


メンズシェッドの具体的なイメージが湧くデザインに。
メンズ・シェッドとは、退職後の男性が地域社会のために活動するためのコミュニティのことです。シェッドは小屋(Shed)という意味だそうです。まだ日本では耳馴染みのない言葉と感じたので、直感的に「メンズ・シェッド」を理解できるようなデザインを心がけました。
アクティブな高齢者を表現する写真
表紙、ウラ表紙にはタイル状に高齢者の顔写真をレイアウト。緑に囲まれていたり、本を読んでいたり、何かの作業に没頭していたり、サイクリングしていたり、思い思いの生活を楽しんでいる様子をあしらうことで「アクティブな高齢者」をファーストインプレッションにするデザインです。
日本でのメンズ・シェッドの紹介
中面は、まだ日本では始まったばかりのメンズ・シェッドについて詳しく解説する内容です。明るく清々しい雰囲気を大切にしました。
親しみやすさと理解しやすさを重視
全体のデザインは親しみやすく、わかりやすさを重視しました。フォントやカラーリングにも注意を払い、シンプルかつ温かみのある雰囲気を演出しました。



温かみと共感を引き出す案内パンフレット
表紙デザイン – 親しみやすさと地域連携の象徴
表紙デザインは、多様な活動シーンの写真をコラージュ形式で配置することで、メンズ・シェッドの多様性と地域連携を象徴しています。各写真の自然な笑顔と活動の楽しさが伝わり、読者に親しみやすさと共感を呼び起こします。タイトルデザインは、シンプルでありながらも効果的で、対象者の心に響きます。
概要セクション – 活動内容の明確な紹介
初めのセクションでは、メンズ・シェッドの活動内容とその意義が詳述されています。文章は読みやすく、要点を押さえており、どのような活動が行われているのかを明確に伝えています。活動イメージ写真の配置も効果的で、実際の活動風景を捉えやすくしています。
活動の詳細 – 多様な活動の紹介
多様な活動の詳細が述べられています。各活動についての説明は簡潔で分かりやすく、参加者がどのように活動に参加できるかを、注意点なども踏まえて具体的にイメージできるようになっています。写真とイラストのバランスが良く、視覚的にも楽しめる構成です。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
新しい取り組みを視覚的に伝えるパンフレットデザインですね。
コンセプトを直感で理解できる表紙
メンズ・シェッドとは、退職した後の男性が地域社会で活動するためのコミュニティとのことですが、このコンセプトを直感的に理解できるような表紙、ウラ表紙が素晴らしいです。タイル状に高齢者の顔写真がレイアウトされていますが、同じポーズや活動をしている様子ではなく、思い思いのアクティビティを楽しんでいる姿が掲載されています。これにより、アクティブで多様な高齢者のライフスタイル、姿が強調され、メンズ・シェッドの活力が一目で伝わります。このデザインは、初めて「メンズ・シェッド」に触れる人々に対して、魅力的なファーストインプレッションを与えることができるのではないでしょうか。
詳細な説明が分かりやすい
パンフレットの中面では、日本ではまだ始まったばかりのメンズ・シェッドについての詳しい解説が展開しています。文字サイズは少し小さめに感じられますが、くっきりとしたフォントを選び、白い背景の上にレイアウトすることで視認性を確保しているようです。明るく清々しい雰囲気を大切にしたデザインは、全体として親しみやすく、ポジティブなエネルギーに満ちたパンフレットです。
「運営の手引書」としてのデザインの役割

※画像はイメージです
このパンフレットは、画像からもわかるように非常に明確な目的を持っています。単に「参加しませんか?」と一般のシニア層へ呼びかけるものではなく、「どうすれば地域にコミュニティを立ち上げ、それを維持していけるか」という、運営者を志す人々に向けた実務的なガイドブックです。
この「運営の手引書」という特別な目的に対し、デザインは主に2つの重要な役割を担っています。
1. 行動を後押しする「信頼感」と「具体性」
コミュニティをゼロから立ち上げようとする人が最初に求めるのは、「本当に自分にもできるだろうか?」という不安を解消する「信頼感」と、「具体的に何をすればいいか?」という「具体性」です。
表紙が示す「多様な未来」: まず、表紙と裏表紙にコラージュされた多くの活動写真は、「こんなに多様な活動が可能なんだ」「こんなに楽しそうな仲間が集うんだ」という、コミュニティの豊かな未来像を提示しています。これは、運営を志す人にとって強力な動機付け(希望)となります。
中面が示す「現実的な手順」: 一方で、中面に目を移すと、「Part 1: メンズ・シェッドを立ち上げる」「Part 2: メンズ・シェッドを維持するために」という明確な目次があり、「必要な道具と調達方法」「解決すべき課題」「必須のルール/会合」といった非常に具体的な項目が並びます。ここでは、楽しさだけでなく、運営に必要な実務情報が、クリーンで読みやすいレイアウトで整理されています。
デザインは、この「感情(希望)」と「論理(実務)」をバランス良く配置することで、手引書としての信頼性を高め、読者の第一歩を力強く後押しします。
2. コミュニティの「理想の空気感」を伝える
「メンズ・シェッド」は、日本ではまだ広く知られているとは言えない概念かもしれません。そのため、この手引書は運営ノウハウだけでなく、「本来どのような場所であるべきか」という哲学や「空気感」を伝える必要もあります。
このパンフレットは、明るいグリーンや空色をアクセントに、全体的にクリーンで開かれた雰囲気で統一されています。使用されている写真も、何かに没頭する真剣な表情や、仲間と笑い合う自然な笑顔が丁寧に切り取られています。
これらの視覚要素が一体となり、「ここは安全で、お互いを尊重しあい、誰もが自分らしく活動できる場所なんだ」という大切なメッセージを、文章以上に強く伝えています。デザインが、これから作られるべきコミュニティの「理想の空気感」を、視覚的にガイドしていると言えるでしょう。
※掲載のパンフレット・冊子は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
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