ピンクのベースにボーカルのシルエットが生えるイベントフライヤーです。
ジャズボーカリストをはじめ、様々なミュージシャンが集うイベントです。落ち着きのある中にも、バイタリティを感じるシルエットが目立ちます。演劇のチラシのような、どこかストーリー性を漂わせるデザインです。
シルエットのシンフォニー – フライヤーの主役を飾るボーカリスト
このフライヤーは、情熱的なボーカリストのシルエットを中心に据えることで、即座に読み手の注目を集めます。音楽と一体となったポーズが、イベントのエネルギッシュな雰囲気を感じさせます。
色の選択とデザインの意図 – フライヤーに流れるピンクのグラデーション
ピンクと黒のコントラストは、このフライヤーに強烈なデザイン的インパクトをもたらしています。ピンク色は若々しさと情熱を象徴し、音楽イベントのダイナミックな性質を反映しています。音符と装飾的な要素がシルエットと調和し、イベントのクリエイティブな魅力を高める重要な役割を果たしています。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
アイデアの豊富さと統一感の両立したフライヤーデザインとなっています。
視覚を魅了するデザインのポイント
よく見れば見るほど、新しい気付きを感じさせてくれます。きっと、こちらのフライヤーを目にしたほとんどの人がピンクの背景に浮かび上がる黒い女性の影をまず意識するでしょう。その女性のドレスの柄を再確認してみてください。ドレスの柄だと思っていた部分を良く見てみれば、歌い上げる女性ボーカリストのシルエットとなっているのです。しかも、長い髪の毛は各種の音符が重なり合うことで構成されている点にもお気づきいただけることでしょう。
このようなフライヤーデザインは思わず“他にどのような工夫があるのだろう”と隅々にまで何度も目を通すものであり、告知内容も自然と脳裏へ刷り込まれていきます。
コントラストとシルエットの調和
上で触れた女性ボーカリストのシルエットを引き立てているのが、フライヤーの背景となっている絶妙なコントラストの合わさったピンクです。こちらも音符が取り込まれていたり、細かな工夫が凝らされていますが、それらの大半がピンクの濃淡だけで表現されている点もセンスの良さを感じます。
情報伝達とアート性の融合
イベント概要や詳細については浮き出して見えるよう、白文字としながら、独特のフォントを用いることでより閲覧者の目線をひきつけるものとなっています。
VOICE ※第三者による感想です
アーティスティックなフライヤーですね。
シルエットとメロディの融合
1枚の影絵作品を見ているような独特な世界観とオシャレな表現に心奪われます。女性の髪の毛が音符と一体になり、ドレスに映る影に朗々と歌いあげる歌手のシルエットが重なる表現は、見るものと虜にするでしょう。女性の歌声が、美しいシャボン玉のような光で表現されている点も目を引きます。音はフライヤーから聞くことはできませんが、このフライヤーのイベントに行けば美しい音楽を聴かせてくれるのではないかと自然と期待感を抱きました。
色が演出するエレガンス
フライヤーの背景も単一ではなく、エレガントなピンク色の中に、様々なモチーフが描き出されています。集中線のような効果もあることで、当日に聴くことができるであろう音楽の力強さをも表現しているようです。
音楽を予感させるデザイン
色合いに関して、ピンク色を使うことは女性らしさを強調しすぎるきらいがあるので、当日の客層も女性に偏りがちになるのではと危惧してしまうかもしれません。しかし、こちらのチラシのように上品で華麗なピンクを選べば、その心配は不要でしょう。老若男女問わず幅広い人にイベントへの興味関心を抱かせる効果があるフライヤーデザインであると思います。イベントタイトルが、女性の歌声のような光の粒と重なって、光り輝いているようにみえる工夫も上手いと感じました。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。