先日、京都で茶道のお茶席を体験する機会がありました。普段なかなか触れる機会のない茶道にドキドキしながら参加したのですが、そこで素敵な体験をしたので、皆さんにもぜひシェアさせてください。
特別な空間、お茶席への道
茶室へ向かう道は、まるで別世界へと続く路地のようでした。石畳を歩き、苔むした岩や植物たちを横目に、静寂に包まれた空間へと進んでいくと、趣のある茶室が現れました。
躙口(にじりぐち)と呼ばれる小さな入り口から茶室に入る際には、頭を低く下げ、謙虚な気持ちで足を踏み入れました。茶室の中は薄暗く静寂に包まれていて、独特の緊張が広がります。見回すと、床の間には掛け軸が飾られ、茶道具が整然と並べられていました。
お茶をいただくだけでなく、茶室の設えや茶道具について話を聞かせていただくことで、茶道の奥深さを改めて感じることができました。
一期一会の特別な時間
印象的だったのは、お茶席の主人が話してくれた言葉です。
「今日皆さんが歩いてきたお庭は、今日の日のために朝から数時間かけて作り上げた、今日だけのお庭です。」
確かに、美しいお庭だな…と思っていましたが、まさか今日のお茶席のために作られたものとは思いませんでした。
お茶席は、単にお菓子やお茶を味わうだけの場所ではなく、そこに関わる全ての人々の心遣いが込められた、特別な時間だったんですね。
日常から離れ、心を満たすひととき
京都での茶道体験は、私にとってかけがえのない思い出になりました。
茶室の静寂の中で、心を落ち着かせ、自分自身と向き合う時間を持つことができたことは、とても貴重な経験でした。
皆さんもぜひ、機会があれば茶道体験に参加してみてください。きっと、日常生活では味わえない特別な時間を楽しめるはずです。
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