フィルム包装でありながら、箱形で使いやすいごみ袋のパッケージデザインです。
店頭で販売する日用品において大切なことは、視認性が良くそれが一体どういう商品かが分かることです。 大きくサイズや枚数を表記し、買い間違えが発生するリスクが低くなるよう、お客様目線で制作した商品パッケージです。
ゴミ袋のパッケージというと、表面積が大きいフラットなタイプのビニール包装を多く見かけます。重ねておくには優れたデザインですが、取り出しやすさや単体で置いておくには少し不便を感じることもあるのではないでしょうか。
そのような気になる点を改善したのが、フィルム包装でありながら箱型として使用できるこちらのパッケージデザインです。ティッシュペーパーのように上部の切り込みから一枚ずつ取り出して使えるため、使い勝手がよく、設置しやすいため保管がしやすいのがメリットです。
そうしたメリットをわかりやすく伝えるためクマのキャラクター(クライアントの既存キャラクター)を採用し、使い方を吹き出しやイラストで可愛らしく表現しました。パッケージを見た時に何の商品か一目でわかるように「ごみ袋」の文字をはっきり目立つよう視認性の高い配色でデザインし、買い間違いを防ぐため、サイズごとにアクセントで使う色を分けています。
制作パッケージデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
清潔感と親しみのある、家庭用品らしいパッケージのデザインですね。
ゴミ袋というと、枚数や大きさなどだけを記載した透明のシンプルな袋の中にしまわれているということが多くなっています。しかし、このパッケージデザインの場合には、ただ枚数と大きさが書かれているだけではなく、セールスポイントも書かれていますし、何よりかわいらしい熊の絵が書かれているので、子供にも親しまれそうです。このようにかわいらしく明るいパッケージデザインになっていれば、多くの人が買いやすいと思うでしょう。
VOICE ※第三者による感想です
かわいらしいクマが目をひくパッケージデザインです。
子どもから女性の方の興味をひくようなデザインだと思います。ただこのデザインはかわいらしさだけではなく、商品説明を端的にわかりやすく書かれているパッケージデザインなので、一目でどのように使えばいいのかということが分かります。特に30リットルのごみ袋という表記が青の縁取りに白い文字を強く浮き立たせていて、背後には柔らかなクリーム色が陰になり、商品名が強く印象づけます。ミシン目に沿って開けてくださいという差し出されたクマの手のイラストはわかりやすさと親しみやすさを感じます。45リットルのゴミ袋を見てみると、色違いのものではありますが、薄緑だとクリーム色以上に落ち着きと目に優しく感じられます。45リットルの袋の大きさを示した部分は、白い背景に書いているのではなく、薄緑だと袋の表記がわかりやすくなります。
意外にゴミ袋って、パッと手にとって買ってしまって、袋の大きさが買いたいと思ったサイズと違って残念に感じてしまうのですが、さりげなく分かりやすく目立たせているのが、好感にもてます。見間違いがなくなると思います。また30、45リットルともに、内容説明にあたる、枚数や半透明であることを、青の縁取りや背景で書かれているので大事な情報がすぐに伝わるので、買う側から見ると、非常に助かります。
※掲載デザインサンプルのモックアップはイメージです。実際の製品・パッケージと仕上がりが異なる場合がございます。