


専攻の内容と就職実績などをグラフを用いてアピールしているパンフレットです。
大学の学部紹介ということで、実績や内容の「見える化」を強く意識したデザインを心がけました。例えば、国家試験合格率を円グラフであらわしたり、研究実績を図でまとめてそれぞれの領域の関係性を明確にしたり。就職実績についても、進んだ先が一目で分かるようにカテゴライズして、すっきりした紙面になるようにしてみました。
親しみやすさを演出するデザイン要素
写真は角を丸くすることで、親しみやすさを演出しています。フォントは若者の読みやすさを優先して、ウェブテキスト風のデザインを採用しました。
明るいカラーとスマートなイメージ
白い背景をベースに、明るい水色をテーマカラーとして用いて、理系らしいスマートなイメージと、学生らしいフレッシュなイメージを醸し出してみました。
中面のデザインとオンライン連携
中面は、三つ折りの真ん中部分のみ、淡いグリーンがかった背景にして、変化をつけています。オンラインでより詳しい情報を取得できるよう、LINE公式アカウントとウェブサイトのQRコードを、それぞれやや大きめのサイズであしらっています。


学部の魅力 – 未来を見据えた教育と実績
ターゲットに即した情報の選定と表現
このパンフレットでは、高校生というターゲットに合わせて、コース制の特長や豊富な研究実績、就職率や国家試験合格率など、進学先選択に重要な情報を的確に選んでいます。さらに、それぞれの情報をわかりやすく表現するため、アイコンやグラフ、写真を効果的に使用しています。これにより、多くの情報を整理し、読み手に伝えたいポイントを明快に訴求しています。
カラーリングとレイアウトによる読みやすさの向上
白を基調とした背景に、グリーンとオレンジのアクセントカラーを用いることで、爽やかで親しみやすい印象を与えています。また、情報ごとにセクションを分け、十分な余白を確保することで、視線の流れをコントロールし、読みやすさを高めています。写真やアイコンの配置にも工夫が見られ、情報の階層構造を表現しています。
大学のブランドイメージを反映したデザイン
このパンフレットのデザインは、大学のブランドイメージを反映したものとなっています。清潔感のある色使いや、シンプルながらも洗練されたレイアウトは、大学の教育方針や雰囲気を視覚的に伝えています。また、写真の選定においても、学生の笑顔や充実した設備など、大学の魅力を印象付ける要素が取り入れられています。これにより、受験生に対して大学のイメージを効果的にアピールすることができています。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
グラフや図で視覚にアピールしているパンフレットデザインですね。
グラフや写真を使ってシンプルにアピール
円グラフや図を活用することで、情報をわかりやすく整理し、学部の強みや特色を強調しているように感じられます。余分な装飾や誇張な表現は避けて、淡々と事実を積み上げる内容は誠実で、理系大学の姿勢として素晴らしく、好感がもてます。また、たくさんの写真があしらわれていて、実際の学生の様子が伝わってくるのも良いですね。写真の角を丸くすることで、より親しみやすさは増しているようです。中面の背景色にグリーンがあしらわれているのも、フレッシュな雰囲気で素敵です。
若者向けパンフに必須の二次元コードが◎
LINE公式アカウントとウェブサイトへの二次元コードが大きくレイアウトされているのも、若者世代への訴求性として完璧です。大学選びをしている十代の若者は、そのほとんどが情報をスマホで得ているため、パンフレットだけで情報を完結させるのではなく、オンラインにアクセスを誘導しているのは学生獲得に向けて有効と考えられます。こちらのパンフレットはコードのサイズも大きく、すぐ分かるところにレイアウトされているので、大学についてもっと知りたいという人も満足できるのではないでしょうか。
専門性と信頼性を「見える化」する、大学パンフレットの情報デザイン

※画像はイメージです
大学の学部紹介パンフレット、特に「視能訓練士」のような専門職を養成する学部のパンフレットは、デザインにおいて非常に繊細なバランス感覚が求められます。
なぜなら、ターゲットである高校生や保護者に対し、「学びの魅力や楽しさ(親しみやすさ)」と、「教育の質や将来性(信頼性・専門性)」という、一見すると相反する可能性のある2つの要素を同時に、かつ的確に伝える必要があるからです。このパンフレット事例は、その「見える化」の難題に、情報デザインの力でどう応えるか、という点で示唆を与えてくれます。
数字の“説得力”を最大化するグラフ表現
パンフレットの中面には、国家試験合格率が示されています。ここで注目したいのは、単に「合格率」を大きく掲げるだけでなく、「全国平均」という比較対象を意図的に併記している点です。
もし「99%」という数字だけが書かれていたら、読者は「すごい数字だ」とは感じつつも、その“すごさ”の具体的な尺度を持ちません。しかし、全国平均という「基準」と並べることで、「全国でも高い水準だが、この学部はそれをさらに上回っている」 「平均よりも高いのは、教育の質が高い証拠ではないか」 といった、読者自身による能動的な評価を引き出すことができます。
これは、単なる数字の提示を超え、数字の意味を深く理解させる「比較による視覚化」の好例と言えます。円グラフというシンプルな形式でありながら、その背景にある「教育の質の高さ」というメッセージを、雄弁に語らせるデザインです。
学問の「広がり」と「関連性」を示す図解
もう一つの特徴的な「見える化」は、外面の「豊かな研究実績」のセクションです。ここでは、研究分野が箇条書きで羅列されていません。中心に中核分野を置き、そこから関連する研究テーマが放射状に広がる、マインドマップのような図解が用いられています。
この図解がもたらす効果は絶大です。
- 直感的な網羅性: この学部でどれだけ多岐にわたる研究が行われているかが一目でわかります。
- 学問の関連性: 各テーマが独立しているのではなく、互いにどう関連し合っているのか、その「つながり」が視覚的に理解できます。
もしこれが単なるテキストの羅列だったら、読者(高校生)は「専門用語がたくさん並んでいる」と読み飛ばしてしまったかもしれません。図解にすることで、「自分が興味のある分野(例:人工知能)も、この分野と繋がっているんだ」という新しい発見を促し、学問への興味そのものを喚起する力を持っています。
「開く」体験に寄り添う、三つ折りパンフレットの構成力
このパンフレットは「三つ折り」形式ですが、この形状の特性も巧みに活かされています。三つ折りパンフレットは、読者が「表紙をめくる」→「中面を見る」という一連の「体験」を伴います。
- 表紙: まず大学という“顔”を見せます。
- 表紙を開いた面: 次に目に入るのは「コース制による広がる選択肢」です。読者が最初に抱くであろう「ここでは何が学べるのか?」という疑問への具体的な回答(選択肢)を提示し、中面への期待感を高めます。
- 中面: 全て開くと、学びの内容、就職実績、合格率、学習環境(少人数教育、病院実習)といった、進学先を決める上で知りたい情報が網羅された世界が広がります。
- 裏表紙: 最後にパンフレットを閉じたとき、裏表紙には「豊かな研究実績」と、さらなる情報を得るためのQRコード(LINE、Webサイト)が配置されています。
このように、読者がパンフレットを手に取り、開いていく「時間軸」に合わせて、最も効果的な順番で情報を提示するストーリーテリングが設計されています。
単に情報を美しくレイアウトするだけでなく、ターゲットが求める情報は何かを見極め、それを最も説得力のある「形」(グラフ、図解、構成)に翻訳すること。このパンフレットは、大学の「信頼性」と「専門性」を、高校生というターゲットに届けるための情報デザインの役割を明確に示しています。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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