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アルコールハンドジェルボトルデザイン

アルコールハンドジェルボトルの商品ラベルデザインを作成しました。


アルコールハンドジェルボトルデザイン

除菌洗浄をイメージしたグラフィックで商品特性を伝えるハンドジェルボトルのラベルデザインです。

クリアボトルに貼られた透明感のあるブルーのラベル。やや近未来感のあるグラフィックでアルコールハンドジェルの効果を表しています。除菌や洗浄アイテムは効果が目に見えづらいため、シンプルな文字表現のデザインがどうしても多くなりがちですが、背景に凝ったグラフィックを入れることで、ワンランク上の商品イメージを作ることができます。

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デザイン効果の差別化

背景の奥行きあるグラフィックに合わせて商品名もグラデーションで立体感をもたせ、より洗練されたデザインで機能性を訴求しました。

明確なレイアウトによる情報提供

また、ラベル上部には商品名、右側には商品説明、左側には含有成分と機能をまとめ、視覚的に情報が得やすいようにレイアウトを構成しています。

アルコールハンドジェルラベル作成例1

アルコールハンドジェルラベル作成例2

アルコールハンドジェルボトル作成例1

アルコールハンドジェルボトル作成例2

デザインの明快さが求められる理由

アルコールジェルの販売において、パッケージデザインは重要な要素です。特に新しいブランドの場合は、顧客にアピールして製品の魅力を伝える必要があります。

グラフィックと写真の効果的な活用

アルコールジェルのパッケージデザインは、消費者がラベルを読まなくても製品が何であるかわかるように、明快であることが好ましいです。パッケージデザインにグラフィックや写真を使用する場合は、商品のメリットや特徴を補強できるようなものが良いでしょう。

— 書体選びのポイント

書体についても、商品にふさわしいスタイルをチョイスします。モダンであったり、クラシックであったりと、どんなイメージを打ち出したいかに応じて選択します。

 

競合商品が多い新ブランドの商品パッケージデザインには「差別化」と「コモデティ化」のバランスが大事

競合商品が多い新ブランドの商品パッケージデザインはただ「差別化」だけに注力すればいいというものではありません。差別化を意識しすぎるあまり、商品の特徴や魅力が伝わりにくくなってしまう場合もあるからです。

商品の魅力を伝えながら、競合商品との差別化を図りたい場合、パッケージデザインにおいては「差別化」と「コモデティ化」のバランスが重要になります。コモデティ化とは、新商品の認知度が高まり、汎用品化することを意味する言葉です。

長期にわたって商品を販売する戦略の場合、あまり差別化しすぎるとコモデティ商品になったタイミングで顧客が興味を失ってしまう可能性が高いです。差別化とコモデティ化のバランスに重要なのが「競合商品のカラーイメージ」と「差別化のためのグラフィックデザイン」になります。

商品のカラーイメージを「あえて」取り入れる

いずれコモデティ化することを踏まえて、既にイメージに定着している商品カラーイメージをあえてデザインに取り入れます。新商品や新ブランドにとって競合他社との差別化は重要なキーワードになりますが、あまり奇抜な差別化を行った場合、前述したようにコモデティ化したタイミングで顧客離れが起こる可能性もあるためです。

作例のアルコールハンドジェルでは、競合商品に多い「青」や「シルバー」といったカラーリングを採用しています。

この「あえて」は新ブランドと新商品であることを踏まえて、まずは顧客にどのような商品なのかを体感的に理解してもらうための工夫です。パッケージに商品のメリットやベネフィットを長々と提示するよりも、競合と同じようなカラーリングを活用することで、顧客が「同じような商品なのかな?」と理解してもらいやすくなります。お茶のペットボトルやビール缶のデザインをイメージすると分かりやすいかもしれません。

競合商品のカラーイメージの中で差別化できるグラフィックを活用する

コモデティ化の反対語が「差別化」です。競合商品と同じようなカラーリングを施しただけでは、新商品を手に取ってもらうのは難しいでしょう。だからこそ、同じカラーリングの中でも差別化できる部分に工夫を施しています。

作例では、パッケージのバックグラウンドに近未来的で科学色が強めのグラフィックを入れ込みました。競合商品に比べてよりスタイリッシュに洗練されたデザインに統一することで、コモデティ化したタイミングでも顧客の目線を惹きつける効果もあります。

注目を集める商品なのか?or長期にわたって販売したい商品なのか?を踏まえてデザインを決める

注目を集めて一時的に売り上げを伸ばす戦略なのか?それとも長期にわたって売り上げを伸ばす商品なのか? 競合が多い商品のパッケージでは、ご依頼者さまの戦略がデザインの核になります。

 

制作ラベルデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

清潔感のあるニュアンスブルーが魅力のラベルデザイン

クリーンなイメージのディープブルーは商品の目印にも

深海のような透明感のあるブルーは、落ち着きのある色でありながら存在感を放つ色。商品パッケージが目立つので、手に取ってもらいやすそうに感じます。白やシルバーと組み合わせているので、より清潔感が際立っていますね。近未来的な「ゆらぎ」の表現も、除菌や洗浄といったクリーンなイメージを演出する要素として効いています。

透明なボトルを活かしたスッキリ文字もポイント

透明なジェルの入ったボトルの質感と、くっきりしたフォントは、読みやすく全体的にクールな印象。縦書きと横書きの表記が混ざっていても違和感がないのは、全体のクリアな質感のためでしょう。アルコールの%を丸いフレームにあしらったり、細いラインを入れて配合成分を目立たせたりと、必要な情報がしっかりと認識できる表記方法がとられていますね。使う色をブルーと白(シルバー)に限定していることで、スタイリッシュな雰囲気と清浄アイテムという商品特性を最大限にアピールできています。

VOICE ※第三者による感想です

陳列棚に埋もれず、いい意味で目立ちそうなデザイン

クリーンなイメージのディープブルーは商品の目印にも

透明感のあるボトルと深みのあるブルーのコントラストは、賑やかな店頭に置いても埋もれずに済むかと思います。シンプルなアルファベット商品名が引き立つ、クールなデザインはいい意味で目立つでしょう。メンズ向けケア商品にてよく見られる配色ですが、近未来感あるCGのようなグラフィックがあるため、異なるイメージに。抽象的な曲線やグラデーションが科学的な印象を与え、除菌洗浄用品らしさを伝えています。

ラベルの信頼感と情報の視認性

ラベルには配合成分が目立つように記載されていますが、まさに背景のグラフィックや色合いともマッチしていると思いました。成分を分かりやすく表示することで信頼感を与えるのはもちろん、深いブルーが誠実さを後押ししているようです。白の文字が引き立つのはもちろん、コントラストによってクリーンな印象にも。アルコール度数だけは白い丸にして囲んだため、パッと目に入りやすくなっています。あえて商品名よりも視線を集中させることで、アルコール製品であることが一目で分かるでしょう。名前より目的で商品を探す方も多いはず。他社製品が多く並ぶ陳列棚でも、素早く顧客を呼び寄せる効果が期待できそうです。

※掲載のラベル(パッケージ)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。

商品ラベルのデザイン作成