アーティストの宣伝を目的とした、世界観のあるチラシデザインです。
一体どんな音楽を奏でてくれるのだろう?とつい気になってしまうチラシに仕上げました。バンドロゴに負けない、カラフルでエネルギッシュなデザインです。気になったそのタイミングでより深部へアプローチできるよう、QRコードを掲載しています。
カラフルでエキセントリックなデザイン
このチラシは、鮮やかな色合いと生き生きとしたグラフィックで、目にも鮮やかなビジュアル系の世界観を表現しています。バンドメンバーのキャッチーなビジュアルが中心に配置され、その周りを飾る明るい色彩のスピーカーと星形のグラフィックが、音楽の爆発力と楽しさを伝えています。
スタイルとデザインのシナジー
ファッショナブルなバンドメンバーのスタイリングは、音楽性だけでなく、彼らのファッションにも焦点を当てることで、チラシの魅力を倍増させています。ビジュアル系バンド特有の衣装やヘアスタイルは、見る者に強烈な印象を与え、バンドのイメージを明確に打ち出しています。
デザイナーの振り返り
■ ポスター・ファングッズとして取って置きたくなるようなチラシデザインになるよう心がけました。
■ バンドのオフィシャルロゴ・メンバーの生むオーラ、それらと調和をはかることができるよう気をつけて制作しました。
■ 視聴音源の配信というファンを増やす絶好の機会を逃さない様、目立つチラシに仕上げています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
シンプルにWEBへの誘導に特化したアーティストのフライヤーですね。
世代におけるアプローチをどのように考え、デザインするかで広告の役割は変わります。今一番活用されているのは、スマートフォンに代表されるモバイルメディアです。スマートフォンは今や、ツールとしてではなく、メディアとしての活用として、SNSに代表されるコミュニケーション・ツールとして10代~20代には使用されています。
このチラシデザインでは、中央のQRコードがデザインとして大きな意味を持っています。これは、多くの人はサービス機能と思っているに違いありませんが、その役割はもはや情報共有の入り口であり、時には口コミの一旦を担う重要なアイテムなのです。このミュージシャンのスタイルは、以前からあるビジュアル系ですが、それを不特定多数にアピールするために従来の宣伝では、サンプルや曲の断片を電波に乗せることしかできませんでした。しかし、多様化した音楽の趣向性は人の視聴スタイルにも影響を与え、今では好きな曲を自分だけで探して楽しむのが若い世代では当たり前になっています。つまり、趣向の局所性です。画像、キャッチコピーやイメージよりも、先行するのが「検索」であり、体験をネットワークを通じて行うのが主流の今では、余計な言葉よりもイメージから出発して、経験にたどり着く方を若い人は好みます。だからこそ、言葉としては成立しなくとも、イメージで作られた顔文字、あるいは特定世代に受け入れられるロゴデザインがトレンドになるのは、この体験の局所性と大いに関係があるのです。
つまりこのデザインで非常に重要ななのは、QRコードの先に、エンターテナーとの間接的な接触が、音楽を通して期待できる点です。多くのカラーが使われ、一見すると主張の多い素材であっても、このデザインは非常にシンプルで役割は一つしかありません。しかし最も多くの広告で欠けている2次体験がこのデザインを通して、娯楽の入り口になっているのです。足りないようでいて、実は多面的に多くの応用の効くデザインなのかもしれませんね。
VOICE ※第三者による感想です
派手な背景に負けないアーティストが映えるチラシ
バンドの宣伝を行う場合には、イベントの開催に合わせて紹介することもあれば、このチラシデザインのように、イベントとは関係なく宣伝を行う場合もあります。バンドは比較的派手な感じのデザインにすることが多いので、多少派手であっても全く問題はありません。しかし、この場合には多少派手ではあるものの、トーンが揃っているので派手過ぎるというわけではありません。可愛くてキュートな感じにもなっているので、若い年代の女性ファンが増えそうな感じがします。文字も殆ど書かれていないので、詳細を知る場合にはQRコードを読み取って調べるようになるため、目立つところに大きくQRコードが記載されています。
QRコードの回りを目玉のようなスピーカーが囲んでいるので、より目立つように作成されていると言えるでしょう。アーティストの格好が派手になっているので、背景が多少抑えられていても、十分なインパクトがあります。チラシとして配布する他に、ポスターとして貼っておくのも注目してもらいやすいように感じます。
VOICE ※第三者による感想です
バンドのことをもっと知りたくなるようなフライヤーデザイン
かわいらしくも力強いヴィジュアル系バンドのフライヤーデザインです。ピンクのカラーを基調とすることでポップでよりかわいらしいデザインに仕上がっていて、アーティスト写真の印象により近づき、メッセージ性の強いものになっています。フライヤー手前のイエローのスピーカーはインテリアにしたくなるようなデザインで、フライヤー全体のいいポイントとなり、アーティスト写真を映えさせているのが分かります。
バンド名のロゴデザインも印象深いものになっているので、そのデザインの良さを奪わないように目立たせて、でもより印象深いものにし、アーティスト写真の良い「額縁」のようなものとなる、バンドの良さを引き立たせている背景になっています。思わずQRコードにアクセスしたくなるような、そしてこのバンドのことをもっと深く知りたくなるようなフライヤーデザインになっています。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。