シックでまるで会員制のバーのような、上質感のあるロゴデザインです。
黒に金色というある意味、高級のお手本のような組み合わせです。あまり金の主張が強過ぎると、押し付けがましさで出て来てしまいますので、線は細めにし、上品なイメージに仕上げています。四角い枠からややはみ出したデザインが、全体をややカジュアルなイメージにしています。
ゴールドの輝きが演出する上品な印象
このバーのロゴデザインは、ゴールドとブラックの古典的な組み合わせを採用して、洗練された雰囲気を醸し出しています。文字「K」の流れるような曲線は上品さを表現し、シンプルさが洗練された大人の世界への入り口を暗示しています。ゴールドの輝きは、品のあるバーの内装や照明を想起させ、高級感をしっかりと打ち出しています。
コントラストとバランスの妙
このロゴは、背景のダークトーンとフォントの光沢感が対比をなし、見る者の目を引きます。フレーム内に収まった「K」の文字は、バランスよく配置されています。ロゴの四角い枠は、都会的なバーの安定した存在感と品質を象徴しており、記憶に残りやすい視覚的アイコンとなっています。
ミニマリズムと機能性
ミニマルばデザインは、余計な装飾を省きながらも、ロゴが持つべき機能性を最大限に引き出しています。店舗名はシンプルでありながら、エレガントなフォントで表現されており、デザイン的な魅力とともに、場所の品格をしっかりと伝えています。ロゴのシンプルさは、様々なマーケティングに容易に適応できる汎用性を持っています。
ロゴ作成例に関する考察
少し入りにくい雰囲気で、ロゴにプレミアム感を与える
バーへの期待と入りにくさの心理効果
バーというものは、なかなか入りづらいものです。特に見知らぬ土地でのバーというものは、まだどのような場所か、お店か、そのようなことがまったく分からない未知数の場所であるため、わくわくした気持ちと同時に、入っていいものだろうかという気おくれのようなものが、人間の心理的にはあると言われています。
限定感と特別な空間の提供
しかし、この逆に少し入りにくい雰囲気というものが、裏を返せば、自分の特別な空間になるステップの一つでもあります。特に現代社会では、あまりにも人が多すぎること、またストレス社会と言われているように、常に人との競争や人への気配りなどで疲れがちです。
プレミアム感あるロゴの重要性
このような限定感のあるバーであれば、誰でもが気軽に入ってみよう!というわけではなく、ちょっと一息つきたいなと考えるような人、つまり非日常を求めている人が入れるようなロゴマークになっていると言えます。ロゴにプレミアム感を与えると同時に、若干の入りにくさがミソとなっており、これは裏を返せば、なかなか人に邪魔されることがない空間を手に入れることが出来るということです。
ロゴマークから、膨らむ想像・イメージ
そういったイメージを人に与えてくれるロゴマークはとても貴重なものであると言えます。少しの入りにくさというものをクリア出来て、実際にお店に入った時に、そのお店が期待以上のものであった場合には、このような「入りにくい」というプレッシャーからも解放されたと同時に、感動を得ることが出来ることから、より素晴らしい店舗である、と認識をしてもらいやすくなります。
優雅さを連想させるロゴのデザイン
どうしても、初めて入るお店というものは緊張を強いられるものであると同時に、かなり強い不安感も持つケースがほとんどです。しかし、そのような心理を逆手に取る事も可能という事です。男性目線としては、ぜひ一度は女性と来店してみたい、と思わせてくれるような優雅さのあるデザインではないでしょうか。大人の男性でも女性でも楽しめるような空間作りを提供してくれる、そんなお店を連想させてくれます。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
レイアウトに工夫を感じるデザインだと思いました。
バーはお金に余裕のある人がお酒を飲む店というイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし決してそのようなことはなく、多くは気軽にお酒を飲める店なのです。しかし、シックで落ち着いた雰囲気から、とても高級だというイメージを持ってしまう人も実際には多いでしょう。
店の看板などに使用するロゴデザインも重要になります。この場合には金色を使っていますが、それほど過剰に輝くような金色を使用しているというわけではないので、極端に高級すぎる感じは出ていません。文字を崩して細く書いているので、むしろ上品な感じがします。文字の色だけではなく、文字の形や背景色にも気を使って作成されているように感じました。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。