プロテインの商品紹介リーフレットを作成しました。

力強いカラーリングでインパクトを与えるサプリメントのリーフレットデザインです。

サプリメントや薬品などの「それ自体」の形状がビジュアルになりづらい商品は、そのイメージを代替ビジュアルで表現しなくてはなりません。

ハイコントラストで元気を伝える表紙デザインのアイデア

そこで表紙では、オレンジとブルーのハイコントラストなカラーリングを使い、商品が持つ栄養素の高さやハツラツとした元気な印象を表現しました。

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健康と活力のイメージ – 中面の写真とカラー選択

中面でも、同様のカラーリングを基本に、さわやかで健康的なイメージを感じる風景写真やイラスト、利用顧客をイメージした写真などを織り交ぜながら、栄養素の効果や商品特性を紹介しています。

詳細情報と心理的効果 – 裏表紙の工夫

裏表紙では、含有している栄養素の詳細や、摂取の仕方を紹介し、価格と販売元を記載しました。ほぼ補色にあたる2つの色は組み合わせるだけで強いインパクトを生みます。さらに、色が心理的に与える影響も加味することで、商品の具体的ビジュアルをメインにしなくても、十分に与えたいイメージを表現することができます。

イメージを代替ビジュアルにするデザインのポイント

健康に関する商品には「エネルギッシュ」「健康的」「さわやか」といったイメージを表現することが大切です。なぜなら、サプリメントやプロテインなどの健康補助食品は「健康になりたい」という向上意識のある人がターゲットになるからです。

また、プロテインなどの商品は「それ自体」が形状として表現しにくいところがります。そのため、イメージを代替してビジュアルにしなければなりません。特にリーフレットのような情報量が多いものは文章も多くなるので、最後まで読ませるためにどうすれば良いかも考えて作成することが大切です。

作例のリーフレットのデザインで意識しているポイントは3つあります。

• ハイコントラストでインパクトを与える
• 白を上手く使って抜け感を出す
• イメージ写真を取り入れる

商品イメージをビジュアルに表現して伝えるポイントについてお話していきます。

ハイコントラストでインパクトを与える

商品として形状のイメージがしにくいものだからこそ、インパクト重視のデザインで興味を引き付けることが重要です。色彩心理的効果も活用しながら、商品のイメージを連想できる色を使用します。

作例のリーフレットデザインは、ブルーとオレンジというハイコントラストなカラーリングで力強さやインパクトを与えています。また、訴求ポイントに応じてグラデーションカラーを活用しているのもポイントです。

オレンジはエネルギーを解き放ち、ポジティブな印象を与える色です。一方、ブルーは落ち着きや信頼感などの印象を与えるため、企業パンフレットなどにも使用されることが多いです。また、水や空、海などといった自然をイメージさせる効果もあり、爽快感を表現する際に使用します。オレンジの暖色とブルーの寒色といった、あえて相反する色を合わせることで力強さやインパクトを与える効果も生まれます。

グラデーションカラーは視覚動線を誘導する効果があります。薄いところから濃いところと、読み手の視線を誘導する際にも効果的なカラーリングです。

白をうまく使って抜け感を出す

リーフレットのように説明文が多く記載される場合には、文字が読みやすいデザインにすることも大切です。

作例の場合は商品名や特徴の部分をあえて白抜きにすることで文字を際立たせています。ハイコントラストだからこそ、白が抜け感要素になっているのもポイントです。上手に白を取り入れることで文字が読みやすくなり、メリハリもつきます。

また、差し色的に白を使用しているため、白抜きのテキストを使っても違和感がありません。統一感を出しながら、読みやすいフォントにすることも重要です。

イメージ写真をリーフレットに取り入れる

商品自体の形状がイメージしにくいからこそ、商品のベネフィットが視覚的に分かるデザインにすることもポイントです。健康食品のほとんどは、一般の料理と異なり、視覚での広告効果があまり見込めない商材です。だからこそイメージ写真を上手に活用することで、商品のベネフィットの訴求が重要になります。

作例の場合は、自然を思わせる写真を入れたり、健康を想起させる写真を入れたりしています。こうすることで、商品を使用した後の自分まで想像できるでしょう。購買意欲をかき立てるためにもイメージ写真を活用しました。

制作パンフレットデザインに対する感想　

二つ折りパンフレット作成