

100名以上の出演者が魅せるダンスショーケースのチラシデザインです。
イベントのジャンルが絞られている場合は、ある程度その方向性に向けてビジュアルを発信することがセオリーとなります。今回はHIPHOPが中心ということもあり、チラシ表面はスタイリッシュな中にもHIPHOPカルチャーを匂わせるようなデザインに仕上げました。
モノクロの渋さと ダンスの力強さを捉えたビジュアル
このチラシは、ダンスという動的なエッセンスを、モノクロの配色とダイナミックな姿勢で捉えています。中央に配置されたダンサーのシルエットは、HIPHOPというジャンルの生き生きとしたエネルギーと自由な精神を体現しているかのようです。”Dance makes me happy.”というシンプルながらも強力なメッセージが、イベントの心地よい雰囲気を醸し出しています。
ジャンルの多様性を伝える
HIPHOP、LA STYLE、FREE STYLEなど、さまざまなダンススタイルがチラシで紹介されており、イベントの多様性を強調しています。潜在的な参加者が自分の関心やスキルに合ったカテゴリーを見つけられるようになっています。このセクションは、多様なダンスの結びつきを象徴すると同時に、イベントが多くの異なるコミュニティを歓迎していることを示しています。
デザイナーの振り返り
■ モノトーンで統一したチラシは一貫性を感じさせ、イベントのブランド力の高さを想像することが出来ます。
■ 同じHIPHOPのイメージでも威圧的な方向性にはならないように気を付けて制作しました。
■ チラシ表面のビジュアルを大きく打ち出したデザインとは異なり、裏面は正しく情報を伝えることを徹底した内容になっています。


モノトーン統一がイベントの「ブランド格」を格段に引き上げる — 安いイベントに見せない配色戦略
ダンスイベントのチラシはカラフルなデザインが主流ですが、このチラシはモノトーンで統一されています。色を使わないことで生まれるのは「一貫性」と「格」です。モノトーンのチラシは「この主催者はデザインの方向性に確固たるビジョンがある」という印象を与え、イベント自体のブランド力が高いことを暗示します。
安価なイベントほどチラシに色を詰め込みがちであるのに対し、色を削ぎ落とす判断は「自信」の表明です。100名以上の出演者がいるイベントの規模感と、モノトーンの洗練さが相まって「本格的なショーケース」という印象が形成されています。
「Dance makes me happy.」— 短い英語コピーが持つ多国籍アクセス性
HIPHOPはアメリカ発祥のカルチャーであり、日本国内のイベントにも海外のダンサーや外国人の参加者が集まることがあります。「Dance makes me happy.」という短い英語のメッセージは、日本語が読めない参加者にもイベントの精神が伝わるユニバーサルなテキストです。
さらにこの一文は「ダンスが人を幸せにする」という、ダンスイベントの根底にある哲学を凝縮しています。威圧的なステートメントではなく、個人の「幸せ」にフォーカスしたこのコピーは、競技の厳しさよりも表現する喜びを前面に出しています。
表面はビジュアル重視、裏面は情報重視 — ダンスチラシに共通する「二面性」の定石
デザイナーの振り返りに「裏面は正しく情報を伝えることを徹底した内容」とある通り、ダンスイベントのチラシには表裏で明確に異なるミッションが与えられています。表面は「手に取らせる」ためのインパクト重視、裏面は「参加を決定させる」ための情報重視です。
この二面性のパターンはダンスイベントチラシのほぼ定石ですが、その理由はダンスという表現が本質的に「まず見て感動してから詳細を知る」という順序で消費されるからです。チラシもその体験の順序を忠実に再現しています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
クールで動的な印象を受けるイベントチラシデザイン
チラシのような平面におけるグラフィックデザインはともすると、素材を貼ったコラージュのような構成になりがちです。確かに純粋なインフォメーションではそれでも良いのですが、視覚的効果を与える工夫には、画像の加工の他に、フォントの透過度やグラデーションなどのカラーの調整が加わります。ところがこのチラシの表面は、画像の上に透明なフィルムを貼った上に情報を掲載したような印象を受けます。文字には透過度もなく、全体にかかっているのですが、まるでガラス面に文字を記載したような印象を受けるのは、フォントが明朝のような繊細なものをチョイスし、全体をグレーと黒だけで構成しているからだと思います。
第一印象は文字の分量のバランスが良いと思いました。ちょうど背景のダンサーが卍のような形で画面を分割し、イベントタイトルも光の輝きの演出で一部消えていますが、左右下の空間の空きがあるのと、公演時間のインフォメーション上の空間が人物を中心に黒とグレーで3分割されているため、クールかつ動的な印象を受けます。光の強さと散らばった雪のような模様が紙面全体にかかっており、イベントタイトルと文字のある空間が一つの透明なもので仕切られ、こちらはそれを眺めている感じですね。
裏面は、表とは落差を持たせ、割引無料券付きのシンプルな解説に終始しています。敢えて出演者の解説を省いたことが、地図の紹介では詳細に記載することにつながっており、トップから段階的に読ませるような工夫がされています。一つ気が付いたのは、裏面の一番上右隅にあるキャッチコピーが非常に効いてることです。これは表面でも中央にあるのですが、ここではちゃんと存在感があり、表では詩的印象で繊細な感じを受けるのに、裏面ではテーマとして扱われてるのが象徴的で視覚的も印象にも残ります。デザイン的にも無料券の箇所は、この大きさが正解のような気がしますね。これ以上小さくてもレイアウトは崩れるという感じです。ダンスの好きな人向けのインフォメーションということを除外しても、感性を感じさせるチラシデザインになっています。
VOICE ※第三者による感想です
暗い背景に光が映えるイベントチラシ
最近はダンスを行う人が増えてきたことで、ダンス関連のイベントも頻繁に行われるようになっています。そんなダンスイベントの宣伝を行っているのがこのチラシデザインですが、ダンスイベントを宣伝する場合、派手な感じの背景にすることが多いでしょう。しかし、この場合には背景を暗めにしておき、人の姿が載せられているものの、顔がわからない状態になっています。その反面、文字がとても読みやすくなっていますし、僅かに当たっている光がとても映えて見えます。
裏面では定番通りにダンスイベントに参加するダンサーの紹介や、簡単なイベントの説明、場所や日時などが書かれているのですが、注目してしまうのは右下にあるダンス体験無料券でしょう。特に無料という言葉に弱い人も多いので、このダンス体験無料券の欄を見て、チラシデザイン全体に目を通してみようと考える人もたくさんいると思います。URLがダンス体験無料券の側に記載されているというのも、検索意欲を引き出すための方法のように感じました。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
↓↓↓ チラシ制作をご検討の方へ ↓↓↓
チラシ事例を見てから検討したい
これまでのチラシ制作事例やサンプルについては【チラシ作例・サンプル】ページ からご覧いただけます。まずは無料お見積もりから
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。料金の目安は【チラシの概算見積もり (自動)】でもご確認いただけます。反響が出るチラシの作り方や依頼前に押さえておきたいポイントは、【反響が出るチラシデザインの作り方・依頼前のポイント】でくわしく解説しています。まずは自分で作ってみたい方へ
無料で使えるチラシテンプレートのダウンロードはこちら。デザインコラム・ブログについて
チラシデザインの考え方や作り方のコツは、チラシデザインのコラム一覧でまとめて紹介しています。