BRAND DESIGN — LOGO
ロゴ制作事例 – 介護福祉企業の植物モチーフロゴデザイン




数字をアレンジしたやさしさ溢れる介護福祉企業のロゴデザインです。
企業名の中にある「7」という数字。ロゴタイプでは英字で綴られていますが、シンボルマークはこの「7」を大胆にアレンジし絵柄を形づくっています。
「7」の象徴としての自然要素
植物のツルや葉のように伸びるしなやかなグリーン。企業名である「KD」をのせた真ん中の色の濃い部分は、数字の「7」を象っています。「7」の両端から広がる葉のような部分にはハートが二つあらわれ、企業が福祉に関わる上で大切にしている温かな心遣いが感じられます。
赤いつぼみのアクセント
また、その葉から伸びるツルの先端には赤いつぼみが付いており、利用者や社会への貢献を表すと同時に、一企業として花を咲かせ、実を結ぶこともイメージすることができます。


介護福祉のロゴに植物を選ぶ意味合い
介護や福祉の分野では、ハートマークや手をつなぐ人物のシルエットなど、「支え合い」を直接的に表現したロゴが多く見られます。こうしたモチーフはメッセージが伝わりやすい一方で、業界全体で似通ったビジュアルになりがちです。
このロゴでは植物のツルや葉をモチーフに選んでいます。植物は「成長」「季節ごとの変化」「根を張って生き続ける力」を自然に想起させるシンボルであり、利用者の方が自分のペースで暮らしを続けていく姿と重なります。介護サービスにおいて大切なのは「代わりにやってあげる」ことよりも「その人らしい生活を支える」ことであり、自らの力で伸びていく植物のイメージは、そうした福祉の理念を押しつけがましくなく伝えてくれます。
グリーンという色の選択も、介護福祉の文脈では重要な意味を持ちます。介護施設のパンフレットや看板は、利用者のご家族が目にする機会が多い媒体です。医療系のロゴに多い白やブルーでは「病院のような場所」という先入観を生みかねませんが、グリーンは「生活の場」「穏やかな日常」を連想させる色です。施設に対する心理的な抵抗感を和らげる効果が期待できます。
数字「7」を隠し絵にする設計判断
企業名に含まれる数字をシンボルマークに溶け込ませるという手法は、見る人に小さな発見の喜びを与えます。ロゴを一見しただけでは植物の絵柄に見え、よく見ると「7」の数字が浮かび上がる──この二重構造は、企業の名前を記憶に残す効果を持っています。
介護福祉の事業者を選ぶのは、利用者本人だけでなくご家族であることも多く、パンフレットやウェブサイトを比較検討する場面が少なくありません。そのとき、ロゴに仕込まれた数字の発見が「あ、あの7の会社」という形で記憶のフックになり得ます。植物のやさしい印象で安心感を伝えつつ、隠し絵の要素で記憶への定着を狙う──見た目以上に戦略的な設計がこのロゴには込められています。
制作ロゴデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想です鮮やかな若葉と隠れたハートがヘルシーなロゴ
新緑カラーは見ると心が温かくなる色
見るとなんとなしに心が明るくなるのは、しなやかなツルと若葉の健やかな色のためでしょうか。ぐんと伸びをしたようなちょっとした開放感さえ感じさせてくれるようです。グリーンのグラデーションにより、影になった色の濃い部分が、新しく伸びた葉をきれいに引き立ててくれています。赤いつぼみはその小ささが奥ゆかしく、ほどよいアクセントに。これからどんな花が咲き、実を結ぶのか、企業の未来をも予感させます。
余白に隠されたハートと植物風のフォントに遊び心を感じて
葉の作る余白に隠されたハート型は、色を使っていないのが却って健康的で押しつけない思いやりを感じさせてくれます。植物のツルっぽさがある社名のフォントも、グリーンで統一されているので全体が健やかなイメージに。企業名の一部である「7」が植物のロゴ中央部分にさりげなく隠されているのも、寄り添う福祉のあり方を体現しているようで好感がもてますね。
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