年末年始は基礎を学ぶ絶好のチャンス
年末年始は“学び”に最適な時間年末年始の休暇、皆さんはどう過ごす予定ですか?家族との時間や旅行、ゆっくり休むのも大切ですが、僕は「新しいことを学ぶのにピッタリな時期」だと思っています。普段の生活では、仕事や家事、趣味に追われて、新しいスキルを身につける時間を取るのが難しいですよね。でも、年末年始
フォント制作現場を訪れて感じたこと〜書体に込められた数年の重み
フォントの裏側を知る旅会社員デザイナー時代、某大手フォント製作会社を訪れる機会がありました。普段僕たちがデザインに使っているフォントが、どのようにして生まれるのか。その制作現場を実際に目にすることができるなんて、デザイナーとしてはとても貴重な体験でした。訪問前は、「フォントは先進的なシス
デザイン屋さん、本日も閉店しました。
デザインと生活、どこで線を引くかデザイナーという仕事は、仕事と生活の境目が曖昧になりがちです。僕の周りにも、24時間ずっと「デザイナーモード」でいられる人がいます。街中で見かけた看板のフォントに目を奪われたり、食事に出かけた店のメニューのレイアウトを研究したり。そんな彼らの姿を見ると「すごいな、
「大変だったから今がある?」デザイナーのブラック化を考える
大変な時期の正当化が生む負の連鎖デザイナーとして活動していると、業界の厳しさについて語る場面によく出くわします。特に、先輩デザイナーたちから「自分たちもあの大変な時期を乗り越えてきたから今があるんだ」という話を聞くことが少なくありません。確かに、その言葉には真実が含まれているのでしょう。
フリーランスデザイナーが考える「追加費用」についてのあれこれ
フリーランスのデザイナーとしてさまざまなプロジェクトに携わる中で、どうしても発生してしまう「追加費用」について、今回は少し詳しくお話ししようと思います。たまに「こういうのもサービスでやってくれるんじゃない?」なんて声もいただきますが、やっぱりプロとしての対応にはそれ相応のコストがかかるのが現実です。
学校にあってほしい「デザインをお金に換える授業」
デザインが上手いだけじゃダメなのか?フリーランスのデザイナーとして働いていると、時折、自分よりもずっと技術やセンスがあるのに苦労している人に出会います。彼らはデザインのスキルは文句なしに優れていて、「こんな素敵なデザインができるなんて!」と感心させられることばかりです。でも、そのスキルを仕事とし
フリーランスデザイナーの「水面下」の仕事が地味に面白い理由
デザインだけが仕事じゃないんですフリーランスのデザイナーとして活動していると、「デザインばかりしているんでしょ?」なんてよく聞かれます。でも実際のところ、デザインそのもの以外にも色々な仕事があるんです。たとえば、集客の戦略を考えたり、サイトの分析や調整をしたり。こういう「水面下の仕事」が意外と多
みんなが敬遠する道は面白い?
「大変そう」と言われることを好む理由僕が「こういうことやろうと思う」と誰かに話すと、「大変そうですね」とか「面倒臭そうじゃないですか?」といった反応が返ってくることがあります。普通なら「頑張ってください!」とか「応援してます!」なんて返事が期待されるかもしれませんが、僕はむしろこういう反応が好き
上司の「機嫌良くやってるか?」という問いかけが教えてくれたこと
部署初めての新卒採用入社で「失敗だらけ」の日々デザインの世界に足を踏み入れた当初、僕はまさに「ど素人」そのものでした。ベテランばかりの中、僕は初の新卒採用として入社し、右も左も分からないまま仕事に取り組んでいました。当然、失敗も山のようにしてきました。アホみたいに間違えたり、勘違いして大きなミス
デザイナーだっていろんなかたちがあっていい
ベーカリーから考える「あり方」の多様性デザイナーとして仕事をしていると、「デザインの正解」や「理想のデザイナー像」みたいな話が出ることがあります。でも、そんな話を聞くたびに思うんです。デザイナーのあり方って、ベーカリーと同じで一つの型にはまらなくていいんじゃないかと。例えば、ベーカリーと