

キャラクターとグラフで情報を分かりやすく提示しました。
キャラクターが健康維持のトレーニングを図解してくれる、「お役立ちチラシ」というイメージで作成しました。マスコットキャラクターが持つ「親しみやすさ」は、特に健康や医療といった専門的で堅くなりがちなテーマにおいて、読者の心理的なハードルを大きく下げてくれます。キャラクターが紙面に登場することで視線がまず集まり、その後の内容(本文やグラフ)へと自然に誘導する役割も担っています。
年齢別握力平均値を示したグラフ
年齢別の握力平均値を示したグラフを大きくレイアウトして、「健康維持」や「フレイル予防」を強く意識づけています。グラフを「大きくレイアウト」することは、単に目立たせるだけでなく、このチラシが伝えたい最も重要なメッセージが「客観的な現在地の把握」であることを示しています。読者は自身の年齢とグラフ上の平均値を自然と照らし合わせ、「自分は平均と比べてどうだろうか?」という「自分ごと」として考える最初のステップを踏むことになります。
清潔感のある白い背景とテーマカラーのグリーン
全体は白い背景で清潔感のある印象にして、健康や医療のイメージカラーとしてよく用いられているグリーンをテーマカラーとしてチョイスしました。健康に関する情報発信において、「清潔感」は「信頼感」と直結します。白い背景(余白)を基調とすることで、グラフや文字情報が整理され、ごちゃごちゃとした印象を与えずに内容をスッと頭に入れやすくする効果があります。
読みやすい大きめの文字
文字は読みやすいよう、やや大きめサイズで記載しています。今は、高齢者もスマホを使いこなす人も一般的ですので、検索窓に検索ワードを入れたり、QRコードを入れたり、オンラインへのアクセス誘導も忘れません。自分の握力を記入する欄を作って、測定を促すような雰囲気を意識しています。文字サイズへの配慮は、高齢者を含む全世代に情報を届けるためのユニバーサルデザインの観点から不可欠です。読みやすさを担保することは、途中で読むのをやめてしまう「脱落」を防ぐための基本的な配慮です。
アクティブな印象のポイントカラーとストライプ模様
オレンジをポイントカラーとして用いること、そして縁をストライプ模様にすることで、アクティブな印象になり前向きに自分の健康について考えられるようなデザインにしてみました。ベースカラーのグリーンが「安心」や「健康」を表現するのに対し、ポイントカラーのオレンジは「活力」「元気」「楽しさ」といった、より能動的でポジティブな印象を与えます。
この補色に近い組み合わせは、互いの色を引き立て合い、グラフの凡例(平均値)や冒頭の問いかけ(「最近、フタが…」)など、特に読者に注目してほしい要素を際立たせる効果があります。縁(のストライプ模様は、紙面に「動き」を与えます。静的な健康情報も、こうしたリズミカルなパターンと組み合わせることで、「運動」や「活動」といったアクティブなイメージを無意識のうちに連想させます。


カラフルで親しみやすいデザインが目を引くチラシ
この握力測定に関するチラシは、カラフルで親しみやすいデザインが特徴です。緑色を基調とした背景と、大阪府のマスコットキャラクターが登場することで、堅苦しさを感じさせない親しみやすさがあります。視覚的に明るく、目を引くデザインは、幅広い年齢層に対して効果的にメッセージを伝えることができます。
明確で理解しやすい情報提供
チラシには、握力の重要性や平均値に関する情報がグラフを用いて明確に示されています。男性と女性の年齢別握力の平均値が一目でわかるように工夫されており、視覚的に情報を捉えやすくなっています。また、自身の握力を記入するスペースも設けられており、実際に測定した結果をすぐに確認できる点が実用的です。
健康維持のための具体的なアドバイス
握力低下が健康に及ぼす影響や、フレイル予防の重要性についても詳しく説明されています。健康維持のための全身のトレーニング方法や、簡単にできるエクササイズの紹介が写真付きで掲載されているため、具体的な行動に移しやすくなっています。QRコードを利用した詳細情報へのアクセスも容易で、チラシの情報だけでなく、さらに詳しい情報を得る手段が提供されています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
健康に意識を向けられるチラシデザインが魅力ですね。
親しみやすいキャラクターとグラフで健康チェック
このチラシは、親しみやすいキャラクターと大きくレイアウトされたグラフによって、自分の健康を顧みることができるチラシデザインです。キャラクターが健康維持のトレーニングを行なっている図解写真があり、フレイル予防を知ることができます。また、年齢別の握力平均値を示した大きなグラフが中心に配置されているので、自分の体力や健康について考えるきっかけになると考える人も多いでしょう。医療や健康を象徴するグリーンがテーマカラーとして使われていて、白い背景によくマッチしています。高齢者を対象にしているため、文字サイズも大きめで読みやすいデザインに感じられます。
オンラインアクセスにも対応
検索窓や二次元コードを追加することで、オンラインへのアクセスが容易になっているのも良いポイントだと思います。グリーンを基調としたデザインですが、相性の良いオレンジ色をポイントカラーとして使用し、縁をストライプ模様にすることで、アクティブで前向きな印象を与えるデザインになっています。全体的に、楽しく前向きに健康維持について取り組む雰囲気が伝わるデザインで、情報提供が視覚的に分かりやすく整理されている印象を受けました。
単なる「お知らせ」で終わらせない、健康啓発デザインの「流れ」

