幾何学パターンとクリアなカラーで能力の可能性を感じさせる三つ折りパンフレットデザイン。
発達障害や自己の認知機能にまつわる悩みは、抱えていてもなかなかオープンに話せる場所が少ないものです。自身や家族だけでは解決しづらい悩みを解消し、新たな自身の能力の成長を助けるカウンセリングやプログラムの紹介をするのがこのパンフレットの役割です。
デザインの特徴 – 幾何学パターンと明るいブルー
背景には、目が冴えるような明るいブルーを基調とし、三角形を並べ色調に変化をつけた幾何学パターンを用いています。幾何学パターンは法則に従って終わりなく展開し続ける永続的な図柄。自分の中にある潜在的な能力が開花し、無限に広がっていくようなイメージを与えます。
中面の内容紹介 – プログラムの詳細と費用明示
脳をモチーフにしたシンボルマークが目を引く表紙をめくると、申込みから実施までの流れが一目でわかるフローチャートが出てきます。中面には、2大プログラムである「ADHDカウンセリング」と「認知機能トレーニングプログラム」の紹介を、イメージ画像やイラストを使いながらわかりやすく解説しています。具体的なプログラムの内容を表で表わし、費用も明快に案内することで不透明さをなくし、相談しやすい雰囲気を演出しています。
見開きを大きく使うパンフレットの印象
三つ折りパンフレットは、多くの場合、すべてのページがブロック内に収まるように折り目に従ってデザインされています。この基本的なレイアウトは、読者が自然と上から下へと情報を読み取る習慣に合わせており、直感的な情報伝達を可能としています。しかし、あえて中面は全面にレイアウトしています。
中面の横レイアウトのサプライズ効果
中面を全面レイアウトにすることで、最初に得られるのはちょっとしたサプライズです。読者は縦のレイアウトを期待してページを開くため、全面レイアウトに変わることで新鮮な驚きを感じられます。この意外性は、読者の注意を引きつけ、中身に対する興味や好奇心を刺激してくれるでしょう。
紙面の有効的な活用方法
中面の全面レイアウトは、大きな写真やイラスト、グラフなどのビジュアル要素を大きく取り入れるのに適しています。とくに、景観や風景、タイムラインなど、横に長い情報を効果的に伝える場面で力を発揮します。読者は一目でその情報の全体像を把握することができます。
ただし、全面レイアウトを採用する場合、テキスト情報の配置やフォントサイズ、行間などにも注意が必要です。読み手が横に流れる情報をどのように読み取るかを考慮しながら、情報の配列や優先度を決める必要があります。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
幾何学パターンとブルーの組み合わせが特徴的なパンフレットデザイン
三角パターンの連なる立体的なブルーの背景がポイント
ベタ一色ではなく、幾何学的な模様で背景を構成することで奥行きのあるパンフレットデザインに。グラデーションに合わせて文字色を変えて、テキストの視認性もキープしています。脳内のグラフを拡大鏡で鮮やかに色づかせるロゴは、認知機能のハンディキャップやまつわる悩みを分析することで解決していこうという会社の姿勢のあらわれに感じられます。
裏面は横方向に広く展開し、メニューを分かりやすく解説
パンフレット裏面はカウンセリング内容やトレーニングプログラムについて、横方向に展開して紹介。イメージ写真や表を組み合わせることで、より具体的にカリキュラムが分かるようになっています。費用も一覧になっていて、パンフレットで事前情報をしっかり調べて問い合わせできるのが嬉しいですね。表面と同じブルーの幾何学パターンをフレームにしつつ、白い背景ですっきりまとめているので読みやすいですね。中央には会社のキャッチフレーズをさりげなくレイアウトしています。
認知機能向上への道を導く魅力的なパンフレット
・幾何学的デザインの力
鮮やかなブルーを基調にした幾何学パターンは、潜在能力の開花や無限の成長を象徴し、パンフレット全体に広がる活力を感じさせますね。
・明確なフローチャート
申込みから実施までの流れが一目でわかるフローチャートは、利用者に安心感を与え、サービスへのアクセスを容易にします。
・プログラムの詳細な紹介
「ADHDカウンセリング」と「認知機能トレーニングプログラム」の説明が、イメージ画像やイラストを交えて分かりやすく展開されており、興味を引きます。
・視認性の高いテキスト
グラデーションに合わせた文字色の変化で、テキストの視認性が向上し、読みやすさが増しています。
・裏面の構成
裏面は横方向に広がるデザインで、カウンセリング内容やトレーニングプログラムが明瞭に紹介され、事前情報が容易に入手できます。
この三つ折りパンフレットは、幾何学パターンと鮮やかなブルーの組み合わせによって、認知機能に関するサービスの魅力を引き出しています。また、フローチャートやプログラムの詳細な紹介、視認性の高いテキストが、利用者にとって安心感とアクセシビリティを高める効果があります。全体的に、認知機能の向上を支援する企業の姿勢が伝わる、魅力的なデザインとなっているのではないでしょうか。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。