弾けるようなイラストが目を引くフライヤーデザインです。
何色もの絵具で勢いよく描いたようなメインビジュアル。ダンスのスタイルは、ジャンルによって大きく分けられますが、実際は踊るダンサーによってそのテイストは異なり、十人十色といっても過言ではありません。
多様性とエネルギーの具現化
そんなダンスの多様性、個性を表現したのがこのイラストレーション。音楽に乗って内側から溢れだすような迸るエネルギーを絵画ブラシのような筆致で表わしています。
デザインの統一感を保つブルーのライン
また、イラストだけでは散漫になりやすい紙面を、一つのビジュアルとしてまとめたのが、内側を囲むブルーのライン。このラインを入れることでイラストと文字が一体化し、ラインの奥と手前を自由に行き来するブラシが躍動感をさらに高めています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
フライヤーの紙面からダンサーの熱量が伝わってくるようです。
躍動感あふれるカラーデザイン
カラフルな配色と勢いよく筆で絵の具をすべらせたようなデザインは、フライヤーでありながらも躍動感を感じることができます。暖色を中心としたグラデーションに、寒色を入れることで画面にメリハリが生まれていますね。ダンサーの熱気も感じられるような配色です。
視線を引き込むラインデザイン
これだけカラフルで大胆なデザインだとまとまりがなく野暮ったい印象になってしまいがちですが、内側に青いラインを引くことでそれをうまく回避しています。内側にラインを引くことで自然と視線が中央部分に向き、全体がまとまった印象になります。
立体感と奥行きを感じるテクニック
それから、絵の具を部分的に青いラインの下にくぐらせるように描写することで、立体感や奥行きが生まれているのもポイント。紙面のデザインでは奥行きを出すのがなかなか難しいですが、こちらのデザインではさりげなく奥行きを演出するテクニックが取り入れられています。こういった技は、ぜひ真似したいところです。
イラストによるワクワク感の演出
また、写真ではなくイラストを使用しているのも、見る人にダンサーを想像する余地を与えることで、「どんなダンサーが出るんだろう」というワクワク感を持たせることができます。ダンスに興味がない人でも、見ているだけで「楽しそう」「どんなイベントなんだろう」と想像力と興味を掻き立てられるようなデザインではないでしょうか。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。