
月桂樹を大きくあしらった通販サイトのアニバーサリーロゴデザインです。
「ANNIVERSARY」と書かれた赤いリボンに、ゴールドで描いた月桂樹のイラストと20thの文字。設立20周年を迎えた通販サイトを記念するロゴマークです。こうしたアニバーサリーロゴは、単なる「お祝い」の印である以上に、重要な役割を持っています。特に、顔が見えない取引が基本となる通販サイト(ECサイト)において、「20年間運営を続けてきた」という事実は、お客様にとって「信頼できるお店かどうか」を判断する上で非常に強力な安心材料となります。
月桂樹の背景と歴史
こうした節目を祝う記念のデザインや、表彰状やメダルなどの勝利を称えるアイテムによく登場する月桂樹。ギリシャ神話に登場するアポロンの聖樹として知られ、芸術や芸能、知識を称えるモチーフとして古くから使われてきました、今では、ジャンル問わずあらゆる賞賛の場面で栄光のモチーフとして扱われています。このロゴデザインでは、その「栄光」や「勝利」という意味合いを、20年という節目を迎えた企業の「実績」そのものに重ね合わせています。厳しい競争環境の中で20年間お客様に選ばれ続けてきたこと、それ自体が一つの「功績」であるというメッセージを、月桂樹という伝統的なモチーフが代弁しているのです。
存在感の強化と遊び心
しかしながら、どんな場面でもよく使われている月桂樹は、普通にデザインに取り入れてもそれほど印象が強いわけではありません。そこで、このアニバーサリーロゴでは、通常、飾り罫のように使う月桂樹を太く短く、大きく扱うことで存在感を強調し、プラモデルを扱うホビージャンルに相応しい遊び心を全面に押し出しました。
この「太く短く、大きく扱う」というデフォルメ(様式化)のさじ加減が、デザインのポイントです。月桂樹やリボンといった伝統的で格式高いモチーフをそのまま使うと、ホビー(趣味)の持つ「楽しさ」や「ワクワク感」とは少し距離が生まれてしまう可能性があります。あえてモチーフのプロポーションを調整し、アイコンのように簡略化することで、格式を保ちつつも、ホビーファンに親しみやすい、力強くも愛嬌のある表情を生み出しています。


制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ロゴの色と質感から多くのターゲットが親しみを感じそう。
記念のデザイン
アニバーサリーのロゴらしく、月桂樹で囲まれた「20th」の文字。あえて「th」を上に配置することで、20周年の数字がダイレクトに伝わってきます。上にのせた「th」は王冠のようにも見え、記念の年にふさわしいロゴデザインに見えるのではないかと思いました。ツヤツヤとしたゴールドではなく、落ち着いたカラーにすることで、ホビージャンルらしさもあります。
多様なターゲット層への配慮
配色や質感を間違うと、他ジャンルを想像させてしまうこともあるかもしれません。身近なワクワク感を提供し、子供から大人まで楽しめるプラモデルを扱うサイトだからこそ、華美になり過ぎないように。多くのターゲット層を想定したカラーにし、誰もが通販サイトの20周年を身近に思えるように。
レトロとポップなアクセント
どの年代のファンも、ロゴを見て記念の年をお祝いしたくなるでしょう。下にはリボンを配置し、「ANNIVERSARY」の文字を入れて目立つアクセントに。赤いカラーがロゴマークを引き立てつつ、華やかさをそえています。月桂樹の丸みのある大きな葉が、どこかレトロな雰囲気を作り出しつつ、ホビーらしいポップなカジュアルさを表現しています。広い世間に向けて派手に宣伝するのではなく、ファンとともにアニバーサリーを楽しみたいという、通販サイトの気持ちが伝わってくるようです。
周年記念ロゴが果たす「信頼」と「祝祭感」の役割

