

未来への羅針盤となる、新卒採用ツールのデザインを作成しました。
企業の未来を担う人材を獲得するための、新卒採用活動で使用する両面チラシです。オモテ面でまず学生の心を掴み、企業のビジョンと魅力を伝えます。そしてウラ面では、具体的な募集情報と応募へのスムーズな導線を設計しました。学生の共感を呼び、次なるアクションへと繋げることを目指したデザインになっています。全体の基調となるブルーとグリーンは、企業の持つ「信頼感」と「未来への成長」を象徴しています。130年を超える歴史ある企業でありながら、ペーパーレス化や新規事業といった「革新」にも挑戦する姿勢を、クリーンで開放的なデザイン全体で表現しています。
未来への期待感を高める表紙
広大な自然を背景にした写真は、見る人に開放感と未来への大きな可能性を感じさせます。これは企業の持つ歴史の重みと、これから学生と共に新たな歴史を創り上げていきたいという意志の表れではないでしょうか。メインのキャッチコピーは、企業のストレートな想いを伝え、ターゲットである学生の挑戦心を刺激することを意図しています。視線を遮るもののない水平線を見据える人物の写真は、「未来への挑戦」と「新たな視点」を象徴しています。キャッチコピーには力強くも誠実さが伝わるゴシック体を選定。下部にはコーポレートカラーの曲線的なあしらいを加え、デザインに動きと柔らかさをプラスしています。
知りたい情報を分かりやすく伝える裏面
裏面では、「どんな人を求めているか」をイラストなどを交えて具体的に示し、学生が自分事として捉えやすいように工夫しました。募集要項や会社概要といった必須情報は整理し、見やすいレイアウトを心がけています。QRコードを適切な位置に配置することで、興味を持った学生がすぐに説明会予約へ進める、スムーズな動線を確保しました。「こんな人を募集しています」の部分では、堅苦しくなりがちな採用要件を、親しみやすいフラットデザインのイラストで表現し、学生との心理的な距離を縮めています。募集要項と会社概要は罫線を用いず、余白(ホワイトスペース)を効果的に活かして情報を明確にグルーピングすることで、すっきりと整理された知的な印象を与えます。


学生の心を掴み、行動を促すデザイン戦略
今回のデザインで最も重視したのは、ターゲットである学生の視点に立ち、彼らの心に響くコミュニケーションを設計することです。企業の長い歴史と築き上げてきた信頼感に加えて、未来に向けて変化し、新しい挑戦をしていくという意欲も感じられるよう、写真の選定や言葉の表現には特に配慮しました。単に情報を並べるのではなく、学生が「この会社で自分の未来を描いてみたい」と思えるような、共感と期待感の醸成を目指しています。紙媒体でありながら、説明会予約へのQRコードなど、Webへの連携も意識した構成がポイントです。
色とフォントで伝える企業イメージ
メインカラーには、信頼感や誠実さを象徴する青と、成長や未来への希望を感じさせる緑系の色を使用しました。これにより、若々しいエネルギーと企業の持つ安定感という、二つの側面を表現しています。フォントについては、本文には可読性の高いゴシック体を選び、情報を正確に伝えることを重視しました。一方、見出しには少しデザイン性のある書体を用いることで、堅苦しさをなくし、親しみやすい雰囲気を加えています。全体として、明るく前向きな印象を与えることを意識しました。
情報の優先順位と視線の流れを意識したレイアウト
オモテ面では、まずインパクトのある写真とキャッチコピーで視線を引きつけ、企業の最も伝えたいメッセージを印象付けます。ウラ面では、「求める人物像」「説明会への誘導」「詳細な募集情報」といったように、学生が知りたいであろう情報の優先順位を考慮してレイアウトを組んでいます。各要素のサイズや配置にメリハリをつけることで、情報の重要度を視覚的に伝え、自然な視線の流れを生み出しています。これにより、読者がストレスなく情報を読み進め、理解を深められるよう工夫しました。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
未来が詰まってる感じがしますね。
最初に惹きつけられる、あの写真!
まず目に飛び込んできたのは、やっぱりオモテ面の大きな写真です。どこまでも広がる空と海、そして岩の上に立つ人の姿が、すごく開放的で印象に残りました。「これから何か新しいことが始まるぞ!」というような、希望に満ちたワクワク感がありますよね。「次の100年を一緒につくろう」というメインのメッセージも、なんだかスケールが大きくてかっこいい。歴史のあるしっかりした会社なんだろうけど、同時に未来に向かってどんどん進んでいこう!という強い意志も感じられて、「一体どんな会社なんだろう?」と自然と興味が湧いてきました。
学生に寄り添った、分かりやすさが嬉しい
ウラ面を見ると、「こんな人を募集しています」というのが、アイコンみたいなイラストと一緒に、すごく分かりやすく説明されています。「新規事業に挑戦したい人」「最新技術に興味がある人」「SNSが得意な人」…みたいに具体的に書かれていると、「あ、これ自分に当てはまるかも?」って考えやすいですよね。あと、やっぱり気になるお給料のことや、お休みのこと、勤務地の情報なんかが、きっちり整理されて載っているのも安心感があります。QRコードでサッと説明会の申し込みができるのも、手間がかからなくて便利だなと思いました。全体的に、学生のことをよく考えて作られているんだろうな、という親切な印象を受けます。
採用活動の「入口」をデザインするということ

