出版と登壇のジレンマ〜持ち上げられる感がこそばゆい話
僕はPhotoshopに関する書籍を出版できたおかげで、ときどき登壇や対談の場に呼んでもらうことがあります。自分としては、こうした機会をいただけるのは本当にありがたいですし、学びも多いので嫌いではありません。ただ、実際のところそこまで登壇が得意なわけではなく、場数を踏むたびに「まだまだだなあ」と反省
転職を重ねて見えてきた道〜遠回りがもたらしてくれたもの
迷いながらも会社員デザイナーとしてスタート。僕は今でこそフリーランスとしてデザイン事務所を運営していますが、最初は会社員としてデザイナーのキャリアを始めました。大学を出て最初に入った会社では、右も左もわからない状態で毎日をこなしていました。上司や先輩デザイナーに鍛えられながら、仕事の進め方やクラ
拍子抜けした採用理由から学んだ、大切な心構え。
僕がまだ新卒として就活していた頃の話です。当時はとにかく内定が欲しくて、ポートフォリオを磨いたり、自己分析を詰め込んだり、面接対策を必死にやったりしていました。そんな中で何とか手にした採用通知に、心底ホッとしたのを覚えています。内定先の会社で働き始めてしばらくしたある日、思い切って上司に聞い
「The quick brown fox jumps over the lazy dog」って、何の呪文?
フォントを選ぶとき、よく見かける英語の文章があります。「The quick brown fox jumps over the lazy dog」と表示されていて、なんだか不思議な響きだなあと感じたことはありませんか。僕も最初は「なんで、“キツネ”と“怠け者の犬”が出てくるんだ...?」と首をかしげた
何年後も続けられるサービスって、なんだか素敵だ。
サービスの“良さ”ってどこにある?僕は仕事柄、いろいろなサービスに触れる機会があります。たとえば飲食店だったり、オンラインで提供されるコンテンツだったり。そんなときによく「良いサービスって何だろう?」と考えることがあります。接客が気持ちよかったり、商品が魅力的だったり、もちろんそれらも「良い」と
地味な畑作業があってこそ、ビジネスの実はよく育つ。
収穫の瞬間だけが全てではない。僕は普段フリーランスのデザイナーとして仕事をしていますが、合間に“畑を耕す”ことも大切にしています。といっても、本当に畑で野菜を育てているわけではなく、これはビジネスの比喩です。大きな成果を得たいなら、まずは地味だけど必要不可欠な土づくりを続けなければならない...