く使われている素材としてクラフト紙があります。クラフト紙はナチュラル感を演出するにはピッタリの素材です。しかし、クラフト紙特有の色合いや素材感を考えずにパッケージデザインを制作してしまうと、商品やショップの魅力が半減してしまうことにもつながります。

クラフトデザイン=自然素材という印象操作を考える場合、クラフト紙の魅力を最大限に活用したデザインが求められます。当サービスが作例のサンプルで注意したポイントは次の3点です。

  • クラフト素材を活かすための引き算デザインを意識する
  • クラフト素材を邪魔しない色構成
  • ショップコンセプトとパッケージ素材の共通点をデザインに組み込む

ブランディングを高めつつ、商品が記憶に残りやすいパッケージデザインについてお話ししていきたいと思います。

クラフト素材を活かすための引き算デザインを意識する

クラフト素材の魅力は、なんといってもその「質感」から得られる「素朴感」や「ナチュラルな雰囲気」です。テキストやイラストといったデザイン要素を多く詰め込みすぎてしまうと、ガチャガチャした印象になってしまい、クラフト素材と相反したパッケージになってしまうでしょう。

パッケージの素材とデザインの相性が悪いとユーザーの違和感につながってしまい、記憶に残りにくくなってしまうものです。逆に素材とデザインの相性が良いと、商品の印象だけでなく、魅力アップにもつながるでしょう。

作例のパッケージデザインサンプルでは、クラフト素材の魅力を活かすためにデザイン要素となるテキストフォントやイラスト、アイコンなどをシンプルに配置しました。「円」をベースに、ショップロゴやスタンプを入れています。

「円」は形態心理学において、穏やかで安心感を与える形です。クラフト素材のもつ素朴さ。ナチュラル志向の商品。円をベースにシンプルなデザインにすることで、より商品の魅力が伝わりやすくなるでしょう。

クラフト素材を邪魔しない色構成のパッケージに

クラフト素材の色は薄い茶色です。クラフト素材を活かしたデザインを作る場合、薄い茶色をベースにした色構成が必要になります。薄い茶色をベースに、商品コンセプトである「素朴さ」や「ナチュラル感」を印象付けられる色構成が重要です。ここで大切なのが、使う色の「数」です。多くても3色~4色が効果的でしょう。

作例のパッケージデザインサンプルでは自然色に近い3色で構成しました。ナチュラル感の強い緑と大地の黄色、海や空の青を使用しています。自然素材の通販サイトを想定したため、海の幸や山の幸の梱包に使いやすいように、自然に関わる3色を使用しています。クラフト素材に印刷することによって、少しくすんだ印象になるのも狙いの1つです。

自然界における発色の良いビビッドなカラーは、毒や警戒色として使われることがあります。自然素材を扱うパッケージにビビッドカラーを使用するのは、コンセプト違いになってしまう可能性もあるでしょう。クラフト素材を邪魔せず、商品コンセプトを的確に表現できる色構成が重要です。

ショップコンセプトとパッケージ素材の共通点をデザインに組み込む

パッケージデザインで考えるべき最大のポイントは「ショップコンセプト」です。ショップで扱っている商品が1種類しかない場合は、商品イメージをパッケージデザインに反映させたいものです。ショップとなると、扱う商品の種類・コンセプトに合わせたパッケージデザインが必要になります。

ショップコンセプトをパッケージデザインに反映させる場合、パッケージの素材を考慮しなくてはなりません。ポリ袋やラミネート加工された紙袋などの場合は、近代的なデジタルデザインもマッチするでしょう。クラフト素材のようなナチュラルテイストの場合は、手書きのようなアナログ的なデザインと相性が良いです。作例のパッケージデザインサンプルでは、手書き風のテキストやイラストスタンプを使用しました。ユーザーの見方によっては、購入した商品を表すようなデザインになっていることもポイントです。

 

制作パッケージデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

クラフト感と写真映えを両立させたパッケージデザイン

意匠化された自然のアイテムがキュート

ドットは、木々の幹や綿毛、新緑の葉、雨や雪といった天候のモチーフを思わせるようなパターンがあしらわれて、ナチュラルなムード。クラフト紙に手書きタッチの模様が、ロハスでナチュラルな雰囲気を伝えてくれます。クラフト紙の色は、白い箱のパッケージよりも自然に配慮した製品という印象を与えてくれます。また、茶色のあたたかい色合いに食欲を刺激されるという顧客も多いでしょう。使われているフォントも、優しいタッチで素朴な佇まいによくマッチしていますね。思わずSNSにアップしたくなるような写真映えも、今の時代に合っています。

3色をメインにして清潔感の漂うパッケージに

クラフト紙に自然に近いカラー3色を配置することで、ブランドイメージや手作りのぬくもり感が伝わってきます。食品が梱包されてもその魅力を引き立ててくれる控えめで素朴なデザインは、通販というイメージ戦略が重要な分野の強い味方となるはずです。自然素材にこだわりたい人、優しい食事で癒されたい人の目に止まるような「憩い」を演出できるパッケージです。

贈り物の心を包む〜グルメ通販サイトのギフトボックスデザイン

こちらのグルメ通販サイトのギフトボックスのデザインは、クラフト紙の温もりと手書きタッチの模様が相まって、贈り物の心を見事に包み込んでいます。

・自然からの贈り物〜クラフト紙の素朴さ

このギフトボックスは、クラフト紙の質感を活かしたデザインで作られています。自然素材の温もりと、手作り感溢れる模様が、まるで自然からの贈り物のような雰囲気を醸し出しています。

・込められた思い〜手描き風タッチの模様

ボックス全体に描かれた手描き風の模様は、花火や花、ストライプ、ボーダーなど、さまざまな形を取り入れています。これらの模様は、贈る人の手作りの心を表現し、贈り物が一つ一つ丁寧に作られていることを伝えているのではないでしょうか。

・贈り物の真ん中にあるブランド〜ロゴマークとキャッチコピー

ボックスの中央に配置されたロゴマークとキャッチコピーは、ショップのブランドイメージを強く打ち出しています。蓋を開けた瞬間に目に飛び込んでくるロゴとコピーは、ブランドを再確認させ、その印象を強く残します。

・通販の新たな魅力〜ショップの個性を伝えるパッケージ

通販サイトでは、実店舗と比べてショップの雰囲気を直接感じることが難しいですが、このギフトボックスのデザインは、ショップの個性や思いをしっかりと伝えています。その自然な素材感と心地よいデザインは、受け取った人にとって特別な体験を提供し、ショップとの絆を深める一助となるでしょう。

デザイナー
※掲載のパッケージは実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。

商品パッケージのデザイン作成