紺とイエローの対比が印象的な音楽イベントのフライヤーデザインです。
お客様からの要望として「紺ベース・ポップかつキレイめな感じで統一感のあるチラシデザインにしてほしい」ということでした。そこで、全体的な色合いを紺ベースでまとめ、差し色に黄色みのある黄土色を使用しました。差し色の黄土色は、管楽器の色をイメージさせ紺色と合わせると目をひく差し色として相性が良いため使用しています。
情報の整理と配置の工夫
記載する情報が若干多めでしたので、キレイにまとまるようにグループに分けて配置しています。題名をPOPめに表現し、小綺麗にまとまり過ぎないようにバランスを整えました。
大人っぽさとポップさの融合
お客様の要望であった「きれい目な感じ」と「ポップなテイスト」をどう組み合わせるかが作成時の課題。希望の色である紺色ベースで大人っぽさと落ち着いた感じが出てくるので、対抗してポップさを文字のタイトルで表現し、大人過ぎないように差し色として明るめな黄土色を使用しました。読ませたい情報などは、きれいにまとめて統一感が出るように配置を工夫しています。出演者全員の情報がバランスよく載るように文字の大きさや写真の大きさなどを考慮し、配置しています。
コントラストの活用で効果的な表現
紺と黄土色のコントラストがはっきりしているので色数は多くないですが、要望であったPOPっぽさときれい目な統一感のある感じをうまく表現できたのではないかと思います。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
バックの星空が印象的な、エレガントとポップがバランス良く融合したチラシですね。
新しい印象の音楽イベントデザイン
オペラやクラシックの音楽イベントのチラシデザインというと、大人向けのシックでエレガントなビジュアルになりがちですが、こちらはタイトルや模様を手描き風に作っているのでとてもポップで可愛い印象を受けます。
親しみやすさを意識したデザイン
普段、オペラやクラシックを聴く機会がない人でも、大人から子供まで興味を持てるきっかけとなりそうな、誰もが親しみやすいデザインに仕上がっていると思います。
色の対比が生むバランス
落ち着いた星空の紺色と、明るい黄土色の対比が、エレガントさとポップさをバランス良くまとめる役割を担っていて、バックの星空を一層印象的に見せています。開催日程、チケット料金や場所などの情報、出演者の紹介の部分は細かい文字が多いので読みやすさを重視して、書いてあることの種類ごとにまとまりを作りすっきりとレイアウトされています。
集客効果を考慮したアプローチ
たくさんの情報が詰まったチラシですが、堅苦しさを感じさせず、気軽に手に取りやすいデザインに仕上がっているので集客にもつながりやすいのではないでしょうか。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。