イベント内容を表裏に記載した3つ折りの招待券デザインです。
表面はゴールドとブラックを基調とした豪華な印象でデザインしたカラー紙面、裏面は詳細なプログラムや登録証を記載したモノクロ面。表面は、折ったときに表紙となる一番上の面に、右上角に帯が入るインビテーションチケットらしいデザインを施しました。
目玉イベントの強調
その下の裏表紙となる面には、目玉イベントとなる二つの講演内容を写真入りで紹介し、他面と差別化できるよう地色をブラックで塗って重厚感のあるデザインに仕上げました。一番下のトビラになる部分には、最終日に行われるトークライブの詳細をパネラーの写真とともに紹介し、イベントの華やかさを印象付けています。
必要情報をぎっしりと裏面に
裏面は、表面とは打って変わりイベントのタイムスケジュールや、イベント後の交流会、入場に必要な登録証など、細かな情報をぎっしり記載しています。表面では、華やかなイベント感、裏面では必要事項の案内と表裏で役割分担をきっちり分けたデザイン事例です。
展示会の特別セミナー招待券用のパンフレットデザインの目的を考える
展示会で開催する特別セミナーに、顧客を招くための招待券として作成されるパンフレットでは、セミナーの日時はもちろん、プログラムを細かく説明する必要があります。
また、特別な招待状であることを強調するために、「選ばれた人が手にするもの」という高級感も演出するべきでしょう。
ゴールドを使った高級感あるデザイン
作例では、パンフレットを三つ折りにした時に、ゴールドが全面に来るカラーリングで、特別なセミナーへの招待券であることを強調しています。光沢をイメージした装飾によって、パンフレットを手に取る相手に、まるで紙ではない素材でできているように感じてもらえるでしょう。
また、ブラックとゴールドのカラーを使って表紙を区切り、必要な情報を分かりやすく伝えています。
三つ折りの状態・開いた状態の両方が、エレガントなデザインだと言えるでしょう。
パンフレット裏面ではシンプルに分かりやすく情報を伝える
セミナーのプログラムを紹介する裏面では、多くの文字数を使う必要があるため、読みやすさを重視してモノクロカラーで統一し、プログラムごとに情報に枠を設けています。
グレートーンを使い分けることで、それぞれの情報の区切りを明確にしました。
最新情報を確認してもらうためのQR画像
パンフレットを作成・配付をした後でも、セミナーまでに何らかの情報が変更される可能性があります。より細かな情報や最新情報を確認したいと考えた方のために、QR画像を使い、サイトを開きやすいようにしました。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
招待チケットらしいゴールドの高級感あふれるパンフレットデザイン
折るとチケット風になるデザインがラグジュアリー
三つ折りパンフレットの特徴のひとつに、折った時と開いた時で異なる印象を見せられるということがあります。このパンフレットはセミナーのタイトルと日時を上3分の1に掲載し、背景をゴールドのグラデーションにすることでチケットの質感を表現。中段にはブラックを使うことで高級感をさらに高めています。
モノクロでもそれぞれの情報が確認しやすいレイアウト
パンフレット中面(裏面)は、モノクロですが、グレーのトーンを使い分けながら各情報をレイアウトしているので、読みにくさは感じません。上段にセミナーのタイムテーブルを表示し、下段には登録証として使う個人情報記入欄を構成。セミナー関連の注目イベントとしたい交流会の参加募集は、大きなフォントを使って中段でアピールしています。パンフレットの中でも文字情報の多いページは、このようにグレーを効果的に配置すればモノクロでも、シンプルかつ視認性の高い紙面を構成することができるのではないでしょうか。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。