BRAND DESIGN — PACKAGE
パッケージデザイン制作事例 – チョコレートの陳列棚用ディスプレイBOX






チョコのとろりとした食感をイメージしたBOXデザイン。
ミルクチョコレート色の明るいブラウンを基調に、ゴールドの格式高い商品名のデザインをあしらってシンプルにまとめました。白い背景にはチョコレートをイメージした茶色の液体をほとばしらせています。チョコレート版ミルククラウン(粘性のある液体が作り出す王冠の形の跳ね上がり)をレイアウトして、チョコレートのとろりとした質感を表現しています。
ディスプレイBOXの考慮点
陳列棚用のディスプレイBOXということで、商品名が視認しやすいよう、ブラウン地にはゴールドのデザイン、白地には茶色のデザインというように色の組み合わせを使い分けています。
美味しさを誘発するデザイン
どちらも、チョコレートがBOX内部からとろけ出しているような、甘いもの欲をそそるデザインを仕込んでいます。売り場でこのディスプレイBOXを目にした人が、思わず商品を手に取りたくなるような、美味しそうなデザインをコンセプトとして作成しました。



食べ物のディスプレイ用BOXデザインで有効な『五感』の表現はシズル感がポイント
食べ物のディスプレイ用BOXデザインは人間の五感である『視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚』を意識してデザインに反映させると効果的です。ディスプレイ用BOXは、通常のパッケージとは違い、表現できる範囲が限られます。テキストの情報で商品の魅力を伝えきれないため、直感的に消費者へ訴えられるデザインが重要です。
美味しさを引き立てる表現手法
五感という感覚的なものを表現することで、食べ物の特性や魅力を引き立てることができます。そして、五感の表現は『シズル感』にも直結します。
シズル感とは、瑞々しさや新鮮さ、鮮やかさといった購入意欲を刺激する表現のことです。
シズル感の具体的な描写
チョコレートを例に考えてみましょう。チョコレートは口の中で溶けます。この感覚を「溶けたチョコレートが波打つようなシーン」として表現すると、テキストで商品の動きとシズル感が演出できるのです。動きのあるシズル感を描写することで、食べ物がより美味しそうに感じさせられます。五感を表現した動きのあるデザインを意識すると、食べたときの疑似体験をさせることも可能でしょう。いくつか例を挙げてみましょう。
- 揚げたての唐揚げの油の艶
- ハンバーグにナイフを入れた瞬間の溢れ出す肉汁
- ツヤツヤと輝く採れたての新鮮野菜
- ハンバーガーからはみ出すトマトやレタスの水滴
食べ物の販促物デザインで一度は目にしたことあるワンフレーズ、ワンシーンは、どれもシズル感が表現されています。表現の範囲が狭まってしまうディスプレイ用BOXデザインは、視覚に訴えてアプローチすることが重要ですが、視覚以外の五感を刺激するシズル感を最大限に生かすことも重要なポイントになります。
制作パッケージデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です美味しさと高級感が融合した美しくも楽しいデザイン
チョコレートのリアルな質感が見る人に強く訴えかける
ミルクチョコレート色の明るいブラウンと、白、ゴールドの配色は清潔で高級感があり、またチョコレートの魅惑的な美味しさを的確に表現しています。特に、液体状のチョコレートがうねってほとばしっていく様子、とろりと溶け出しているデザインは、甘いものが好きな人なら誰もが「食べたい」と思うはずです。ミルククラウンもお菓子ならではの表現でキュート。溶かされたチョコレート独特の質感がリアルに伝わってきます。また、ゴールドで商品名があしらわれているのも、高級感が醸し出されていて好印象です。
色を変えてあしらうことで商品名が見やすい
このディスプレイBOXは色使いがシンプルでありながら、ブラウン地にはゴールドのデザイン、白地には茶色のデザインという色の使い分けが行われています。多くの類似商品がひしめく店内を想定した場合、商品名の認識しやすさ、遠くからでもこの商品の棚だと一目で分かるようなデザインだと感じました。商品を流し見している顧客の目にもパッと飛び込んでくるようなインパクトがあると感じます。
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