※画像はイメージです
こちらの制作事例は、学生の皆さんに「次の100年」という未来を提示し、一緒に歩む仲間を募るという、とても大切な役割を担っています。特に「新卒採用」というテーマで大切にしたいポイントについて、少し深掘りしてみましょう。
「歴史の重み」と「未来へのワクワク」を両立させる
創業130年を超える歴史。これは学生にとって「安定性」という大きな魅力になります。一方で、歴史が長いほど「堅そう」「古そう」というイメージを持たれてしまう可能性もゼロではありません。
特に新しいことに挑戦したい学生にとって、「未来へのワクワク感」や「成長できる環境」も同じくらい重要です。今回のオモテ面で使われている、海と空が広がる開放的な写真は、まさにこの「未来への可能性」を視覚的に伝えています。キャッチコピーが、企業の「歴史」を土台にした上での「未来への挑戦」を呼びかけているわけですね。
企業の「堅実さ(歴史)」と「革新性(未来)」、この二つの魅力をどうバランスよく伝えるかは、採用ツールのデザインにおける大きなテーマの一つです。
「知る」から「動く」へ。背中を押す情報の順番
ウラ面は、具体的な情報が満載です。ここで重要になるのが、「どの情報から見せるか?」という順番です。もし仮に、いきなり「募集要項(給与、勤務時間…)」が目に入ってきたら、どうでしょうか?少し無機質な印象を受けてしまうかもしれません。
このデザインでは、まず「こんな人を募集しています!」という、親しみやすいイラスト付きの「求める人物像」から入っています。ここで学生に「あ、自分のことかも?」と興味を持ってもらう仕掛けです。その上で、「会社説明会への参加(行動)」を促し、最後に「募集要項」や「会社概要」といった詳細な情報で安心感を提供する。
興味を持つ(人物像) → 行動を促す(説明会) → 納得する(詳細情報)
このように、学生の気持ちに寄り添って情報の順序を設計することで、ただ情報を並べるだけよりも、ずっとスムーズに「次の行動(=説明会への申し込み)」に繋げることができます。
学生が「自分ごと」として捉えられる言葉選び
ウラ面にある「求める人物像」は、単なる条件提示ではありません。
- 「新規事業・サービスの立ち上げに挑戦してみたい方!」
- 「最新のテクノロジーやwebサービスに興味がある方!」
- 「SNSを使い倒している自信のある方!」
こうした具体的な言葉は、学生が自分の経験や興味と照らし合わせ、「まさに自分だ!」と強く共感する「フック」になります。
採用活動は、企業が一方的に選ぶ場ではなく、企業と学生がお互いを見極める「お見合い」のようなもの。デザインや言葉を通じて「私たちはこんな会社で、こんな仲間を探しています」というメッセージを具体的に届けることで、ミスマッチを防ぎ、本当に「一緒に働きたい」と思える人と出会うきっかけを作ることができるのです。
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