「フリーランス vs 会社員」論争に物申す!働き方より大切な、”たった一つのこと”
SNSなどを見ていると、定期的に盛り上がるテーマがありますよね。そう、「フリーランスと会社員、どっちがいいの?」問題です。「フリーランスは自由だけど不安定」「会社員は安定してるけど不自由」といったステレオタイプな比較から、「こんなはずじゃなかった…」というリアルな悩みまで、いろんな意見が飛び
「自分の物差し」で他人を測らない ~戦士と村人に学ぶ価値観の多様性~
世の中には、様々な働き方や生き方がありますよね。リスクを恐れず新しい道を切り拓こうとする人がいる一方で、安定した環境で着実に自分の役割を果たしたいと考える人もいます。僕は時々、前者を「荒野を行く戦士」、後者を「村で暮らす人々」に喩えて考えることがあります。どちらが良い・悪いという話ではありま
「すごいデザイン=稼げる」は本当? スキルだけじゃない、デザイナーの生存戦略
今日は、多くのデザイナーさんが一度は考えたことがあるかもしれないテーマについてお話ししたいと思います。それは、「デザインスキルと稼げるかどうかは、必ずしも比例しないんじゃないか?」ということです。特にフリーランスとして活動していると、「すごいスキルを持っているのに、なかなか仕事に繋がらない…
「作れる」だけじゃ食っていけない?デザイナーが独立前に知っておきたい「商売」の話
自分のスキルで何かを生み出すのって、最高に楽しいですよね。頭の中のイメージが形になった瞬間、クライアントに「ありがとう!」って言われた時… この喜びがあるから、クリエイティブな仕事はやめられません。そして、スキルが身についてくると、「自分の力でやってみたい」「フリーランスとして独立したい」と
真面目な人ほど病みやすい?デザイン業界の働き方を考える
デザインの仕事は自由な創造性を発揮する一方で、納期やクライアントからの要望など、常にプレッシャーと隣り合わせです。特に真面目な人は、デザインに真摯に向き合うあまり自分を追い込みがち。せっかく好きで始めたデザインを嫌いになってしまうのは、大きな損失だと思います。僕自身もデザインの世界に携わってきて感じ
自己紹介:デザイン、マーケティング、働き方 ── 独立10年の試行錯誤から学んだこと
はじめまして、トミナガハルキと申します。大阪を拠点に活動しているグラフィックデザイナーで、小さなデザイン事務所「AMIX(アミクス)」を運営しています。フリーランスとして独立してから、気がつけばもう10年ほどの月日が経ちました。時代の流れとともにデザインを取り巻く環境もめまぐるしく変わってい
転職を重ねて見えてきた道〜遠回りがもたらしてくれたもの
迷いながらも会社員デザイナーとしてスタート。僕は今でこそフリーランスとしてデザイン事務所を運営していますが、最初は会社員としてデザイナーのキャリアを始めました。大学を出て最初に入った会社では、右も左もわからない状態で毎日をこなしていました。上司や先輩デザイナーに鍛えられながら、仕事の進め方やクラ
地味な畑作業があってこそ、ビジネスの実はよく育つ。
収穫の瞬間だけが全てではない。僕は普段フリーランスのデザイナーとして仕事をしていますが、合間に“畑を耕す”ことも大切にしています。といっても、本当に畑で野菜を育てているわけではなく、これはビジネスの比喩です。大きな成果を得たいなら、まずは地味だけど必要不可欠な土づくりを続けなければならない...
新人デザイナーの初仕事「一生使うつもりで」段ボール棚を作った話
新人デザイナーの初仕事は、自分用の棚作りから。僕が最初に入社した会社は、パッケージや什器の設計が中心の製造会社でした。まだ何もわからない新人デザイナーだった僕は、最初の仕事として「自分の仕事道具を収納する棚を作れ」と言い渡されました。そしてその時、「一生使うつもりで作れ」という言葉まで添えられた
ブランドとは「記憶を貯めること」なのかもしれない
コカ・コーラ幹部の言葉に感銘を受ける。デザイン業務の合間に海外のブログを巡っては、いろんなデザイナーや企業の考え方を読み漁ることも少なくありません。そうした中で、ふと目に入った言葉がずっと頭にこびりついて離れないことがあります。それは「もしコカ・コーラが災害で全ての生産資産を失っても生き