
設立20周年を記念して制作した特許業務法人のロゴデザインです。
コーポレートカラーであるブルーの円の中に大きく書かれた「20」の文字。設立20周年という記念すべき節目に向け、エンブレム調のロゴマークを制作しました。
数字のデザイン「2」の横線とロゴの一体感
見た人に「20周年」を迎えることが真っ先に伝わるよう数字を極力大きくデザインし、「2」の横線を伸ばして線上に企業ロゴをのせることで文脈を明らかにしています。
企業の歴史の象徴
ブルーの円は20周年と企業ロゴを表す部分で完結し、白場に企業名と設立年をブルーで書き足し円全体を完成させました。まとまりのある形状を生かし、ステッカーやアイコンなどに加工しやすいデザインに仕上げています。


記念ロゴにおける「数字の主役化」という戦略
周年記念ロゴを制作する際、最も重要な判断のひとつが「何を一番目立たせるか」です。企業名を主役にして周年の情報を添える方法もありますが、このロゴでは「20」という数字を圧倒的に大きく配置しています。
この判断の背景には、記念ロゴの使用目的が通常のロゴとは異なるという事情があります。通常のロゴは企業を識別するためのもので、長期間使い続けることが前提です。一方、記念ロゴは限られた期間のキャンペーンやイベントで使われ、「今年が特別な年である」ことを伝えるのが主な役割です。「20」を巨大にすることで、名刺やパンフレット、ノベルティに刷された瞬間に「20周年なんだ」と一目で伝わります。
「2」の横線を伸ばして既存の企業ロゴを載せるという構成は、記念ロゴと既存ブランドを一体化させる巧みなソリューションです。別々に配置すれば二つの要素がバラバラに見えますが、線で物理的に接続することで「20年の歴史の上に企業がある」という文脈が自然に読み取れます。
円形フォルムが可能にするグッズ展開
記念ロゴの全体をブルーの円に収めたデザインは、ステッカーやピンバッジ、アイコンなどへの加工を前提とした設計です。円形は任意の媒体に配置しやすい最もユニバーサルな形状のひとつであり、四角い媒体の上でも丸い媒体の上でも違和感なく収まります。
知財サービスという業種が20年を迎えることは、業界内で大きな信頼の証です。記念ロゴがステッカーやノベルティとしてクライアントの手元に届くことで、その実績が物理的な「もの」として可視化されます。デジタルのロゴデータが紙やモノに変換されたとき、円形のフォルムは最も自然に「バッジ」のように機能するのです。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
円で囲わないことで、スッキリと洗練された印象のロゴマークに。
太陽の昇る姿を彷彿とさせるデザイン
円の下部分をカットしているため、海から昇る日の出のような印象を受けました。下部に海のような広がりが見えるため、スッキリとした印象に。
収まりの良さと文字配置の工夫
そのため少し多めの文字を配置しながらも、読みにくさはないように感じました。切り取られた円の下部分の形を意識したかのようにセンターあわせで配置しているため、収まりがいいようにも。円で囲ってしまわないため、文字が窮屈に感じません。また、企業名は円の幅から少しだけはみ出す大きさに文字を配置したため、大きく目立たせなくても印象に残るでしょう。色を変えた境目にあるため、上部の「20」より小さくても、スッと読み取れます。
記念の「20」と企業名の融合
大切な企業名と設立年が読みやすくも、洗練された形にて収められていると思いました。上部分は色を変えて、記念となる「20」の文字を大きく配置しています。数字を極限まで大きくすることで、節目の年のインパクトが強まったでしょう。文字の形を変えて「2」を伸ばし、企業のロゴと一体化させることで、独自の設立20周年らしいロゴマークになっているかと思います。
濃いブルーと白のコントラスト
濃いブルーと白のみで作られたエンブレムからは誠実なイメージを受け、知財サービス会社らしい清廉さがあるロゴだと思いました。
節目を祝う、洗練されたロゴ
記念すべき20周年という大きな節目を迎える一方で、未来への展望も感じさせるデザインは、まさに企業の新たな一歩を象徴しています。
・安定感のあるブルー
初めに目を引くのは、企業のコーポレートカラーである深いブルー色です。この色は信頼感と安定感を象徴し、長い年月を経ても揺るがない企業の信念を表現しています。ブルーの円と白の文字のコントラストは、デザイン的に強い印象を残します。
・シンプルな形状
円は完全性の象徴ですが、その下部がカットされていることで、これまでの成功を讃えつつ、まだ完結していない旅を暗示しているように感じます。この半円は、日の出や新たな一日の始まりを思わせ、絶えず成長し、進化し続ける企業の姿を表しているのではないでしょうか。
・数字と文字の融合
「20」の数字と企業ロゴが線上に並べられているデザインは、この会社が20年の歴史を経て成長し続けてきたことを示しています。さらに、「2」の横線を伸ばして企業ロゴをのせることで、二つの要素が一つのストーリーを構成するように見えます。このロゴは、知財サービス会社の歴史とこれからのビジョンを結びつけているようです。

※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。
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