イギリスの象徴をあしらって、知的で楽しいイメージにまとめました。
イギリスといえば?を象徴する建造物のひとつビッグ・ベンの写真を大きくあしらって、イギリスへの憧れを掻き立てる表紙を作りました。フォントは個性のあるものを使って、国旗の色をテーマカラーに選んでいます。
教育に関する内容のクリアな表現
特に、ネイビーは知的なイメージの色なので、表紙以外にも上下の帯や文字色など、さまざまな部分に用いるようにしました。中面は進学できる大学や、留学、大学進学の概要についてなど、データや解説が多いので、見出しを作って、読みやすいように整理しています。
デザインの統一性と機能性
見出しの文字色はネイビーと相性の良い濃いめのイエローを用いて、すっきりした紙面になるように心がけました。写真やグラフはごちゃごちゃしないよう、なるべく段落の右側に配置するようにしています。
見やすい質問&回答で疑問を解消
ウラ表紙には、よくある質問を掲載。白色の背景にそのまま文字を入れている質問(Q)に対して、回答(A)は水色のフレームを敷くなど、ここでも見やすさを追求しています。
ボリュームのある情報とデザインのバランス
全体のレイアウトと情報の構成
・表面は、ターゲットとなる学生や保護者に訴求する「なぜ海外大学に進学するのか」という点を明確に伝えるレイアウト。キーメッセージが一目で理解できる。
・中面は、具体的な進学までのプロセスや問い合わせ先などの実用的情報を提供。読み手を次のアクションに導くための情報が過不足なく盛り込まれている。
・情報量が多いが、セクションごとにまとまりを作り、見出しを効果的に使うことで全体としての見やすさを確保している。
デザイン的な訴求力とブランディング
・明るい色使いと、写真やイラストを効果的に使うことで、若い読み手の興味を引き付ける視覚的な魅力がある。
・特に中面の大きな地図のイラストは印象的で、海外への興味を喚起する効果があるように感じられる。
・一方で、裏表紙のFAQは情報を整理して伝えることに重点が置かれている。
・ロゴを目立つ位置に配置することで、ブランドの訴求も忘れていない。
カラーパレットと色の使い方
・青を基調とした爽やかなカラーパレットで、信頼感と好感度を高める効果がある。
・重要情報を赤で強調するなど、色の使い方に一貫性があり、情報の優先順位を示す役割を果たしている。
デザインが想起させるイメージ
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ビッグ・ベンが印象的でグラフが見やすいパンフレットデザインですね。
知的で楽しいイメージで留学に対する前向きな気持ちを喚起
中面は、大学や留学に関する情報が豊富です。ともすれば情報の海に呑まれそうなほどの量ですが、こちらのデザインでは見出しや色使いが巧みで、読み解きやすいレイアウトになっているようです。知的な印象を与えるネイビーを中心に配置された文字や、ネイビーと相性の良い濃いめのイエローという視覚的なアクセントによって、全体が読みやすく整理されています。ウラ表紙の「質問と回答」もシンプルな構成で、読者の疑問点をフォローしているのが親切な設計と感じました。
イギリスの象徴で渡英のワクワク感が募る
パンフレットの表紙には、イギリスを象徴する建造物であるビッグ・ベンの写真が大胆に配置されています。イギリスを象徴する建物は他にもバッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドン塔などさまざまありますが、さまざまな建物の写真を複数使うよりも、ビッグ・ベンの大きな写真一枚の方がインパクトが大きく効果が高いと感じました。手に取った人は、イギリスへの憧れが刺激されるでしょう。タイトルにイギリスの国旗の色を採用することで、さらにその気持ちを高めているようです。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。