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気仙沼音楽イベントのチラシ

東京と気仙沼を繋ぐ音楽イベントのチラシデザインを制作しました。


気仙沼音楽イベントのチラシ
音楽祭のチラシ_A6_omote

宮城県気仙沼市のカフェで開催される音楽イベントのチラシデザインです。

気仙沼港の近くに出来たカフェということもあり、海×音楽をテーマにしたチラシに仕上げています。余談ですが、開催場所であるk-portは、東日本大震災の被災地である気仙沼に、俳優・渡辺謙さんが作ったカフェです。

活気あるビジュアルデザイン

このチラシは、港町のリラックスした雰囲気と音楽イベントのイメージを映し出しています。サウンドスピーカーと灯台のイメージが、海辺のカフェでのライブを想起させ、親しみやすさと探究心を喚起します。地元の音楽好きを惹きつけるのに十分な魅力を持っています。

チラシデザインに込められた音楽性

このデザインは、ダイナミックなフォントと活気に満ちた色使いで、イベントのエネルギーを伝えています。イベントタイトルのフォントは、その流れるようなスタイルでリズム感を表現し、イベントの期待感を高めています。ラインナップされたアーティスト名は、読みやすく整理されており、どんな音楽が聴けるのかが理解できます。

イベントのチラシデザインの発注はこちら

デザイナーの振り返り 

■ 砂浜の白・空とタイトルの青・スピーカーの黒の、3色をバランス良く使用したチラシデザインです。
■ 9月のイベントということもあり、海を彷彿とさせるデザインにしつつも、夏らしくならないように気をつけました。具体的には瑞々しいエフェクトや、眩しい太陽・入道雲などの要素は避けています。
■ チラシ裏面は藁半紙のような質感の手作り感が漂うデザインになっています。この企画に集まった人のあたたかさが伝わるように制作しています。

音楽祭のチラシ_A6_ura

東京と気仙沼を繋ぐ音楽イベントのチラシデザイン

 

制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

灯台とのコラージュが魅力的なイベントチラシ

このチラシの表面に関しては、非常に目の覚める非常に優れた構成にしてあると、最初に見た時感じました。使われている背景デザインの質が高い点もあるのですが、タイトルロゴデザインがやはり秀逸なのは間違いないでしょう。また中央のタイトルロゴ下にあるインフォメーションフォントの大きさ、字間を広げてタイトルロゴのセンターに合わせて広げてあり、書体は違うのに「VOL.1」の文字も、タイトルロゴと一体感を感じさせ、ピッタリ紙面に張り付きバランスを保ちながら、全体的にライブ感を感じさせるデザインになっています。よく見ると背景画像はリアル画像を加工したスピーカーと、野外の画像、灯台の写真を組み合わせた凝ったものになっており、配置も左右対称として密度を上部に持ってきています。反対に本文となるタイトルロゴとインフォメーションは下に密度が来るようにしてあり、その中心がタイトルとなっているので、レイアウトは3分割ながらも、安定感を感じさせます。

チラシ裏面は、完全なアーティストの紹介になっていますが、チラシの表がリーフレットの表紙の役割をすべて果たしているので、このような非常に簡素なデザインでも構わない感じです。表によって強い興味や関心があれば、そのあとにこうした詳細なインフォメーションは必ずいくつか目を通す人は多いでしょう。このチラシの全体の色数の種類は、実際には非常に少ないのですが、表のデザインのキラキラとしたイメージが非常に効いているので、情報としてだけではなくデザインとして厚みを感じます。

加えて見る側は裏面と表面の情報を何度もめくって見るシチュエーションが多そうですし、印象深いタイトルロゴ以上にイベントの場所と日付の配置がレイアウト的に、美しく安定してみる場所に配してあるため、記憶にも残りやすいチラシデザインとレイアウトです。個人的には、イベントタイトル右下の「vol.1」の書体の選びとメインタイトルの下限にやや食い込ませる高さに配置しているのが、洒落ていると感じます。数字の「1」は大きく右側に飛び出していますが、フォントは白フチ等のないフラットでベタなカラーなので、これもこの位置に配するのが適切ですね。

VOICE ※第三者による感想です

港町らしい立派な灯台が象徴的な音楽イベントのチラシですね。

気仙沼といえばカツオやサンマで有名な港町ですが、東日本大震災の被害を受けてしまい、現在でもまだ完全に復興したとは言えません。最近ではあまり東日本大震災の報道が行われないので、すでに復興したと思っている人も多いでしょうが、まだ復興半ばなのです。そんな気仙沼と東京を繋ぐ音楽イベントの開催を告げるチラシデザインが作られましたが、大きなスピーカーときれいな砂浜、背後に立派な灯台が建っているのが真っ先に目に入ります。港町らしい立派な灯台が印象的です。

裏面にはイベントに参加するアーティストの紹介が行われていますが、詳しい内容が調べられるように、QRコードが載せられています。QRコードは携帯やスマートフォンで簡単にアクセス可能になるため、とても便利だと言えるでしょう。イベントの開催場所は、表面に書かれているように気仙沼となっています。

■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。

イベントフライヤー・チラシ作成