※画像はイメージです
企業の「周年記念ロゴ(アニバーサリーロゴ)」は、単なる節目のお祝い以上に、ビジネスにおいて重要な役割を担っています。特に、この事例のようなECサイト(通販サイト)において、「20周年」という実績は、お客様にとって非常に大きな「信頼の証」となります。
インターネット上での購買行動では、お客様は「このお店は信頼できるか?」「安心して取引できるか?」を無意識のうちに判断しています。そこに歴史を感じさせる20周年記念ロゴが掲げられていることで、「これだけ長く続いているお店なら安心だ」「多くのファンに支持されてきた証拠だ」というポジティブなメッセージを、言葉で説明する以上に直感的に伝えることができます。
同時に、周年ロゴは「お祭り感」を演出するフックにもなります。記念セールや限定商品の開発、顧客への感謝を伝えるキャンペーンなど、様々な施策の「シンボル」として機能します。このロゴがあることで、サイトを訪れたお客様は「何か特別なことをやっているな」と期待感を抱き、ブランドと顧客との絆(エンゲージメント)を深める絶好の機会を生み出します。
色彩と書体が語るメッセージ
このロゴデザインにおいて、モチーフ(月桂樹)の扱いや形状だけでなく、色彩計画や書体(フォント)の選び方にも、ホビージャンルとしての特性が反映されています。
「ゴールド」と「レッド」の王道な組み合わせ
メインカラーとして使われている「ゴールド(金色)」は、古くから「栄光」「権威」「高級感」を象徴する色です。20年という歴史の重みと、業界で築き上げてきた確かな実績を表現するのに最適です。
一方、リボンに使われている「レッド(赤色)」は、情熱、活力、そして何よりも「祝祭感」を強く演出する色です。お客様への感謝の気持ちや、これからも続くビジネスへの情熱を表現しています。
この「ゴールド×レッド」は、記念日や祝典において最も信頼され、効果的に「特別感」を伝えられる色の組み合わせの一つと言えます。
伝統と遊び心を両立する「書体」
ロゴの中心となる「20」の数字に注目してみましょう。月桂樹やリボンといった伝統的(クラシカル)なモチーフを使いながらも、「20」の数字には、太さがあり、やや角が丸みを帯びたモダンなゴシック体(サンセリフ体)が選ばれています。
これは、プラモデルという「ホビー」や「ものづくり」のジャンルが持つ、楽しさや力強さ、そして少し無骨な(それでいて洗練された)雰囲気を反映しているのかもしれません。もしここの数字が、細く優雅な明朝体(セリフ体)だったら、全体が堅苦しく、少し近寄りがたい印象になっていた可能性もあります。
上記で既に触れられている「月桂樹を太く、大きく扱う」という遊び心と同様に、クラシックな要素とモダンな書体を組み合わせることで、「伝統や実績」と「ホビーとしての楽しさ」という、相反しがちな2つの要素を両立させています。
アニバーサリーロゴの展開力
このようなアニバーサリーロゴは、一度制作すれば、その記念イヤーを通じて様々な媒体で活用されることを前提にデザインされています。
Webサイト上での活用
- サイトのヘッダーやロゴの横に配置し、常に訪問者の目に入るようにする。
- 特集ページやキャンペーンバナーのアイキャッチとして使用する。
印刷物・配送物での活用
- 商品を配送する際の段ボール箱や梱包テープに印刷する。
- 商品に同梱するお礼状や、次回の割引クーポンの券面にあしらう。
商品・ノベルティでの活用
- 「20周年記念 限定復刻キット」のような、特別な商品のパッケージデザインに組み込む。
- 購入者特典のステッカーや記念品(ノベルティ)として配布する。
このように、ロゴという一つのシンボルを通じて、お客様とのあらゆる接点で「20周年の特別感」を演出し、ブランド体験全体を向上させることが可能になります。ECサイトという特性を考えると、特に手元に届く「配送箱」や「同梱物」への展開は、デジタル上での体験を補完する重要なコミュニケーション施策となります。
遊び心と親しみやすさを表現
このプラモデル通販サイトの20周年記念ロゴマークは、遊び心と親しみやすさを兼ね備えたデザインで、多くの年代のファンに記念の年をお祝いさせる印象を与えます。
・月桂樹を大胆に扱ったデザイン
通常は飾り罫のように使われる月桂樹を太く短く、大きく扱うことで存在感を強調し、ホビージャンルに相応しい遊び心を全面に押し出しました。
・ターゲット層に親しみやすい配色
落ち着いたゴールドと赤いリボンを使用し、子供から大人まで楽しめるプラモデルを扱うサイトらしいカラーを選択。誰もが通販サイトの20周年を身近に思えるような配色になっています。
・記念の年を感じさせるデザイン
20周年の数字がダイレクトに伝わるデザインで、「th」を上に配置し、王冠のように見えることで記念の年にふさわしいロゴデザインに仕上がっています。
・ポップなカジュアルさとレトロな雰囲気
月桂樹の丸みのある大きな葉が、ホビーらしいポップなカジュアルさとともに、どこかレトロな雰囲気を作り出しています。
このプラモデル通販サイトの20周年記念ロゴマークは、遊び心と親しみやすさを表現し、ターゲット層を想定したデザインで、ファンとともにアニバーサリーを楽しみたいという通販サイトの気持ちが伝わってくる印象的なロゴです。

※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。
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