PRINT DESIGN — FLYER
チラシ制作事例 – 看護大学と社団法人の合同シンポジウムのお知らせチラシデザイン






医療関連のイベントらしく、スッキリとした色合いで知的にまとめました。
今回のチラシでは、ほぼ内容が同じものでも片面におさめるデザインと、両面を使用してデザインするものに分けられています。どちらも医療系かつカンファレンスのチラシということなので、色使いは青や緑で、見やすい色合いで構成することを心がけて作成しました。
デザインのさりげない装飾
レジュメっぽくなり過ぎないように、邪魔にならない場所にさりげない装飾を施しています。イベントの詳細や地図をわかりやすく記載し、視覚的に情報を判別できるよう線や枠で区切りをつけています。
真面目なイメージの維持と広告の見栄え
医療関連のシンポジウムという堅めのイベント内容をどうチラシデザインに反映するかは一つのテーマでした。エンターテイメント系とは異なる、真面目なイメージが好ましいイベントのチラシですので、適度な装飾を施しバランスを整えています。シンプル過ぎて、ワードやパワーポイントなどで作成したと思われないように広告物っぽさをどこで出すのかがポイントとなりました。
片面と両面デザインの情報配置の工夫
片面の時は、まとまった情報を窮屈に見えないよう空間を工夫し、まとまり感があるものに仕上げています。両面の時は、情報をどこで分割してバランスよく見せるかをポイントとして作成しています。両方が同じ情報量でも、掲載できる紙面の範囲が違うので、情報の配置場所や文字の大きさなどのバランスが重要になりました。




片面と両面の2パターンを同時に制作する意味——掲示場所ごとの最適化
同じシンポジウムの告知チラシを片面版と両面版の2パターンで制作しているのは、チラシが掲示・配布される場面ごとに最適な形式が異なるためです。掲示板に貼る場合は片面で十分ですが、受付で配布して持ち帰ってもらう場合は裏面に地図やプログラムの詳細を載せた両面版のほうが実用的です。
片面版では限られたスペースに情報を「窮屈に見えないよう」整理する技術が問われ、両面版では「どの情報を表に、どの情報を裏に配置するか」という分割の判断が設計の核になります。この2パターンを一貫したデザイントーンで制作することで、どちらのチラシを手にしても同じシンポジウムだと瞬時に認識できる統一感が保たれています。
医療系シンポジウムのチラシに求められる「真面目さと読みやすさの両立」
医療関連のシンポジウムのチラシは、エンターテインメント系のチラシとは正反対の方向性が求められます。派手なビジュアルや奇抜なフォントは避けつつも、レジュメ(配布資料)のように味気ないデザインでは手に取ってもらえません。
この作例が「さりげない装飾」で対応しているのは、情報の邪魔にならない範囲でデザインの品位を加えるという絶妙な判断です。線や枠で情報を区切り視覚的に整理する処理は、参加を検討する医療関係者が短時間で「いつ・どこで・何をするシンポジウムか」を把握できるように設計されています。合同主催の場合は両組織のロゴや名称を均等に扱うことで、どちらか一方が従属的に見えない配慮も重要です。
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