鋳物の製造工程をイメージした鋳物メーカーのロゴデザインです。
中心から回るように外側へと展開する、魂のような4つの物体をモチーフに、古くから鋳物部品の製造を営む会社のロゴマークデザイン。鉄を細かくし熱で溶かして新たな形をつくる鋳物製造。ぐるぐると回るようなシンボルマークは、鋳物製造の初期段階である鉄を溶かす工程をイメージできます。
技術のグローバル発信
また、製造過程だけでなく、古くから伝わる日本の鋳物技術を世界へ発信するグローバルなビジョンや社会への貢献など、「内から外へ発信する」というシンボリックな意味も重ねて表現しています。
やさしいカーブのフォント選択
企業名はシンプルで読みやすいスタンダードなスタイルでありながら、ぬくもりを感じるやさしいカーブを持ったフォントをセレクトしました。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
鋳物のしなやかさを形にしたロゴデザイン
金属の溶ける様子を親しみやすいブルーで表現
熱く熱せられて溶け、さまざまに成形される金属のしなやかさがよく表現されています。ブルーとネイビーの組み合わせが、金属の質感や日本の伝統美をさりげなく感じさせてくれるよう。社名のフォントも、はんなりとした風情でユニークです。金属というと、まず重かったり角ばっていたりと重厚かつシャープな連想をしてしまいますが、その第一印象を軽やかに飛び越えてくるロゴは、見た人の印象に残るはず。鋳物の作業工程に思いを巡らせることができるデザインです。寒色系の2色を使っているのにぬくもりを感じるのは、丸みを帯びた優しい曲線のなせる技といえそうですね。
内側から外に向かって広がる未来感も
花弁のように外へ広がる形状は、企業の発展的な姿勢や積極性などポジティブなイメージ。鋳物という日本の技術がもっと広く知られ、やがて世界にも羽ばたいていくのだという展望が込められているように感じられます。曲線で作られたロゴは、誰にも真似できない揺らめきや唯一無二の(企業としての)個性をもアピールしているようです。
革新と伝統が融合した鋳物企業のロゴデザイン
・色彩の魅力とフォント選択
ブルーとネイビーの組み合わせは、金属の質感や日本の伝統美を表現しています。また、企業名のフォントは、優美な曲線が特徴で、親しみやすさと独自性を兼ね備えています。
・ロゴの独創性と魅力
ロゴデザインは、金属の柔軟性と鋳物製造の過程を表現しているかのようで、見る人の心に残る印象を与えます。優しく丸みを帯びたデザインは、寒色系の色合いにもかかわらず温かみを感じさせます。
・未来への展望を描くデザイン
花弁のような形状は、企業の前向きな姿勢や成長を象徴しているようにも感じられ、日本の鋳物技術が世界へ広がっていくビジョンを感じさせます。この独自性あふれるロゴデザインは、企業の魅力と個性を十分にアピールしています。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。