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チラシ制作事例 – 優しく奥ゆかしさ漂う歌手のCD発売を告知するチラシデザイン

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商品・製品のPRチラシ制作事例
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CDリリース告知チラシデザイン_A4
02WORK VISUAL

印象的な建物の写真を大きくあしらってほんわかした雰囲気にまとめました。

大河ドラマ「利家とまつ」は戦国時代の夫婦愛をテーマに描いた、愛の物語です。まつは、夫の出世を陰日向に支えるかしこい賢夫人として有名で、その奥ゆかしい雰囲気をチラシにも込めました。和風の花をフレームとしてあしらって、穏やかな印象の淡い色を基調として、華やかさを添えつつもどこか控えめでやわらかさを感じられるように心がけています。

伝統美と男性歌手の堂々たるイメージを想像させる

ぼんやりした印象にならないよう、写真を大きく配置して、男性歌手の堂々とした佇まいやどっしり構えた安心感が醸し出されるようにしています。

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金沢「神門」の歴史的背景を活用

この建物は、金沢の名所でもあり、前田利家とまつの聖地としても有名な「神門」です。最上階にギヤマンが埋め込まれている作りは、全国的にも例を見ない希少な和漢洋の建築様式によるもの。

ドラマファンにも訴求力を高めるデザイン

「利家とまつ」ファンならば、すぐにピンとくるゆかりの場所です。CDタイトルとその収録曲は、下部に白い余白を取ってレイアウトし、目立つように工夫しました。

リリース告知チラシデザイン1

リリース告知チラシデザイン2

日本の伝統美を感じさせる歌手CDのチラシ

全体のコンセプトとトーン

・梅の花びらと曲線的なデザイン要素が優美な印象を与える。
・レトロな配色と、品のある書体が歌手の奥ゆかしさを表現。

ビジュアル構成と配置

・写真が背景に溶け込み、情緒的な雰囲気を醸し出している。
・タイトルが目立つ位置にあり、インパクトを与えている。

タイポグラフィと色彩

・和風の書体が、音楽の日本的なテイストを感じさせる。
・ピンク、緑、ベージュのソフトな配色が上品で柔らかな印象。

制作フライヤー・チラシデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です聖地の写真が加賀百万石の情緒をもたらすチラシデザイン

大きくレイアウトされた写真はインパクト大

利家とまつといえば、夫婦愛を描いて大ヒットした往年の大河ドラマ。聖地巡礼をするファンも多いのではないでしょうか。そんな大河好き、歴史好きなら一目見ただけでここだと分かる「神門」の写真が大胆にあしらわれているのがかっこいいですね。神門は前田利家とまつを祀る尾山神社にそびえていますが、和漢洋の建築様式が組み合わさった珍しい建造物で、その美しさも唯一無二と言って良いのではないでしょうか。ギヤマンの色がチラシに花を添えてくれるようです。

まつの賢夫人ぶりを彷彿とさせる優しいデザイン

チラシ自体は男性歌手のCD発売を知らせるものとのことですが、淡い色や梅の花があしらわれていて、女性的なイメージもあります。「利家とまつ」と言えば、今で言うダブル主人公、出世する利家とそれを献身的に支える賢い妻、まつの活躍を描いたドラマなので、女性的な要素を出すのは当然と言えば当然かもしれません。やさしい色使いによって、「利家とまつ」をテーマとした曲やCDの世界観も伝わってきます。しっとりとした漆のような文字色も美しいですね。

建築と歌の物語を重ねたCDリリース告知チラシ

このチラシは、歌そのものだけでなく、その背景にある「土地」と「物語」まで含めて伝えようとしているのが印象的です。大河ドラマ『利家とまつ』から20年というフレーズと、金沢の象徴的な建築物の写真を組み合わせることで、単なる新譜案内ではなく、ドラマの記憶や旅の思い出まで呼び起こすような構成になっています。

聖地の写真を画面の中心に据える意味

紙面中央には、神門の写真が大きくレイアウトされています。地面から塔の先端までをすっきりと収めた縦長の構図で、塔がそのまま紙面の「背骨」になっているような見え方です。

観光ポスターのように周囲の町並みを広く見せるのではなく、建物そのものをぐっと寄りで切り取ることで、「ここが物語の舞台である」というメッセージがストレートに伝わります。歴史やドラマに詳しくない人でも、「何か由緒のありそうな場所だ」と感じられるだけの重厚さが視覚的に出ています。

