
心地よい香りをまとう、ハーブティーの個包装パッケージを作成しました。
白を基調とした清潔感あふれるパッケージデザインです。繊細な線画で描かれた植物のイラストが、ハーブティーならではのボタニカルなイメージと、ふわりと広がる心地よい香りを表現しています。手にした人がリラックスした気持ちになれるような、穏やかで優しい雰囲気を大切にしました。情報伝達とデザイン性のバランスを取りながら、製品の魅力を視覚的に伝えます。
繊細な線画で表現するハーブの世界観
パッケージの背景には、主役であるハーブのイラストを繊細なタッチの線画で表現しました。写実的すぎず、かといってデフォルメしすぎない絶妙なラインで、植物の持つ自然な美しさと、製品の上質感を演出しています。イラストをパッケージ全体に軽やかに配置することで、袋を開けた瞬間に広がるハーブの豊かな香りを想像させるのではないでしょうか。
落ち着きのあるタイポグラフィ
製品名などの文字情報には、シンプルでモダンな印象のサンセリフ体を選定しました。色は主張しすぎない落ち着いたグレーです。これにより、洗練された雰囲気と可読性を両立させています。イラストの繊細なイメージを邪魔することなく、全体のデザインに自然に溶け込み、パッケージ全体のトーンを統一する役割も果たしていると思います。


情報の伝達とデザイン性の両立
このパッケージデザインでは、限られたスペースの中で必要な情報を分かりやすく伝えつつ、製品が持つ世界観や雰囲気を壊さないよう、レイアウトに工夫を凝らしました。文字情報、イラスト、アイコンといった要素を整理し、それぞれの役割を明確にすることで、視覚的なノイズを減らし、すっきりと洗練された印象を目指しています。
色の抑制が生む上品さ
配色は、ベースとなる白に、グレーの文字と線画イラストという、非常に抑制されたカラーパレットです。色数を極力絞ることで、素材本来の良さや、製品の持つクリアなイメージを際立たせています。このシンプルな配色は、ハーブティーがもたらすリラックス効果や、穏やかな時間といったコンセプトとも調和し、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ターゲットとするユーザー層に、安心感や信頼感を与える効果も期待できるのではないでしょうか。
機能性を伝えるアイコンデザイン
パッケージ下部には、製品の特徴を伝えるためのアイコンを3つ配置しました。これらのアイコンも、全体のデザインとトーンを合わせ、シンプルな線画で表現されています。具体的な言葉で説明する代わりに、視覚的な記号を用いることで、製品の持つ効能やコンセプト(例えば、心への作用、自然由来、飲用シーンなど)を直感的に、かつ簡潔に伝える工夫です。デザインの一部として自然に馴染みながらも、しっかりと情報を伝える役割を担っています。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
思わず手に取りたくなる、洗練された雰囲気ですね。
おしゃれで隠す必要を感じないデザイン
このパッケージ、すごくおしゃれだと思います!白ベースで清潔感があって、線画のイラストが繊細で素敵です。派手じゃないのに、なんだか高級感もあって、お店で見かけたらつい手に取ってしまいそう。個包装になっているのも便利だし、このデザインならキッチンカウンターや棚にそのまま置いておいても生活感が出なくていいですね。友達が来た時にさりげなく出したら「これ、どこの?」って聞かれそうです。
優しい気持ちになれそう
見た目からして、すごくリラックスできそうな感じが伝わってきます。「アロマ」って書いてあるし、きっと良い香りがするんだろうなと想像が膨らみますね。頑張った日の夜とか、ちょっと一息つきたい時に飲みたくなります。イラストも文字も、全体的に優しい雰囲気で、見ているだけでもなんだかホッとするような気がします。パッケージのアイコンで、どんな時に飲むと良いのか、どんな効果がありそうなのかが、なんとなく分かるのも親切で良いなと思いました。
なぜ今、「余白」が大切なのか?

※画像はイメージです
たくさんの情報が溢れる現代、私たちは無意識のうちに「心地よさ」や「分かりやすさ」を求めているのかもしれません。このパッケージデザインの大きな特徴は、なんといっても「余白」の美しさ。単なるスペースではなく、この余白こそが、製品の上質さや、穏やかな世界観を雄弁に語りかけています。
情報を詰め込むのではなく、あえて要素を絞り、余白を活かす。この「引き算のデザイン」は、見る人に窮屈さを感じさせず、大切な情報だけをすっと心に届ける効果があります。同時に、「私たちは品質に自信があるので、過度な装飾は必要ありません」という、ブランドの誠実な姿勢を伝えるメッセージにもなっているのです。
「香り」や「安らぎ」は、どうすれば伝わる?
食品のパッケージといえば、美味しそうなシズル感のある写真を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろんそれも一つの正解です。しかし、このハーブティーが提供したい価値は、味だけではない「リラックスする時間」そのものです。
そこで活きてくるのが、繊細な「線画」による表現です。
リアルな写真とは違い、軽やかで洗練された線画は、見る人の想像力を優しく刺激します。「どんな香りがするんだろう?」「飲むと、どんな気持ちになるかな?」と、パッケージを眺めながら、その先にある心地よい”体験”に想いを巡らせることができる。このように、具体的なイメージを押し付けるのではなく、使い手の想像力に委ねるアプローチは、近年さまざまな商品で見られる表現手法の一つです。
パッケージはブランドからの「小さな手紙」
私たちは日々、たくさんの商品の中から、自分の価値観に合ったものを選んで暮らしています。そのとき、パッケージデザインは単なる包装材ではなく、ブランドの哲学や想いを伝える「小さな手紙」のような役割を果たします。
このハーブティーのデザインは、
- 色を絞ることで、「純粋さ」や「素材へのこだわり」を伝え、
- モダンな書体で、「現代的なライフスタイルに寄り添う姿勢」を示し、
- シンプルなアイコンで、「あなたのためのものですよ」と直感的に語りかける。
一つひとつの要素が、ブランドの世界観を作り上げています。
今度お店で何かを手に取るとき、ぜひ「このデザインは、私に何を伝えようとしているんだろう?」と考えてみてください。きっと、いつものお買い物が少しだけ楽しく、豊かなものになるはずです。
※掲載のラベル・パッケージ・什器等は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。
↓↓↓ パッケージデザイン等をご検討の方へ ↓↓↓
パッケージデザイン事例を見てから検討したい
これまでのパッケージ制作事例やサンプルについては【パッケージデザイン実績】ページ からご覧いただけます。まずは無料お見積もりから
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。コンセプト設計からラベルとの違い、依頼前に押さえておきたいポイントは【商品パッケージデザインの作り方・依頼の知識】でくわしく解説しています。デザインコラム・ブログについて
パッケージデザインの見せ方や売り場で目にとまる工夫については、パッケージデザインのコラム一覧で詳しく解説しています。