ダイダイのデザインが象徴的で、優しさと温かみのある居酒屋さんのロゴです。
やわらいグラデーションが温もりを感じさせ、家庭的なお店を想起させるデザインに仕上げました。帰り道、お店にふと立ち寄ってみたくなるような、親しみのあるロゴマークです。
新鮮さを象徴するダイダイのイメージ
このロゴは、新鮮なダイダイのシンボルを中心に据えることで、居酒屋の自然志向と健康的な食事を想起させます。果実の鮮やかなオレンジ色は、生命力とエネルギーを象徴し、居酒屋の活気ある雰囲気を反映しています。
親しみやすさを誘うあたたかい配色
ロゴに使われている暖色系のカラーパレットは、居酒屋が提供する温かい接客と落ち着いた雰囲気を演出します。シンプルながらも心地良い色の選択は、幅広い客層に親しまれるブランドであることを示しており、どこか懐かしさを感じさせるデザインです。このロゴは、居心地の良い空間で楽しい時を過ごすことへの期待を喚起します。
シンプルながらも物語性のあるフォントとレイアウト
店名のフォントは、シンプルでありながらも個性的な特徴を持っています。ロゴの下部に添えられたタグラインは、居酒屋が提供するサービスの質と、顧客への約束を優しく伝えます。世界観を伝えるようなデザインで、ブランドのアイデンティティを効果的に表現しています。
ロゴ作成例に関する考察
家庭的でノスタルジックな雰囲気の店舗ロゴ制作例
居酒屋のロゴというと、モチーフを取り入れるときには筆文字やお酒をイメージするものが多い傾向にあります。しかし、店によっては他のポイントを重視しているところもありますので、その場合には意外性のあるロゴマークを作成することで、他店との差別化を図ることもできます。
温かみのあるオレンジカラーで橙をモチーフに
こちらのロゴマークは、家庭的なおふくろの味が人気の居酒屋用に作られたものです。よく見かけるような渋い筆文字やおちょこ、酒瓶などのデザインではなく、温かみのあるオレンジカラーで橙をモチーフにしているところが特徴的です。店舗名からイメージしている手書き風の橙のシンボルマークは、ほのかなかすれ具合が居酒屋の筆文字のイメージともマッチしており、昔ながらのお店であることが感じられます。色合いもオレンジ系のグラデーションがぬくもりを感じさせており、葉の緑のグラデーションとの相性も良いです。全体的にやや濃いめの色を使っていますので、シンボルマークの中に白抜きにされた文字がくっきりと目立っており、暗めの色を使っていないにもかかわらず印象深い仕上がりです。
差し色の緑が、ロゴのアクセントに
筆遣いのようなかすれ具合や柔らかい配色を多用していますので、一般的な居酒屋の店舗にもよく似合いますし、より家庭的な雰囲気の店舗にあってもしっくりなじみます。
白抜き文字で家庭的な雰囲気を演出
白抜きの店名はやや筆文字を意識しており、その下の英語表記の読み仮名も手書き風のイメージに仕上げています。シンボルマークの下には、丸みのある優しい黒文字でこちらの店舗の特徴を紹介しており、全体的にどこか懐かしさを感じさせてくれます。キャッチコピーはこのロゴの中では最も強い色である黒を使用していますが、文字のサイズを小さくしていますし、誰にでも理解しやすく女性らしい文字を使っており、平仮名が多めの文言になっていますので、緊張感がほぐれる効果もあります。
キャッチコピーで懐かしさを感じさせるデザイン
葉の緑とキャッチコピーの黒が入ることにより、全体的にぼんやりしがちな配色をきっちりと引き締めており、程よいバランスを保っています。
柔らかな色合いで女性客も惹きつける
このようなホッとするロゴを見ると、仕事や人間関係などで疲れた人は、安らぎを求めて訪れそうです。ロゴの中では最も場所を取っているのが温かみのあるオレンジカラーですので、間接照明にもよく合いますし、メニューや看板などにつけても気持ちが和みそうです。女性らしい優しさを感じさせるロゴですので、サラリーマンだけでなく、女性だけのグループでも気軽に入っていけそうな雰囲気です。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
店員さんもアットホームなんだろうなぁと思わせるデザインですね。
これは温かみがあっていいロゴデザインですね。何か見ているだけで胸がほっこりと温かくなってくるような感じがします。「橙」という名前にぴったりのデザインだと思います。橙色はオレンジ色ともいいますし、そこからオレンジをモチーフにしたのでしょうが、これがストレートで実にわかりやすく、好印象な仕上がりになっているんですよね。もちろん目を引くというのもありますが、この橙色がなんとも温かい、ほっとするような印象を演出しているのです。
オレンジ、橙色は、暖色とよく呼ばれますけれども、ここにも何か、ぽかぽかしてくるような、優しい温かみが表現されていますよね。そこから、このお店の雰囲気が伝わってくるように感じます。きっと賑やかで、笑いにみちた、楽しい場所なんでしょうね。そういった人の温かみのみちた所に、人は思わず足を向けてみたくなるものです。ロゴの説明にもありますけれども、これを街中に見かけたら、ふらっと寄ってみたくなってしまいます。そのような意味で、このロゴは高い宣伝効果を期待できると思います。
そして、そのシンボルマークともいうべき、オレンジの下に表記されている文章もいいですね。おいしいお酒と、おふくろの味ですか。なんとも懐かしさに溢れているではないですか。親元を離れて生活している人はたくさんいます。ふと親が恋しくなることもあるでしょう。そんなときにこのお店を見つけたら、寂しさを埋めてもらえそうな気がしますよね。素晴らしいロゴマークだと思います。
VOICE ※第三者による感想です
お店の新規開拓をしている時に見かけたら、絶対に気になるロゴ。
いろいろなタイプの居酒屋が日本には存在していますが、初めて居酒屋を利用するときには、やはり看板やロゴデザインで判断する人もいるでしょう。大半の人は上司や先輩に教えられて、居酒屋に行くという人が多いですよね。しかし自分の馴染みの居酒屋を見つけたいという人もいます。そんなときには一般的な赤提灯のようなロゴデザインがよいという人もいれば、見ただけでは居酒屋とはわからないような店に入ってみたいという人もいるでしょう。
このロゴデザインを見た感じでは、美味しいお酒という文字が入っているので、居酒屋であることはわかると思います。しかし、ミカンの絵と橙という文字を用いているので、パッと見た感じでは果物を提供する店のような印象を受ける人もいるでしょう。橙というのは店名なのですが、このようなしゃれた感じのロゴデザインを用いている居酒屋はあまりないので、とても個性的です。サラリーマンが集まる店というよりも、OLが集まってお酒を飲むような居酒屋という感じのロゴデザインだと言えるでしょう。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。