※画像はイメージです
健康に関するテーマは、専門的で堅苦しくなりがちです。読者が「自分には関係ない」と読み飛ばしてしまったり、「不安だけ煽られた」と感じてしまったりしては、啓発の目的を達成できません。
このチラシは、読者の心理的なハードルを下げ、自然な流れで「自分ごと」として捉え、具体的な行動に移してもらうための「流れ」がよく設計されています。
「ドキッ」と「なるほど」を両立するグラフの力
このチラシで最も大きな面積を占めているのが、「年齢別 握力の平均値グラフ」です。なぜ、これが中心なのでしょうか?もし、これが「握力を維持しましょう!」という大きな文字だけだったら、多くの人は「まあ、そうだよね」と思うだけで、具体的な行動には移りにくいかもしれません。
しかし、公的な調査結果(令和3年度体力・運動能力調査結果)に基づく明確な「グラフ」で示されると、話は変わります。読者は自分の年齢とグラフ上の平均値(男性・女性別)を自然と比較します。「自分は平均より上か、下か?」と、客観的なデータに基づいて自分の現在地を認識できます。
さらに、「握力は全身の筋力の『ものさし』」「死亡率が高いことも知られています」という情報が添えられることで、単なる腕力の問題ではなく、全身の健康状態を示す重要な指標(ものさし)なのだと理解できます。これは、情報をただ提示するのではなく、データ(事実)を視覚化することで読者に「気づき」を与え、関心を引き出すデザインのアプローチです。
「自分ごと化」を促す、2つの小さな仕掛け
次に注目したいのが、読者を「受け身」から「能動的」に変えるための仕掛けです。
①「最近、フタがあけにくくなったなぁ」という問いかけ
冒頭のこのキャッチコピーは、非常に秀逸です。これは、日常生活で多くの人が経験する可能性のある具体的な「悩み」や「体験(あるある)」です。「握力が低下していませんか?」と問われるよりも、具体的なシーンを提示されることで、読者は「あ、それ私かも」と、チラシの内容を「自分ごと」として捉えやすくなります。
②「あなたの握力」記入欄
グラフのすぐ横に、右左の握力を「kg」で記入する欄が設けられています。これは、デザインにおける「インタラクティブ(双方向の)」な要素です。ただ読むだけでなく、「ここに書き込む」という行為を促すことで、「せっかくだから測ってみようかな」 「今度、健康診断で測ったら書き込んでみよう」 といった、次の具体的な行動(=測定)への動機付け(ナッジ)として機能します。
チラシが一方的な情報提供で終わらず、読者の「体験」の一部になるよう設計されているのです。
不安を解消し、「これならできる」へ導く構成
健康情報では、危機感を煽るだけでは不十分です。不安を感じた読者を放置せず、具体的な解決策と安心感をセットで提供することが信頼につながります。このチラシはその点も考慮されています。
「フレイル」という言葉の解説
「握力が低下していたあなた。早めのフレイル予防を!」と呼びかけた直後、すかさず「『フレイル』って何なん?」という疑問に答えるコーナーが配置されています。専門用語を提示するだけでなく、それが「年齢とともに心や体のはたらきが衰え始める状態」であると平易な言葉で解説。さらに「運動・食事・健口・つながり」がポイントであると示し、読者の不安や疑問をその場で解消しています。
実行可能なエクササイズの図解
最後に、大阪府のマスコットキャラクター「もずやん」が、「イス立ちあがりエクササイズ」を3コマで実演しています。これがもし、専門家による難しいトレーニングの解説だったら、多くの人が「自分には無理だ」と諦めてしまうかもしれません。しかし、親しみやすいキャラクターが、「イスさえあればできる」という実行ハードルの低い方法を図解することで、「これならできそう」「ちょっとやってみよう」というポジティブな行動変容を後押ししています。
公的機関の「監修」という信頼の土台
作成が「大阪府」、監修が「大阪公立大学都市健康・スポーツ研究センター」と明記されている点も重要です。これにより、提供される情報(グラフのデータ、フレイルの解説、予防法)のすべてが、行政と学術機関によって裏付けられた信頼できる情報であることが保証されます。
このチラシは、カラフルで親しみやすい見た目でありながら、「(1)具体的な悩みで共感を呼ぶ → (2)グラフで“自分ごと”の気づきを与える → (3)記入欄で行動(測定)を促す → (4)不安を解説で解消する → (5)簡単な予防策(実行)を提示する」という、読者の心理と行動を丁寧に見据えた「流れ」が作り込まれています。
情報を正確に伝えるだけでなく、読者が前向きな一歩を踏み出すきっかけを作る。こうした「行動変容」を促す視点は、特に公共性の高いテーマのデザインにおいて非常に重要です。
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