アーティストとその新曲を紹介するあたたかいチラシデザインを制作しました。
切ない絆を感じさせるアーティストの告知チラシデザインです。
ふわりとおぼろげな雰囲気のデザインは、思い出をイメージさせます。アーティストとその楽曲の紹介・宣伝が主目的であるため、各種媒体の紹介は勿論のこと、その場でダイレクトにアクセスできるようそれぞれのQRコードを作成しレイアウトしています。
親しみやすさを誘う配色
このチラシは、柔らかいピンクと空の青の背景を用いることで、親しみやすさと温かみを感じさせるデザインです。色の選択は、アーティストの新曲がもたらすポジティブなエネルギーと明るいメッセージを反映しています。心地よい雰囲気を醸し出し、見る人に穏やかな気持ちを与えることで、アーティストとその音楽に対する好印象を植え付けます。
手をつなぐイメージとバルーンのメタファー
中央に配された二人の手をつなぐイメージと、それを取り囲むカラフルなバルーンは、共に新曲のテーマである絆やつながりを象徴していると解釈できます。これらの要素は、アーティストの音楽がリスナーの心に優しく触れ、幸せな気持ちを呼び起こすことを表しています。また、飛び立とうとするバルーンは新曲がもたらす新たな旅立ちや希望を連想させます。
デザイナーの振り返り
■ ふと思い出す優しい記憶のような、やわらかいチラシ作りを心がけました。
■ 終わりなのか始まりなのか、どういったストーリーなのかは人に委ねられるように、デザインではハッキリした方向性は示さないようにしました。
■ 手書き風の文字を随所に使うことで、チラシから一層ぬくもりが伝わりやすくなっています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
とても優しくて、温かくて、すこしだけ切なさもある、人と人との絆を感じるチラシデザインだと思いました。
繋がれた手と手が印象的ですよね。それが空に溶けるような、思い出が浮かんでいるような感じになっています。浮かんでいる色とりどりの風船も、後ろに雲があることによって、空高くまでに昇った風船というイメージになりますよね。風船は、ゆっくりゆっくり、雲の上にまで昇っていきます。手書き風の温かみのあるフォントで書かれたメッセージにも、愛がとても詰まっているように思いました。
空の上の思い出のような手、昇って行く風船。温かいのと同時に、お別れのイメージも優しく伝わってきます。別れを受け入れて、出会いと絆に感謝している、そんなイメージがこのチラシデザインには表れているように思いました。空が優しいピンク色なのも、とても印象的ですね。日が暮れているわけでも、これから日が昇るわけでもない、初めからその優しい色だった、という感じのするピンクの空です。私たちのいつも見ている空とは少し違う、特別な、向こう側の空という感じがしました。チラシの中に、文字として載っている情報はとても少ないですが、その分、イメージとして、伝えたい、共感したい気持ちが伝わってきます。
VOICE ※第三者による感想です
ピンク色の空が印象的なフライヤーデザイン
アーティストや新曲を発表する場合、顔が写っている写真を載せて宣伝することが多いのですが、このチラシでは全く顔を出していません。その反面、新曲の曲名は大きく書かれています。普通であれば曲名だけを出すということは少ないのですが、この場合にはコンサートを行うわけではないので、顔よりも曲名を知ってもらうことが大切だからです。しかも新曲のCDを出すわけではなく、ユーチューブやツイッター、アメブロなどインターネットでの紹介となっているのも顔を出さない理由でしょう。
ただ曲名を大きく書いているだけではあまり効果はありませんが、切ない感じを出しているだけではなく、とても温かい雰囲気を醸し出しているので、多くの人に興味を持ってもらうことも可能です。無駄な文字を全て省き、雰囲気を大切にしているチラシデザインだから、このような宣伝方法が活きてくるのでしょう。空をイメージしていますが、水色ではなくピンクにしてしまうことも斬新さを感じます。
■QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。