ポップな印象で親しみやすさを演出しました。
明るい黄色に丸みを帯びたフォントを組み合わせて、フレンドリーな雰囲気にまとめました。黄色は黒色と組み合わせると主張が強くなりますが、濃いめのブラウンを合わせることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
表紙と裏表紙のシンプルな構成
表紙には名称と集合写真を配置して、ウラ表紙は活動場所と連絡先のみを掲載するというシンプルな構成ですが、背景にドットや丸の模様をあしらうことで、活動の楽しさが伝わるように心がけています。見出しにも丸を意識して使い、ほんわかしたムードを出せるよう工夫しました。
活動の多様性を示す中面レイアウト
中面には、月ごとのイベントをすごろくのようなチャートでレイアウトして、一年を通してさまざまな活動があることをアピール。活動内容や活動にかかる費用、時間なども表にして分かりやすくまとめました。
本格的な活動内容の魅力的な紹介
技術質、制作室、アナウンス室と企業さながらの本格的な活動内容は、写真と見出し、吹き出しマークなどをたくさん使って目立つように掲載し、興味を持ってもらいやすくしました。
ポップさを整理して勧誘に結びつけるためのポイント
今回の大学放送局の勧誘用パンフレットのデザインのポイントは、ポップな紙面構成とグリッドの調整です。活動的かつ整理された印象を与えることを意識して制作しました。
明確な目的を持つパンフレット構成
このデザインのポイントは、サークルメンバー勧誘という具体的な目的に向けて構成されている点です。目的を明確にすることで、パンフレットが受け手に明確なメッセージを伝え、これからサークルに加入したいと考えている学生の皆さんの関心を引くことができます。
学生の関心を引く工夫
とくに重要なのは、興味を持ってもらった学生をサークルメンバーとして勧誘する割合を上げる観点です。パンフレットは魅力的なデザインでありながらも、内容の伝達に集中できるように設計しました。
勧誘効果を高めるデザイン
細かいアプローチが、ポップなデザイン要素を整理しており、真面目ながらも楽しそうな雰囲気のサークルという印象を与えます。学生の皆さんに放送局の活動への興味を持ってもらい、積極的な参加を促すことを目指しています。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
活動内容が分かる楽しい雰囲気のデザインですね。
広げて見れば活動内容とムードが分かる
すごろく風にレイアウトされた月ごとの主な活動や、職場紹介のような各室の紹介、フレンドリーな雰囲気のまま必要な情報が余さず記載されていて、楽しい雰囲気を大切にデザインしてもらえたと思います。バナナのような濃いめの黄色は、ユニセックスな雰囲気で親しいムードが感じられます。イラストも写真の楽しげな様子とマッチしていて、放送局の活動を知ってもらうのにふさわしいのではないでしょうか。ストライプやドットで装飾されているのもワクワクできる要素のひとつに感じます。
ブロックを多用することで、パッと見の情報量UP
写真、フレームなどブロックを最適なところに配置していくレイアウトスタイルは、パッと紙面を見た時に得られる情報量が多くなると思います。スマホやタブレットで文章の飛ばし読みに慣れた大学生に合う掲載スタイルと感じました。じっくり読むというよりも「どんなところか実際に見てみたいな」と思ってもらえることが大切なので、そのニーズにデザインが合致しています。フレームの枠線が太めなのも、情報をくっきりと分けられていて良いと思います。
※掲載している冊子のデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。