
金属加工を行う企業のロゴリニューアル事例です。
もともと依頼者側に存在した原画をもとに、新たなコーポレートロゴとして制作しました。インダスリアル感のあるステンシル書体を用いて、可愛さのあるキャラクターとバランスを取っています。あまりモダンな印象にはせず、原案を生かした企業ロゴに仕上げました。


ロゴリニューアルにおける「原案の継承」と「品質の引き上げ」
ステンシル書体がインダストリアルな業態を視覚的に語る
金属加工会社のロゴリニューアルでは、既存の認知資産を活かしつつ現代的な品質に引き上げるバランスが重要です。このロゴでは依頼者側に存在した原画をもとに、インダストリアル感のあるステンシル書体を採用して金属加工という業態の質実さを表現しています。
ステンシル書体は工業用マーキングを連想させるフォントであり、金属を扱う企業のアイデンティティと自然に結びつきます。あえてモダンな印象に振りすぎないことで、長年の実績を持つ企業としての安定感を損なわない判断がなされています。
キャラクターとのバランスが「堅すぎない企業イメージ」を形成する
インダストリアルな書体だけでは堅く無骨な印象になりがちですが、可愛さのあるキャラクターを組み合わせることで、親しみやすさとプロフェッショナルさのバランスを取っています。金属加工会社は法人取引が中心であることが多いですが、ロゴに可愛らしい要素が含まれていることで、取引先や地域社会に対してフレンドリーな企業イメージを発信できます。
原案からの大幅な逸脱を避けつつ、コーポレートロゴとしての体裁を整えたこのリニューアルは、社員や取引先にとって馴染みのあるイメージを壊さずにブランドの品位を向上させる好例です。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
金属加工会社らしいコーポレートロゴへと仕上がっています。
こちらのデザインは、クライアントさんが持っておられた原画をもとにロゴへと起こしたとのことですが、注目すべきは“BEN”のフォントです。金属はカットしたり、曲げたりしながら思い思いの形となるよう加工していくわけですが、まさにそれらの工程の一つ一つが反映された字体となっています。“B”の曲線部分、“E”の細かさ、“N”の角部分の表現の仕方がまるで金属加工そのままをイメージできるようになっており、どのようなニーズにも対応できるであろう技術力の高さも思わず連想してしまいます。
可愛らしいキャラクターも登場するデザインではありますが、全体としてインダストリアル感のある雰囲気となっているため、ポップ過ぎることもなく、親近感の沸くイメージとなっています。どのような業種であっても、自分のニーズに応えてくれる先を探すために問い合わせのしやすさを感じるかどうかは大きなポイントです。この印象を左右するのがロゴデザインの親しみやすさといえるでしょう。一般大衆が親しみやすいデザインであれば、それだけビジネス上の間口が広がってくるものであり、デザインひとつで他社との差別化を図ることもできます。
VOICE ※第三者による感想です
可愛らしくも行き過ぎない、巧みなロゴデザインだと思います。
依頼者側から原画の提示があったということですが、見事にロゴに仕上げてくれて満足度も高かったのではないでしょうか。妙妙たるのが、キャラクターと「BEN」のフォントとのバランスでしょう。工業的な硬質なイメージがあるステンシル書体が組み合わさることで、全体が引き締まり、キャラクターの持ち味である可愛らしさもより活かされていると感じます。これが、キャラクターに引きずられた丸みのあるフォントなどを使ってしまっていたら、少々幼稚すぎて企業のロゴとしては頼りないデザインになってしまっていたことでしょう。書体が工夫されていることで、全体的なバランスが良くなっています。
企業に対して確かな仕事をしてくれそうな信頼感を覚えると同時に、親しみやすさを感じます。多くの潜在顧客を呼び込める力のあるデザインなのではないかと思いました。下部の会社名は、「BEN」部分とは対象的に少し丸みのあるフォントが使われています。キャラクターとシンクロするので、全体的な調和が増すように配慮されていると感じました。細かな点までよく考え抜かれた企業ロゴデザインだと考えます。元デザインがあっても、細かな配慮がないと良さが活かせないと思うので、このようなロゴデザインに仕上げてくれる点は好感が持てます。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。
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