蜂の巣をイメージしたパターンをあしらっておしゃれな佇まいを目指しました。
シャンプー&トリートメントは毎日使うものなので、暮らしに溶け込みつつちょっとおしゃれな雰囲気が醸し出せる、そんなバランスにこだわってデザインしました。
蜂の巣パターンの意匠
商品名をもじって、蜂の巣を意匠化したパターンを上部にあしらい、下部にいくに従って溶け込むように薄くしています。そこへ、サンセリフ体のカチッとしたフォントを使って、甘すぎないユニセックスな雰囲気を表しました。余計なキャッチコピーや装飾は加えず、すっきりしたまとまりを意識しています。
モノクロで醸し出すコントラスト
デザイン自体はモノクロですが、明度を調節しているので暗く沈まず適度にコントラストがつくように全体のバランスを取っています。
シャンプーとトリートメントの色分け
シャンプーはグレー系、トリートメントはブラック系でまとめましたが、これは店頭に並んだ時、似ている色で取り違いが起こらないようにという配慮から色をセレクトしました。デザインが同じでも色使いを工夫すれば、バリエーションがつけられるという好例になったのではないでしょうか。
※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。
シックでモダンなミニマリズムを体現するパッケージデザイン
製品の特徴を的確に伝えるタイポグラフィ
・ブランド名が大胆に配置され、目を引くフォントで強調。
・テキストが製品の主要成分を明確に伝達。
・シンプルで読みやすいサンセリフ体が全体的に使用され、現代的でクリーンな印象。
モノトーンカラーによる洗練された色使い
・白と濃い灰色の2色のみを使用することで、ミニマルでシックな雰囲気を演出。
・ダークトーンの背景色がプレミアム感と高級感を感じさせる。
・モノクロ調の色合いがユニセックスなイメージを与え、幅広いターゲット層にアピール。
六角形のハニカム模様が特徴的なビジュアル
・製品名に合わせ、ハチの巣を連想させる幾何学模様をあしらったデザイン。
・繊細な六角形が規則的に並ぶパターンが、洗練された印象を強化。
・ロイヤルゼリーなどミツバチ由来の成分を使用していることを視覚的に表現。
スタイリッシュなパッケージフォルム
・シンプルな円筒形のボトルが、シャンプーとトリートメントに共通して使用。
・ミニマルなフォルムがモダンでスマートな外観を生み出す。
・無駄のないシルエットとマットな質感が、高級サロン向けの製品らしい佇まい。
全体を通して統一感のあるブランドイメージ
・パッケージ全体で一貫したデザイン要素が用いられ、ブランドの世界観を構築。
・モノトーンカラー、幾何学模様、シンプルなレイアウトなどが調和することで、独自のブランドアイデンティティを確立。
・各製品のパッケージが同一のデザインルールに従うことで、店頭での存在感と訴求力を発揮。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
おしゃれなユニセックスデザインですね。
蜂の巣柄がクールな佇まい
パッケージのデザインに取り入れられた蜂の巣状のパターンが、都会的でおしゃれな雰囲気を醸し出しています。パターンは上部にくっきりと配置され、下部に向かって段々と薄くなるようにデザインされており、統一感がありながらも独創的な印象を与えます。ブロック体のフォントが、甘くなりすぎないユニセックスな雰囲気を引き立てています。余計な装飾やキャッチコピーを省くことで、シンプルで洗練された印象にまとまっているのではないでしょうか。
明度のコントロールですっきりとしたパッケージデザインに
モノクロでありながら、明度の調節によってコントラストが生まれ、クールではありますが地味にならないバランスが表現されています。シャンプーとトリートメントをグレー系とブラック系で区別する配色は、取り違いを防ぐための配慮が感じられますね。ほぼ同じデザインであっても、色味を変えることで(取り違いを防ぎ)求める商品を探しやすくするのはひとつのユニバーサルデザインと言えるのではないでしょうか。ミニマルだけれど個性が光る、老若男女が手に取りやすいパッケージです。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。