飛行機の旅はお好きですか?あの巨大な機体が空を飛び、世界中を旅させてくれます。特に長時間フライトでは、空港から機内での経験が旅行そのものに大きく影響するものになるものです。いろいろなこだわりをもって航空会社を選ぶ方もいれば、やっぱり日系が一番!という方もいらっしゃるかもしれません。今回は、空の旅に関連する航空会社などのテレビコマーシャルや機内ビデオを集めてみました。次の旅はどこに行きますか?(※紹介する動画は当サイトの制作事例ではありません)
新しさを打ち出すスペインの航空会社のテレビコマーシャル動画制作例
スペインの航空会社「イベリア航空」のテレビコマーシャルです。新しい航空機の導入キャンペーンの一環で製作されたもので、環境と乗客に優しいシステムを搭載した機体を紹介する構成になっています。CO2排出量が25%削減され、機内の換気が2分に1度行われるシステム。飛行機といえば、エコノミークラスはもちろん、ファーストクラスやビジネスクラスであっても、ある程度の閉塞感は否めないものです。そんな空間を、ゆとりある清々しい空間というイメージとして発信するということで、「新しい航空機」をアピールすることに成功しています。「新しい時代、新しい航空機」というフレーズ、そして最後の「Cada dia es el primir dia(毎日が初日)」という航空会社としてのキャッチフレーズ双方に、「新しさ」にバリューをおいていることが投影されています。
イベリア航空は、日本(成田)・マドリード間で就航しており、2010年にはイギリスのブリティッシュ・エアウェイズと共にグループ企業を発足しています。「イベリア」は、スペイン・ポルトガルが位置する半島の名前で、スペインの別称としても使用されています。新しい機体が「換気システム」がメインになっている、新しいタイプのテレビコマーシャルです。
ドバイから世界へという自信をのぞかせるテレビコマーシャル動画制作例
アラブ首長国連邦のドバイを本拠地とする航空会社「エミレーツ航空」のテレビコマーシャルです。ドバイという街の素晴らしさを前面に打ち出した構成になっています。フライトそのものではなく、本拠地の素晴らしさをアピールする、というところに、「ドバイらしさ」を感じます。
長年機内サービスなどを総合的にフライトの快適度をランク付けしたエアライン満足度ランキングでは、シンガポール航空がトップというイメージが強いと思いますが、ドバイの人気が上がるにつれて、エミレーツ航空のクオリティも上がり、近年では上位5位内の常連組になっています。24時間稼働のドバイ国際空港を本拠地とし、世界76国122都市に就航しています。「エミレーツ航空で、より良い空の旅を」というキャッチフレーズを掲げ、ドバイへのインバウンドだけではなく、エミレーツ航空での世界各国への旅を宣伝する、シンプルながらも自信に満ち溢れたテレビコマーシャルに仕上がっています。
フランスらしさが随所に散りばめられた機内案内ビデオ制作例
フランス・パリを本拠地とする航空会社「エールフランス」の機内非常設備案内ビデオです。非常設備案内といえば、お決まりの構成がありますが、さすがフランス、おしゃれさを最優先した演出になっているところが面白いですね。フレンチポップのような色使いと、美しさを重視する姿勢がフランスの地域性を遊び心たっぷりに表現しています。
シートベルトはシートベルトサインが消えていても基本着用したままで、というお願いも、フランスの手にかかると、「ウエストラインを優雅に見せることができます」という表現に。
「お願い」の色味が強い案内ビデオが、近年ではその土地・エアラインの特徴を発揮する場所のようにんなりつつあります。日本でも、歌舞伎を取り入れた案内ビデオが導入されたということが話題になりましたが、搭乗直後に確実に乗客に伝える必要がある内容だからこそ趣向を凝らして、「思わず見入ってしまう」映像にする工夫が随所に感じられます。フランスらしい美意識満載の機内案内ビデオです。
サイトへのお問い合わせ・依頼 / 各種デザイン作成料金について / デザイン作例一覧