寒色と暖色を使い分け緩急をつけたインパクトのある音源リリース告知フライヤーデザイン。
上部は、ウッドベースを弾くアーティスト写真と音源ジャケット写真にブルーを重ねた画像を合わせ、白文字のテキストでリリース情報を重ねました。通常フライヤーは下部に重心を持ってきた方が安定する構図が多くみられますが、逆に上部に重心を持ってくることでインパクトを強める効果を発揮しています。
配色のバランス – 寒色と暖色のハーモニー
全体を見た時に上部が重くなりすぎてバランスを崩さないように、下段はビビットな暖色系カラーをミックスした素材を縁取りになるように背景に置きました。重みのある上部と繋げることで、異なる印象でありながら上部に見劣りしないインパクトを与え、上下のバランスを上手くとっています。
詳細情報とデザインの一体感 – ジャケット写真を中心に配置
ジャケット写真を上下の境目に配置することで紙面の一体感を図り、作品解説やイベント情報を白場にすっきりまとめました。アーティストの持つ世界観をデザインで表現しつつ、情報は読みやすさを重視した二刀流のフライヤーデザインです。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
アルバムジャケットをひきたてる配色に注目
鮮やかなジャケットをポイントに
ビビットな色合いのアルバムジャケットがチラシから浮いてしまわないよう、トップには鮮やかなブルー、ボトムにはニュアンスのある暖色系をセットしてまとめています。また、カラーがうるさくなりすぎないよう、文字と背景色は白と黒でオーソドックスに。遠くから見ると、白色部分がいいアクセントになっていることにお気づきでしょうか。このバランスが、個性を活かしつつ情報をきっちり伝えるためのポイントです。
アルバムリリース情報とイベント告知を一枚にまとめる工夫とは
アルバムのリリース情報をトップと左側に配置し、イベント情報は余白を多めにとってアピール。上半分のリリース情報には、アーティスト、発売日、アルバムタイトルにそれぞれ異なるフォントを使うことで、カラフルな配色に負けないインパクトを出しています。個性豊かなアーティストの写真もしっかり掲載することで、情報が的確に伝わるチラシに仕上がっているのではないでしょうか。レッド~ピンク~オレンジという暖色の背景色が、ピアニスト、ドラマーの写真とバランスよく溶け合っています。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。