JAZZのライブを告知するアーバンなチラシデザイン
都会の夜景を背景に溶け込むように配置されたボーカリストの写真。夜に染み入るようなジャジーな歌声を彷彿とさせるデザインに仕上げています。ライブタイトルは左ショルダーに3行に折りたたみ、雰囲気のあるディスプレイフォントでアイキャッチとなるように配置。
主役ボーカリストの写真演出
ボーカリストの写真は表情が伝わるアップの写真とバストアップの2カットを違和感なく背景と馴染ませることで、チラシ全体の雰囲気を作り上げ、主役であるボーカリストにスポットをあてるように構成しています。
アーティスト紹介と詳細情報
演奏者の紹介は小窓で角版写真を使い、アーティストそれぞれの雰囲気が伝わるよう工夫し、会場や日時、料金などの詳細情報は右サイドにまとめてインフォメーションが迷いなく伝わるように配置しました。
ライブハウスのようなムードの演出
モノクロの夜景とムーディなカラー写真をシームレスに繋ぎ、夜のライブハウスを思わす光の演出で会場のムードを表現しています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
まるで音楽が聞こえてきそうな、雰囲気の良さがいいチラシデザイン
モノクロの夜景とボーカリストのムーディーなコントラスト
まず注目したいのは、何と言っても写真の雰囲気の良さです。モノクロの夜景の中に浮かび上がるボーカリストの写真を、夜景に溶け込むように透過して背景と一体化させることで、夜とジャズのムーディーな雰囲気を表現しています。ボーカリストの写真は少しオレンジ味があるので、背景に溶け込みながらもそこだけ輝いているような効果を得られ、スペシャルな印象を受けますね。
大人のシックさを引き立てるキラキラとした演出
キラキラと丸く輝く光の演出も、華やかでありながらしっとりとした大人のイメージに仕上がっており、これがあると無いとではかなり印象が変わってきます。
シンプルでバランスの良い配置
それから、このように写真をメインにしたデザインにする場合は、タイポグラフィーはあまり凝ったものにしないほうが良いでしょう。そういった点から見ても、写真を生かしたバランスの良いデザインになっているのではないでしょうか。
4つの区分けで目線を誘導
また、画面を大きく4つに分割し、タイトル・主役・演奏者・情報それぞれをグループ化しているのがわかります。このような配置の場合、人の視線は左上→右上→左下→右下へと動きますから、このフライヤーの場合だたタイトルから出演者、そして詳細情報へとスムーズに情報を視覚で捉えることができます。視線誘導を利用した上手い配置ですね。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。