一方で、写真の周囲には淡いグラデーションがかかり、空や背景の一部がやわらかく溶けるように処理されています。これによって、写真だけが浮いてしまわず、周囲のピンクベージュの背景と自然につながっていきます。建築の存在感はしっかり保ちながらも、全体としてはほんのりとしたやさしいトーンに収まっている点が特徴です。

タイトルとコピーが「塔」と呼応するレイアウト

中央の塔に並ぶように、右側には縦組みのタイトルが大きく配置されています。太めの明朝体で組まれた赤い文字は、まるで塔の影が伸びたように、建物の輪郭と平行するラインをつくっています。そのすぐ脇には、緑色の縦組みコピーが添えられ、言葉が、音楽と土地のつながりを補足しています。

強い赤と落ち着いた緑という色の組み合わせは、神門のレンガや屋根の色味とも響き合っています。写真の中に実在する色を、文字の色に拾っているため、情報量が多くても不思議とちぐはぐになりません。

上部には横長の帯が引かれ、大河ドラマとの関係性が一行で示されています。ここで「何のゆかりなのか」を先に明かすことで、その下に続く写真やタイトルの意味が自然と腑に落ちる構造になっています。

観光ポスターと違う方向性をつくる「奥ゆかしい」色彩

背景には、白に近いピンクベージュが広く使われています。いかにも和風を押し出した濃い赤や金色一色ではなく、ふんわりとした地色をベースに、ところどころに濃い赤や深い緑を置いていく配色です。

梅の花のモチーフも太い線ではなく、細いラインと控えめな面積であしらわれています。下部の左側には花と枝がくるりとカーブを描き、上部の背景にもさりげなく花びらが散るようなイラストが入っていますが、主役を奪うほど強くは出てきません。「華やかさは出しつつ、少し引いたところにいる」という距離感が、ドラマのイメージにある“奥ゆかしさ”と重なる見せ方になっています。

全体の色調はレトロ寄りですが、写真の明るさやグラデーションの扱いは現代的で、古めかしさだけに寄らないバランスです。演歌・歌謡曲の文脈を感じさせつつも、「昔ながら」の一言では片づけられない、今の印刷物としての見やすさを押さえています。

上半分で「世界観」、下半分で「購入情報」を伝える

紙面下部には、背景色が白に近いエリアが設けられ、曲名や価格、収録曲数、連絡先などがまとめて配置されています。ここは、上半分の情緒的な世界観とは役割がはっきり分かれていて、「購入を決めるための情報」が整理されているゾーンです。

左側には曲名リスト、中央には収録内容や価格、右側には問い合わせ先といった形で、情報の種類ごとにブロックが分かれています。

上部の柔らかな色調に比べて、この部分は文字情報が多くなりますが、行頭を揃えたり、ラベルとなる言葉を小さな帯で囲んだりと、読み進めるときに迷わないような工夫が見られます。CDショップの店頭や即売会場など、必ずしも落ち着いた環境で読まれるとは限らない場面でも、必要な情報が一通り拾える構成です。

写真ではなく「建物の佇まい」に歌手像を重ねる

一般的なCD告知チラシでは、歌手本人の写真を中央に大きく配置することが多いですが、この事例ではあえて建築写真を主役にしています。その代わり、タイトルやクレジットにより、歌手名や楽曲タイトルがはっきり目に入るようになっています。

どっしりとした塔の形や、長い時間を経てきたレンガの風合いには、「夫婦の歩み」や「積み重ねられた時間」といったイメージを重ねることができます。歌手本人を前面に押し出すのではなく、象徴的な建物を通して歌の世界観を感じてもらうアプローチは、ドラマゆかりの地に思い入れのある人や、旅先でこのCDに出会う人にとっても、印象に残りやすい見せ方です。

ターゲットを広げるための言葉の置き方

このチラシには、「大河ドラマのファン」「歴史や城下町が好きな人」「金沢という土地に縁のある人」など、複数の入り口が用意されています。

  • ドラマタイトルと「20年」という節目を打ち出すコピーは、番組をリアルタイムで見ていた層に向けたフック。
  • 土地の風景や散策の時間を想像させ、旅の記憶とつながりやすくなっています。
  • 神門の写真そのものは、歴史好きや建築好きの人の目にも留まりやすいモチーフです。

CDそのものへの興味だけでなく、「あのドラマを思い出した」「あの街を歩いたときのことを思い出した」といった感情からも手に取ってもらえるように、コピーとビジュアルが連携して役割を分け合っていると言えます。

チラシ事例を見てから検討したい

これまでのチラシ制作事例やサンプルについてはチラシ作例・サンプル】ページ からご覧いただけます。

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